民法案内1がけっこう奥深い

 2日連続で、関西、中部に出張しており、明日は千葉本庁、木更津支部と移動が続きます。移動ばかりというのもけっこう疲れますね。

 さて、法律家の間では、「我妻榮」という名前を知らない人がいないと思います。我妻榮先生は、元東大教授で、民法の大家と言われる方。そんな我妻先生の著書である「民法案内」をずっと読んでみたいと思いながら、「でも、もうすぐ民法改正するしなぁ。」というケチな根性もあり、これまで買わずにいました。

 でも、民法案内を補訂していた川井健先生もお亡くなりになり、「今買わないと一生読まないかも」と考え、この度、「民法案内1 私法の道しるべ」(勁草書房)を購入しました。民法案内1は、「私法の道しるべ」というタイトルが示すように、民法の個別具体的な論点について解説したものではなく、「なぜ定義が必要か」といったもっと根本的な考え方の説明や私法の基本原理について説明したものです。
 で、これがなかなか奥深くて面白いんですね。初めて読んだんですが、もっと前に読んでおければと後悔するくらい(笑)。

 法学を学んだことのない初学者が読むと、その良さにあまり気づかないかもしれませんが、予備校や大学でひと通り基本六法を学んだくらいの段階で読むと、きっと新たな発見があると思います。

 ということで、民法案内1を読み終えたら、民法案内2、3と頑張って読破していきたいと思います。

 

タグ

2014年10月27日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:法律学

一澤信三郎帆布のかばん買いました。

 昨日は、雨が降る中で、大荷物をもって東京地裁→東京家裁立川支部→立川拘置所→牛込警察署→事務所と移動して、さすがに疲労困憊になりました。立川から23区内に戻ってくる電車が混んでいて座れなかったのが辛かったですね。
 いつもはリュックサック一つに記録等を詰め込んで出かけるのですが、これにトートバッグが加わるとさすがに重たい、しんどいと感じてしまいました。

一澤信三郎帆布・店舗写真

一澤信三郎帆布・店舗写真(公式ページより)

 そういえば、いつも使っているリュックサックがほつれてきて、そろそろ限界が近づいているようなので、先日、京都に出張した際に、一澤信三郎帆布に立ち寄り、ショルダーバッグ(ビジネスバッグ)(もちろん布製)を注文しました。一澤信三郎帆布といえば、京都ブランドのかばん屋さん。京都にしか店舗がないのが、ブランド力を高めていますね。余談ですが、もともと、「一澤帆布」だったのが、相続トラブルをきっかけに一澤信三郎帆布が立ち上げられたのは有名な話です。

 で、ビジネスバッグなんですが、なんと注文からお届けまで1~2ヶ月を要するとのことでした(店舗では売り切れていて在庫がありませんでした。)。手作りなので、納期に時間がかかるのは覚悟していたのですが、それにしても1ヶ月以上かかるとは…。事務所に届くのが待ち遠しいです。

 一澤信三郎頒布の店舗は、知恩院の門を下ったところにありますので、布製かばんに興味のある方は京都旅行の際に立ち寄られてはと思います。寺社観光ついでに行ける場所にありますので。

 

タグ

2014年10月23日 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:日記

久々の更新です。

 前回投稿してから、相当な時間が経過していました。ブログのパスワードを失念してしまい、そのままズルズルと時間がたって今に至っているのが現状です。

 前回更新してから最近まで特段変わったことはなかったのですが、少年事件を立て続けに担当していて忙殺されていました。あとは、交通事故案件も立て続けに受任していて、その処理にも追われていました。

 本を読みたいと思ってもなかなか時間がとれなかったのですが、昨日、たまたま立ち寄った本屋さんで元東京地検特捜部検事の田中森一さんの著書「遺言」 が発売されているのを見て衝動買いし、寝る前の時間、裁判の待ち時間を利用して一気読みしました。


 これまでに「反転」等の著書を読んでいましたが、上記「遺言」では刑務所内での生活の様子や服役中にどのような心情になるのか、医療刑務所の様子等も描かれており、なかなか興味深いものでした。もっとも、「反転」と内容がかぶっているところがけっこうあり、目新しさはあまり感じませんでした。
 

 さて、明日は京都出張なので、今日はこのへんで。もう一仕事頑張ります。





タグ

2014年10月15日 | コメント/トラックバック(1) |

カテゴリー:日記

このページの先頭へ