ロースクール生に薦める民事執行・保全法の本
またまた更新が滞ってしまいました。毎日更新するのは意外と大変なものですね。フェイスブックなら2日に1回くらいのペースで更新しているんですが…。
最近は、刑事事件が一段落して、民事事件に集中している状況です。で、そんな中、表題の本を業務の合間に何種類か参照にしたり、読んだりしていたわけですが、昔と違ってこの分野の基本書はかなり充実していますね。
司法試験では正面切って問われるものではないですが、実務家にとっては必須の民事執行、民事保全。実務家であれば、中野貞一郎先生の民事執行法(青林書院)、瀬木比呂志裁判官の民事保全法(判例タイムズ社)
、民事執行の実務(不動産執行編、債権執行編がともに上下二分冊・金融財政事情研究会)
、民事保全の実務(上下巻。金融財政事情研究会)
あたりが定番なんですが、学生には荷が重すぎると思います。調べものには最適ですが、通読は痛読になります(笑)。
どれを選んでもいいと思いますが、私が読んだ感じでは、平野哲郎先生の「実践民事執行法・保全法」が一番面白くてわかりやすく、おススメですね。藤田広美先生の本、和田吉弘先生の本もスラスラと読めますが、これらはもう少し分量があればいいのにと思いました。
さて、またこれから起案にとりかかろうと思います。
2013年1月24日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:日記
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