大雨による被害
先週はほぼ熊本事務所、福岡事務所で過ごしており、先週土曜の夜に東京に戻ってきました。今日は、昼に面談予定があったので、立川事務所で一日執務しています。
9月も半ばに差し掛かって、ようやく日中の暑さも和らいできたと感じています。
さて、私が九州に出張していた間に、三重県や静岡県、東京あたりで大雨が降って、
地下駐車場がいくつか冠水したというニュースを目にしました。大切な車が水に浸かってしまって、使用不可になるのは精神的にも経済的にも負担が大きいことは当然であり、被害に遭われた方の心中は察するに余りあると思います。
上記のケースでは、車のエンジン部分を超える水位まで水没していた様子が垣間見られました。このように、エンジン部分を超えるところまで水につかってしまうと、全損扱いになることが多いようです(ハイブリッド車や電気自動車は特にそういえます)。
そうすると、買い替えを前提に検討せざるを得なくなるので、被る損害は甚大というほかありませんが、このような自然災害による水没のケースでも、自動車保険(任意保険)に車両保険がついていれば補償の対象となります(ただし、地震・噴火を原因とする津波による浸水を除きます。)。
したがって、まずは、自身が加入する任意保険に車両保険がついているかどうかを確認されるのがよいと思います。車両保険といえば、盗難時や事故時の使用が真っ先に思い浮かびますが、自然災害による水没の場合も適用されるので、昨今の異常気象による災害の発生頻度に照らせば、車両保険に加入しておいて損はないように思います。私も自動車については、車両保険に加入しています。
一方、そもそも任意保険に加入してない方、任意保険には加入しているものの車両保険をつけていない方は、保険で水没による損害を補填できませんので、残念ながら、自己負担で修理するか買い替えるほかないと思います。
それにしても、地下駐車場には上記のように大雨の際の水没のリスクがあることを改めて認識しました。浸水対策を施すにしても限度があると思いますので、大雨が降る可能性の高いエリアにお住まいの方は、多少不便でもタワー式駐車場を契約されてもよいかもしれません。
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2025年9月16日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
9月に入りました。
今年の夏は猛暑日が続いており、ほとんど出かけることなく室内で過ごすことが多かったと思います。あまりの暑さに、バイクに乗ることも躊躇する状況で、バイクのバッテリー上がりを心配するほどの頻度でしか乗れませんでした。
そういえば、最近、Xで80期あたりから弁護士業界は売り手市場から買い手市場に転じるのではないかという投稿と同投稿が引用するブログを目にしました。確かに、ここ数年は完全な売り手市場であると実感しており、その原因として、弁護士業界の人手不足の背景にあるインハウスロイヤー(企業内弁護士)への転向の増加があるのではないかと個人的に考えていました。企業内弁護士は、10年前と比べて3倍に増加し、現在は約3500人くらい存在するようです。企業の福利厚生の充実度や働きやすさという点に照らせば、共働きが増えつつある現在において、企業への就職を希望する弁護士も増えるのは納得です。また、企業にとっても、少子高齢化による人手不足に悩んでいるところが多いので、企業内弁護士を積極的に採用する傾向にある(企業内弁護士の需要が拡大している)と思います。
そもそも、いわゆる街弁業務(大手企業を対象とした企業法務や渉外業務については私自身が詳しくわかっていませんので、以下では、街弁業務を対象に意見を述べます。)は、個人間の争いに代理人として介入することがメインであり、相応のストレスがありますし(企業内弁護士のストレスが低いといっているわけではありませんので、あしからず。)、急を要する案件の依頼があった場合には、プライベートよりも仕事を優先せざるを得ないことも少なくありませんので、働きやすさという点では、どうしても一般企業の業務に比べて劣るかもしれません。特に、弁護士数が少ない事務所の場合、自身が休んでしまうと自身の担当案件を他の弁護士に任せづらく、業務が停滞してしまいやすいので、責任感のある人ほど無理をして働いてしまうという状況が生じやすいと思います。
ただ、一方で、定時出勤・定時退勤という縛りは強くなく、比較的自由に働けるという大きなメリットがあります(自ら事務所を開設する場合やパートナーとして事務所に参画する場合、自由度はさらに高まります)。また、勤務弁護士として働く場合、個人受任が認められていることが多く、自分の頑張り次第で稼ぎを増やすことができる(仕事量を調整できる)というメリットもあります(企業内弁護士の場合、個人受任を認めている会社はほとんどないのではないかと思っています。)。そのため、個人的には、街弁として働くことにも大きな魅力があると思っており、福利厚生を手厚くする、勤務形態を柔軟に変更する(在宅ワークを積極的に導入する)といった対応をとることにより、街弁業務の人気を少しは復活できるのではないかと思っています。
しかし、いかんともし難いのは、弁護士の都市部集中(新人の都会志向)でしょう。ここ数年、弁護士の求人を出している側として感じるのは、東京や大阪といった都市部にある事務所(本店、支店)への応募は一定数あるものの、それ以外の場所(当事務所でいえば、熊本、仙台)への応募は大変少なく、都市部以外での採用は本当に厳しいということです。この点について、弁護士数が少ないエリアで働いた方が、弁護士数が過剰な都市部で働く場合と比較して、法律相談センターの法律相談に入れる頻度や国選の割り当て数が多くなるので、必然的に個人受任事件の件数も増えますし(収入を増やせますし)、家賃や駐車場代も安価なので、余暇に費やすお金を確保しやすいはずですが、そういった点は事務所選択にあたってあまり重視されていないようです。ほかにも、都市部以外のエリア(弁護士数が少ないエリア)においては、委員会活動等を通じて他の弁護士とのつながりを強く持ちやすいので、先輩弁護士から手厚い指導を受ける機会に恵まれていますし、都市部のように弁護士業務が細分化されていませんので(専門型、ブティック型の事務所は少ないので)、いろいろな事件を担当する機会が豊富にあるというメリットもあるはずですが、これらの点もあまり重視されないようです。
私も昔は都会に強くあこがれて一橋大学に進学したので(東大は私にとってハードルが高かったのです…)、あれこれと偉そうにいうことはできませんが、確かに、若い頃って漠然と都会にあこがれてしまうんですよね…。特に、弁護士の場合、年数を重ねていくことで人とのつながりや顧客が増えていきますので、簡単に事務所移転できない(転勤できない)という事情もあると思います。そのため、最初の事務所選びにあたっては、どの都道府県にある事務所の中から選ぶのかという点は重要であり、規模の大きな都市を魅力に感じて志望する人は多いと思います。転勤があるという条件では、新人弁護士の確保はさらに難しくなるのが実情です。
本題に戻りますが、80期あたりから買い手市場になるのではという予想の背景には、AIの進化による業務の変化(生産性の向上)や期日のウェブ化の普及による効率化といった事情があるようです。
確かに、期日のウェブ化は現時点においてもかなり普及していて、出廷する手間が不要になった分、時間を確保しやすくなりました。また、このようにウェブ化が普及していければ、東京都内にあっても、札幌や長崎といった遠方のエリアの事件も担当しやすくなり、各エリアに支店を設ける必要性は低下しつつあるのではと思います。
しかし、街弁業務に限っていえば、AIによる業務の代替性は高くなく、AIが普及しても需要は減少しないのではないかと思っています。契約書の作成等についてはAIの進化によって、弁護士に依頼する必要性は減少していくと思いますが、個人間の紛争解決をAIで代替することはできないと思います。人は合理性のみで意思決定をするものではなく、感情が意思決定に大きく影響しますので、どれほどAIが普及しても、代理人弁護士を立てて交渉することの必要性はなくならないというのが私の考えです。
ということで、街弁業務については、今後も売り手市場が続くのではないかと思っていますが、企業内弁護士や企業法務分野における弁護士需要が低下し、それらの弁護士求人数が低下することの反射的効果として、街弁事務所への応募が増えて売り手市場が徐々に解消する可能性はあるかもしれません。
ちなみに、私は61期ですが、その当時はすさまじい買い手市場でした。当時、故郷である京都市内での就職を希望していたのですが、公に弁護士求人を出していた事務所はほぼなかったため、京都市内での就職は諦めて、比較的たくさんの求人が出ていた東京都内で勤務先を探し、なんとか採用してもらって今に至っています。京都市内の事務所に入所できていたら、今頃どうなっていたんだろうとふと思ったりしますが、「人間万事塞翁が馬」ということわざのとおり、結果として楽しい日々を過ごせていますので、人生わからないものですね。
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2025年9月5日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
あやうく交通事故に‥
昨日は、顧問先の先生の某発表会にお招きいただいて、SR500というバイクで会場に向かいました。
SR500は、1999年を最後に生産終了となったヤマハのバイクであり、500CCの単気筒でほどよい振動を味わえるのが魅力です。SR400も並行して販売されていましたが、こちらは、数年前まで国内でも販売されていました。中型自動二輪免許で乗れることからSR400は大人気のバイクといえます。一方、SR500に乗るには、大型自動二輪免許を取得しないといけませんが、大型免許をとったなら、もっと排気量の大きいバイクに乗りたいという人が多数派のようで(私もそのタイプです)、SR500は人気の車種とはいえませんでした(あまり売れなかったというわけです)。
ですが、発売中止になったことで稀少性が高まっており、現在の中古車価格帯は、SR400よりも高くなっています。こういった発売当初は不人気だったのに、生産中止後に値段が上がるバイクは珍しいのですが、GS1200SS(スズキが考えたキャチコピーは「男のバイク」でした。カッコよくて、しびれますねww)なんかはその典型例ですね(実は、このバイクも所持していまして、大切に乗っています)。
今後、SR500の中古車価格帯が上がっていくのか、それとも、現状にとどまるのかは不明ですが、私はもう少し乗り続けようと思っています。エンジンが暖まっていない状態では、信号待ちしていたらエンジンが止まることがよくあり、焦ることも多いのですが(普通のバイクと違ってセルがついておらず、キックスタートのみですので、余計に焦ります)、まぁ、そういった点を考慮してもなお、気軽に楽しく乗れるという魅力があります。
さて、ここから本題ですが、昨日、片側三車線の道路の真ん中をバイクで走行していたところ、私の前を走っていた車の前に、左側車線から急に車が割り込んできたことで、私の前の車が急ブレーキを踏んで停止しました。私もこれにあわせて、急ブレーキを踏んだのですが、SR500は最新のバイクとは異なり、ABSがついていないので、後輪がロックして激しくスリップしました。転倒しなかったことが不思議なくらいで、運がよかったとしかいえません。車間距離が不十分だったら、急停止した前の車への衝突を避けられなかったと思います。本当に久しぶりに怖い思いをしました。
ということで、古いバイクに乗っている方には、ABSがついていないことを忘れず、十分な車間距離をとって運転することをお勧めしたいと思います。
ちなみに、上記の事故態様で私が追突していた場合の過失割合はどうなるのかと、ふと考えました。こういった3台が関係する事故の場合の過失割合の算定は容易ではありませんが、左側から急に割り込んできた車と追突した私に過失が認定される可能性はとても高いと思います。問題は、その過失割合ですが、この判断は難しいですね。別冊判例タイムズ38という過失割合算定の基準となる書籍には、こういった態様の事故のケースは掲載されていませんので、過去の裁判例等を調査して推測していくことになろうかと思います。
ただ、今は、その調査の時間をとることはできないので、このブログでは過失割合を記載することはいたしません。その時間があるなら、早く起案してくれというクライアントの声が聞こえてきそうですので‥ww
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2025年7月24日 | コメント/トラックバック(0) |
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条解シリーズ
本日、注文した条解刑法第5版(弘文堂)が手元に届きました。
刑法について、1冊でコンパクトに解説した書籍であり、刑事事件を取り扱う弁護士にとってはありがたい書籍だと思います。刑事弁護に取り組むなら、これと条解刑事訴訟法は手元に置いて参照にしたい書籍です。他にも、数冊で構成されているコンメンタールが発売されていますが、条解刑法、条解刑事訴訟法ともに1冊でざっと必要な事項を確認できるので、重宝しています。あとは、最近、発売された南川学先生著の「刑事弁護読本」(現代人文社)も、刑事弁護について詳しく解説していますので、手元にあると便利だと思います。南川学先生は、元司法研修所の刑事弁護教官を務めた経歴のある方なので、内容も実践的でわかりやすいです。なお、刑事事件をこれから取り扱う方については、刑事弁護ビギナーズをまずは参照にするとよいと思います。
さて、話を戻しますが、いわゆる「条解」シリーズは、ほかにも、景品表示法、独占禁止法、破産法、民事執行法等、いくつも発売されています。どれも各種法律を検討するにあたって使いやすいですし、1冊でまとまっているという点がいいですね。これだけで足りるとはいえませんが、さっと調べたいときに重宝します。
民法が発売されていないのは残念ですが、民法については、我妻・有泉コンメンタール民法第8版(日本評論社)が発売されているからかもしれないなと個人的に思っています。
そもそも、民法については1冊にまとめることは難しいでしょうね。上記の我妻・有泉コンメンタールも総則・物権・債権の解説だけで1700頁オーバーの分量なので、条解民法が発売されることは今後もあまり期待できないと思っています。もし、発売されるとしたら、2000頁オーバーは確実だろうなと思います。充実した内容にするならば、3000~4000頁くらいいきそうですが、そうなると、もはや1冊に収めることはできないでしょう。
なお、私が民法を調べるときは、上記の我妻・有泉コンメンタールではなく、真っ先に、有斐閣が発刊している新注釈民法シリーズを調べるようにしています。分量は膨大ですが、信頼性は抜群で、一般民事事件を取り扱うなら、持っておいて損はない書籍だと思います。
今日は、久しぶりに書評っぽいブログになりました。
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2025年6月26日 | コメント/トラックバック(0) |
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Zоffの眼鏡
急な仕事の依頼を受けて自宅で起案していましたが、無事に終わりましたので、ブログでも更新しようかなと思って、このブログを書いています。
昨日、新たに眼鏡を買ったとブログで簡単に報告しましたが、今日はその続きです。
買ったのは、Zоffのガリレオという眼鏡でして、なんとオールラバー製なんです。
軽いし、金属製のものと違って壊れにくい構造ですので、とても気に入っています。
唯一の欠点?といえば、オールラバー製であることにより、フレームを折り畳めないことでしょうか。まぁ、折りたたんでコンパクトにしてしまうと、私のように紛失してしまう可能性が高まると思えば、欠点とはいえないのかもしれません。
いずれにせよ、いい買い物したなぁと大満足しています。
なお、余談ですが、川浪家は、元々、京都市内の寺町京極に面する路面店で「川浪眼鏡店」を営んでおりました。はい、由緒正しき眼鏡屋だったわけですね、何代続いていたのか知りませんが…。
ただ、父が祖父母よりも先に他界したことにより、川浪眼鏡店を継ぐ者はいなくなり(父は5人兄妹でしたが、残りの4名も継がなかったようです。)、祖父母の他界によって、残念ながら、川浪眼鏡店は閉店となりました。ただし、川浪家には本家、分家(我が家は分家だったはず)があり、本家も眼鏡店だったと母から聞いた記憶がありますので、もしかすると、閉店ではなく、本家に事業譲渡したのかな…なんてふと思ったりしたのですが、ウェブで検索しても川浪眼鏡は出てきませんので、川浪眼鏡店はもう存在しないのだと思います。そう思うと、少し寂しい気持ちになりますが、いずれにせよ、私が今回買った眼鏡のように、大手眼鏡店が性能のいい眼鏡をたくさん市場に売り出していますので、個人商店での営業継続は厳しいだろうなぁと思います。
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2025年5月11日 | コメント/トラックバック(0) |
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眼鏡がないと…
先日、ゴルフ後に飲みすぎてしまい、帰宅したら眼鏡がないことに気づきました。
もしかすると、自宅内にあるのではと思って探しましたが、眼鏡のない裸眼の視力は0.1を下回るので、見つかるはずもなく、本日、眼鏡を買いました。眼鏡がないと、パソコンでメールを打つのも一苦労でした。
以前に、透明なドアに気づかずに顔面からドアにぶつかった勢いで眼鏡の一部が壊れた
ということはあったのですが(鼻血が出て、鼻骨折れたかもと思うくらいに痛かったですが、数日様子見したら腫れがひいて治りました)、今回のように眼鏡そのものをなくすということは初めてです。さすがに、恥ずかしく思いますね。
さて、上記のとおり、本日、眼鏡を買ったのですが、それまでの2日間、眼鏡なしで生活していました。当然、車やバイクを運転するわけにはいきませんので、移動は電車・バス・徒歩に頼っていたわけですが、私のように裸眼の視力が低いと、通行人の顔を全く認識できません。そうなると、不思議なことに、自分以外の他人の視線を意識することがなくなり、とても開放的な気分になりました。うまく伝えられないのですが、自分は自分、他人は他人と割り切って、自由に行動している感覚がありました。ということで、眼鏡なしで生活してみるのも悪くないなぁと思った次第です。
友人・知人が通り過ぎても気づかないでしょうから、すれ違っていたときに挨拶できず、後から「感じ悪い」とか思われると嫌だなぁという心配はあるのですが、そんな可能性は低いですよねww
今後も、たまには眼鏡をかけずに散歩してみたりしようと思います。
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2025年5月10日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
ヤフオクの自動延長
今日はゴールデンウィークの真っただ中ですね。ただ、今年のゴールデンウィークは連休が5月3日から6日までの4日間しかないので、遠方へ旅行に行く人は少なめなのではないかと個人的に思っています。
私は、連休明けにゴルフの予定が入っているので、連休中は基本的に仕事して過ごすことになりそうです。
そんな中、今日は、欲しいバイクがヤフオクにお手頃価格で出品されてまして、それを落札すべく、仕事の合間に入札していたのですが、なんと自動延長がなしに設定されていたことを見落としていたために、終了直前に私が入札していた価格を上回る価格で入札を入れられてしまい、残念ながら落札できませんでした。基本的に、終了直前に入札があると勝手に終了時間が延長されるものと思い込んでいたので、その都度、確認して入札するかどうか決めればいいかなと気軽に思っていたのですが、まさかの設定に驚きました。
ということで、これからヤフオクを利用して落札しようとする方は、出品者情報の確認を怠らないように気をつけましょうw 自動延長設定がない場合には商品情報の「その他の情報」欄に「自動延長 なし」と表示されています。今回は、いい勉強になりました。欲しかったバイクはなかなか出品されない旧車であり、グーバイクを見ても現在1台しか売られていない貴重なものなので(値段はヤフオク落札価格の2倍以上なので、手が出ません。)、ショックは大きいですが、縁がなかったと思って諦めます。
今度はいつ、同じ車種のバイクがヤフオクに出品されるのかわかりませんが、よりよい条件のバイクが出るのを楽しみに待とうと思います。その間に、今所持している複数のバイクの減車を考えないといけませんが。
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2025年5月3日 | コメント/トラックバック(0) |
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押しがけ
バイク乗りにとって気持ちいい季節になりました。
ここから梅雨入りまでが秋と並んで、楽しい季節だといえます。そんなわけで、最近、バイクに乗ったのですが、帰宅間際にガソリンスタンドに立ち寄って、ガソリン補給を完了して再スタートしようとしたら、セルボタンを押した瞬間に、「パン!」という音が鳴って、いきなりエンジンがかからなくなることがありました。
夜の12時前の時間帯だったので、早く帰宅したかったのですが、レッカー依頼しても、すぐにレッカーがこない状況でして、「さぁ、どうしたものか」と途方に暮れておりました。
そんな中、いつもお世話になっているバイク屋さんに電話が通じまして、状況を説明したところ、ひとまず押しがけにチャレンジしてはどうかとアドバイスされました。
「押しがけ」は、バイクのエンジンがかからないときの非常手段でして、キャブレター車でだけ可能といわれています。最近のバイクは、インジェクション車ばかりで、押しがけしてもエンジンがかかりにくい構造(非常に難しいといわれています。)になっているのですが、幸いにも、私のバイクは古いバイクでキャブレター車だったので、押しがけでなんとかなる可能性があったわけです。
そういえば、私が10代後半だったときに、当時乗っていたZRX400ーⅡのエンジンがかからず、押しがけにチャレンジしたことが一度だけあったのですが、そのときはコツをわかっていなくて、エンジンがかからず、諦めた経験があります。
ということで、今回は、人生2度目の押しがけにチャレンジしたわけですが、バイクを押して一定の速度を出さないといけないのがネックなわけです。今回、エンジンがかからなくなったバイクはCBX1000という重いバイクだったうえに、ガソリン補給したばかりで、その分の重さも加わるという状態でしたので、押してみても動かすのが精いっぱいで、速度を出せませんでした。
「あぁ、終わったな」と深夜に思ったわけですが、バイクを停車させていた道路から横に入る道路がちょうどよい坂になっていまして、「これを利用すればなんとかなるかも」と思い、迷わず、クラッチを切り、ギアをセカンドに入れた状態で、バイクにまたがり、坂道を下りました。そして、少し速度が出たタイミングでクラッチを一気につなげると、きれいにエンジンがかかりました。
「これが押しがけか~」と感動しながら、ひとまず自宅に戻り、その後に無事にレッカーしてもらいましたので、一件落着となったわけですが、初めて押しがけを成功させた感動は多分一生忘れないでしょうね。起死回生とはまさにこういったことを指すのかもしれませんww
上記のとおり、最近販売されているバイクは、すべてインジェクション車で、押しがけすることはほぼないと思います。排ガス規制の関係で、コンピューター制御のインジェクションでなければ、販売できないようなので仕方ないと思いますが、個人的には、キャブレター車の方が好みですね。あえて不便なキャブレター車を選択することに合理性はないのかもしれませんが、私は、最新の技術てんこ盛りのバイクよりも、多少不便であっても昔ながらの無骨で癖のあるバイクが好きなんです。とはいえ、長距離移動の場合に途中で止まってしまうと恐ろしい事態になりますので、そのときは私が持っているインジェクション車のハーレーまたはZX12Rで移動しているんですけどねw 旧車乗るなら、2台もち(1台は新しいバイク)が無難だと思います。
今日はこのへんで。
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2025年4月28日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
履歴書の重要性
昨日、今日と担当している刑事事件の記録の読み込みに没頭しています。
簡易な事件だと記録の分量は少なく、1~2時間もあれば目を通すことができますが、
例えば、複数の事件が起訴された事案や裁判員裁判の事案では、記録の分量が多くなり、
目を通すだけでも大変といったことになります。こういうとき、私の場合は、まとまった時間を確保して集中的に読み込むという対応をしています。他の業務と並行して(他の事件の処理の合間を活用して)少しずつ読み込んでも、なかなか頭に入ってこず、証拠構造や全体像を把握しにくいと感じているからです。
刑事事件だけでなく民事事件であっても、大量の記録を読み込むには、裁判所等からの電話がない土日祝日や平日の早朝又は夕方以降の時間帯を利用するのが最も集中できて効率的だと思います。
さて、4月から司法修習が始まったと思いますが、司法修習生の就活はそれ以前から始まっているようです。大手の事務所の場合には、司法修習開始前に内定が出るのが一般的だと聞いたことがありますが、個人事務所を含む小規模事務所の場合には、これから選考を行って内定を出していくことが多いと思います。
弊所(琥珀法律事務所)も選考はこれからになりますが、これから就活をする司法修習生に対してのアドバイスとして、履歴書の重要性をお伝えしたいと思います。
書類選考において履歴書が重要であることは当然ですし、そんなことはだれでも知っていると思いますが、それにもかかわらず、記載内容が足りないと感じる履歴書を目にすることが少なくありません。
もしかすると、ネット等で拾った書式に基づいて履歴書を作成した場合、志望動機の欄が小さくてあまり書けないという事情があるのかもしれませんが、そういった場合には、別紙を添付して職歴や志望動機、自己PRをした方がよいと思いますね(履歴書が事務所や会社所定のものに限定されている場合は記載内容が必然的に制限されるので、仕方ないと思います)。
職歴や学歴、履歴書とは別に提出を求められる成績表(司法試験、法科大学院)の内容は過去の事項ですから、どれだけ頑張っても変更できないのに対し、志望動機や自己PRは、事務所や会社の分析、自己分析を通じて充実させることが可能です。ましてや、面接と異なり、履歴書の作成は時間無制限で取り組めるわけですから、職歴がない(空白期間がある)、成績がよくないといった事情がある場合には特に、志望動機や自己PRをしっかり書くことが大切だと思います。
また、志望動機は、なるべく具体的に書いた方が印象がよくなると思います。「一般民事事件に興味がある」、「労働事件をやりたい」等の志望動機をよく見かけますが、なぜ、その分野の事件をやりたいのか、その分野の事件や業務を取り扱っている事務所や会社が複数ある中で、応募先の事務所や会社を選んだのはなぜか、といった点を意識して志望動機を具体的に書いた方が書類選考は通りやすくなるはずと思っています。
とはいっても、実際に弁護士になって事件を担当していない段階で、具体的にやりたい分野がある人の方が少数派ではないかとも思われるところでして、そういった場合にどう記載するのがよいかは悩ましいと思います。また、実際には、行きたい事務所や会社を一つに絞って応募することも少数派であり、第二志望、第三志望を決めて複数の会社や事務所に応募することが多いと思いますので、そういう場合も、志望動機をどう記載するかは悩ましいですよね。ただ、これらの場合であっても、複数ある中から選んで応募したこと自体は間違いないわけですから、その選んだ理由をしっかり記載することを意識するとよいのではと思います。
多くの方は、労働条件、特に給与が高いことも選択の理由にしていると思いますが、待遇が魅力的であるといったことも志望動機の一つとして記載してもよいのではないかと思います。ただ、この場合も、待遇が同程度の会社や事務所は複数存在するはずですので、待遇の良さだけを志望動機として記載しても足りないのは当然であり、その他の理由と合わせて記載することは必要不可欠と思います。
その他、履歴書を手書きにした方が選考されやすいのでは?という質問を受けたことがあるのですが、私個人としては、最近の傾向として、手書きかパソコンかで選考結果には影響しないことがほとんどだと推測しています。私が大学生だった時代では、手書きで作成した方が応募先に誠意が伝わりやすいなんていう話があったんですけど、今は違うと思います。
そんなことを気にするくらいなら、誤字脱字の有無を気にした方がいいと思いますね。大事な履歴書において、誤字脱字が多くあると、それだけでよい印象をもたれにくくなると思います。
以上、このブログを読んでくれた方の参考になれば幸いです。
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2025年4月9日 | コメント/トラックバック(0) |
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4月4日
昨日から、大阪入りしています。今年は大阪事務所に2名の弁護士が入所してくれましたので、大阪事務所の弁護士数は総勢8名になります。ちなみに、男性が3人、女性が5人ですので、法律事務所ではやや珍しい男女比ではないかと思います。弁護士全体で女性が占める割合は確か20パーセントくらいだったと記憶しているので。
離婚等の家事事件の相談を中心として、女性の相談者が女性の弁護士への相談を希望されることが相当数あるのですが、大阪事務所だとそのご要望に十分対応できる布陣であると思っています。
さて、4月4日になると、小学校の頃に国語の授業で学んだことをいつも思い出します。
(塾で学んだのかもしれませんが、そのあたりの記憶は曖昧です。)
確か、4月4日に結婚式やるのは「4」という数字が組み合わさっていて、「4=死」を連想させて縁起がよくないのでは?といった相談をしてきた登場人物に対して、相談を受けた別の登場人物が「4月4日は4が組み合わさっていて、4合わせ=幸せともいえますよ。」なんていう回答をしていたと思います。当時の私は、これを読んで、なるほどと妙に合点がいきまして、それ以来、私の中では、4月4日は幸せの日だとずっと思っています。
そんな幸せの日が本日なんですね。今日は、早めに仕事を切り上げて、幸せを噛みしめるために、お花見かねて散歩してこようかなと思ったりしています。
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2025年4月4日 | コメント/トラックバック(0) |
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