久々に飲みました。

今日は、モアセレクションズさん主催のMSサロンという交流会に参加してきました。この交流会は、弁護士と企業法務関係の方、他業種の方が複数参加する会なんですが、所用で先月は参加できませんでしたので、その分今回は楽しませてもらいました。

いろいろな業種の方とお話しできるのは楽しいですね。普段の付き合いだけだと、どうしても同業種の人ばかりになりがちなんで。企業法務の人から話を聞くと、インハウスローヤーもいいなと思ったりします。最近、弁護士の就職難、それに伴う法律事務所での待遇の悪化によって、弁護士の間で、インハウスローヤーを志す人が増えています。

弁護士って、弁護士法人以外は国民年金ですし、社宅等の福利厚生は全くないのが当たり前。退職金も一般的に支給されず。交通費すら支給されない事務所もあるので。しかも、毎月数万円の弁護士会費を納めないといけなくて、長い目で見ると企業の方が安定していると思います。
しかも、インハウスローヤーであれば、最初から最後まで紛争解決に携わることもでき(弁護士には、紛争が顕在化してどうにも処理できなくなった段階で依頼されることが多いときいてます。)、紛争が解決したときの充実感、達成感がすごいと思います。

とはいえ、私の場合、独立して事務所を構えることが一番の希望ですね。自分が最良と考えるリーガルサービスを提供して、どれだけ受け入れてもらえるのか試してみたいですし、委員会活動や公益活動にも積極的に参加したいので。ちなみに、今は委員会活動には参加していません。弁護士会の委員会活動は平日の日中に開催される事が多く、企業に勤務している身やイソ弁の身では、参加しづらいところがあるんです。

自分が独立したときに、どんな委員会に入ってどんな活動をするのか、今から楽しみです♪( ´▽`)

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2011年9月30日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

弁護士に依頼するタイミング

トラブルに巻き込まれて、弁護士に依頼しようと思ったとき、いつ相談したらいいか、そもそも相談するようなことなのか、皆さんはけっこう悩まれるのではないでしょうか?
最近、電車内で至るところに弁護士の広告が目にとまりますし、インターネットを通じて法律事務所を簡単に検索できますので、法律事務所は以前に比べてかなり身近な存在になったと思うんですが、まだまだ敷居が高いと思われているようです。

でも,相談するタイミングが遅れたことで、本来救えたはずなのに救えなくなることはよくあります。その典型例は、刑事弁護です。日本では、起訴されると、有罪になる確率は99パーセント以上です。そのため、一定の重大犯罪を除いて、いかに起訴されないようにするかが重要です。例えば、被害者と示談交渉したり、身元引受人を探したり、新たな就職先を確保したり‥。ですが、基本的には逮捕されてから最長でも23日以内に起訴されるかどうかが決まりますので、以上のことは23日間以内にやらなければなりません。依頼するタイミングが遅いと、示談交渉等に割ける日数が少なくなってしまうというわけです(´Д` ) これはあくまで一例にすぎません。

ですので、トラブルに巻き込まれたら、早期に法律相談に行くのが無難だと思います。相談するタイミングが早すぎたとしても大丈夫です。弁護士全員に当てはまるものではありませんが、少なくとも私の場合、弁護士が介入する段階でなければその旨伝えて継続相談としますし(相談にいらっしゃった方には、電話などで簡単なアドバイスを無料でしています。先日もこの方法で、私が受任することなく、うまく事件が解決しました。)、そもそも弁護士が依頼を受けても解決できない案件(法律問題でない案件など)ならば、ちゃんと説明して力になれないことをお伝えするようにしています。私と同じような対応をする弁護士もけっこういると思います。ですので、相談するような案件かどうか、いつ相談すべきかで悩まなくてもよくて、不安であれば遠慮なく早期に相談するのがいいと思います(^_^)

また、最近は無料で法律相談や電話相談に対応する事務所が増えてますので、お手軽に利用できると思います。

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2011年9月29日 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:仕事

労働問題〜解雇されたらどうする?

テレビやマンガなんかを見てると、社長が従業員に「クビだ!!」なんて言って、簡単に解雇される場面をしばしば目にします。

でも、現実社会において、従業員を解雇することは一般的にかなり難しいです。
労働契約法によって、解雇するには、❶客観的に合理的な理由があり、❷解雇することが社会通念上相当といえることが必要です。

❶については、「性格が合わない」なんていう主観的な理由が解雇理由にならないことはいうまでもありません。また、単に「勤務成績が悪い」というだけで、解雇することも認められません。解雇は、従業員の生活の糧を一方的に奪うものですから、それなりの理由じゃないとダメです。勤務成績不良は、単なる成績不良ではなく「著しい」勤務成績不良でないと難しいところです。

❷については、従業員に繰り返し忠告、注意したのに改善の兆候が見られない、会社に与えた損害が大きすぎる、非違行為の悪質性が強いといった場合で解雇するしかないといった状況にあってはじめて認められるところでしょう。

商社などの有名大企業ならば、社内にインハウスロイヤーを抱えていてその意見を聞いたり、顧問先の先生の意見を容易に聞ける環境にありますので、無茶な解雇は滅多にしてきません。無茶な解雇をするのは、ワンマン経営の会社が多いですね。なんでもかんでも、社長が好き勝手にやってる事が多々あるようで、社長の気分次第で解雇されるわけです。

で、そんな感じで解雇され、どう考えても納得できない場合には弁護士に相談するのが一番です。ただし、裁判は必ず真実が勝つわけではありません。平気で虚偽の主張をしてくる会社を私は何度も見ています。ですので、解雇された場合には、できるだけたくさんの証拠を確保しておくことが必要です。一番重要なのは、解雇された事実を証明するために必要な解雇通知書、解雇理由証明書、離職票等ですが、ほかに就業規則や雇用契約書、給与明細署、辞令書などなど、必要かどうかは別として、会社に関する資料が多いほうが弁護士も解雇の不当性について判断しやすくなります。

でもですね、解雇されてから証拠を集めるのは難しいんですね。傲慢な社長なんかは、解雇と同時に会社を追い出すようなことをしてきますので。ですので、解雇の予兆(退職勧奨されたり、仕事を干されたりするなど)があった時点から、徐々に証拠を集めておくのがよいでしょう。それから、会社によっては解雇通知書を要求しても応じない場合もありますが、その場合には解雇についてやりとりしたメールや解雇時の会話の録音などで解雇された事実を明確にするようにすると良いでしょう。

ちょっと大雑把な説明になってしまいましたが、詳しい内容はこのブログで少しずつ書いていこうと思います(^-^)/


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2011年9月28日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

ブログタイトルに込めた思い

このブログのタイトルは「虎穴に入らず虎子を得る」です。でも、ちょっと待てよと。正しくは「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」なのでは?と思われる方がほとんどだと思います。

決して間違えてるわけではありません。一般に、リスクを取らないとリターンを得られないのが常識となってますが、実は私はけっこう安全思考です。大学時代には、友達から「川浪は、石橋を叩いて渡らないね」なんて言われたこともあるぐらいです(実話です。)

そんな慎重派の私は、弁護士業務を行うにあたって、(敗訴)リスクがあるのが当然と考えるんじゃなくて、なんとかリスクを最小限にしてリターン(依頼者が望む結論)を得られるように工夫したい、いい方法を見つけたい、その方が依頼者も満足、安心するはずと考えてます。実際、(敗訴)リスクがあること、そのリスクを具体的にイメージできないことから、依頼するのを躊躇する方はたくさんいらっしゃいます。
というわけで、私なりのポリシーをブログ名に込めました\(//∇//)\

当然のことながら、リスクなしにリターンを得るのはとても難しいんですけど‥。そんな困難をものともしないぐらいに「デキル」弁護士になりたいです(^O^)/

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2011年9月27日 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:日記

資格試験、公務員試験の勉強法(続き)

先日、資格試験等の勉強法について私なりに思うところを書きました(前回の記事:資格試験、公務員試験等の勉強法)。勉強法といっても、人それぞれ置かれている状況が違いますし、性格も異なるわけですので、僕のオススメする勉強法が万人にうけるとは思ってません。
でも、やっぱり多くの人にとって役に立つんじゃないかとも思ったり‥。

今日は、前回の記事にちょっと補足しておきたいと思います。
資格試験、公務員試験は択一式(多肢選択式)と論文式があります。このうち択一式試験に合格するには、択一過去問をひたすら繰り返して正答率をあげることで大丈夫であることは前回の通りです。ほかに必要なことは、本番さながらの実践感覚を養うために予備校の模擬試験を何度か受験すればよいと思います。強制的に時間内で解くことになる点で模試は有用でしょう。ただし、模擬試験はオリジナルな問題を組み込みますので、時折マニアックな問題が含まれてます。そういう問題については、間違えても気にしないことが必要です。せっかく模試を受けたわけですから、復習くらいはすべきでしょうけど。ほかには、法律択一試験であれば、最新判例をチェックすれば十分かと。

他方で論文式試験、とりわけ法律論文試験については、過去問と同じテキストをひたすら繰り返すことが効果的であることは前回の通りですが、注意しないといけないのは、ダラダラとやらないことです。論文式試験では、真っ白な答案に一から書き起こしていくわけですから、暗記のレベルは、見て思い出せば足りるレベルの択一式とは異なり、正確に書けるレベルじゃないといけません。でも、法律は覚えるべき分量が膨大で、テキストを一周する頃には最初にやったことを忘れてるなんてことがよくあります。これをできるだけ防いで、知識を確実に暗記するには、テキストの回転速度をひたすら上げるのがいいかと思います。1ヶ月で同じテキストをみっちり1回やるよりは、3回ざっくりと繰り返す方が知識は定着するはずです。
それから、テキストを読むときには、常に論文で出題されたら、どう書くかという点を意識することが大事だと思います。この読み方だと読むスピードはダウンしますが、繰り返せば次第に速度はあがります。

以上、接見に向かう途中の電車内で書いてみました。読み返してみると、昔の自分に言い聞かせているようで、若干恥ずかしくなってきますね(; ̄O ̄)私、受験生時にはいろんなテキストを読みあさって、いろんな問題を解いてみて、結局わかった気になってただけでしたから‥。不確実な知識しか身についておらず、論文式試験どころか、択一式試験でも大苦戦でした。

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2011年9月25日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:法律学

刑事事件は大変。だが、それがいい。

私の在籍している事務所は、民事事件の9割以上が労働事件という、労働問題に特化した事務所です。でも、個人的には賃貸借絡みの事件や破産事件なんかも受けたりしていて、けっこうバラエティにとんだ事件をやってます。
で、労働事件の次に私がよく扱っているのは、刑事事件なんですね。

刑事事件は、大きく分けるなら、自白事件と否認事件に分類できると思います。裁判員対象事件とそれ以外っていう分け方ももちろん可能ですが、ここでは便宜上、上記のように分類します。自白事件は、被疑者が罪を概ね認めている場合で、否認事件は被疑者が罪を認めていない場合です。どっちが大変かというと、言わずもがな否認事件です。

否認事件の場合、被疑者が連日の取り調べに耐えかねて、やってもいない犯罪を認めることがあり得ますので、そうならないように頻繁に弁護士が接見して、アドバイスすることが必要なんですね。被疑者が勾留されている場所が事務所や自宅から近ければいいのですが、遠いと勾留場所までの往復の時間がかかり、ホントにキツいです。でも、人の一生がかかっているので、キツいなんて言ってられない。刑事弁護は、時間勝負という面もあるので(逮捕されてから起訴されるまでの最長23日間が勝負です)、もともとタイトなスケジュールを組むことになります。

他方で自白事件であっても、決して楽なわけではありません。被疑者との接見はもちろん、被害者との示談交渉やご家族への説明、身元引受先や就職先の確保など、やるべきことはてんこ盛りです。(~_~;)時間勝負は否認事件と同じ。

刑事弁護は大変だし、弁護士の責任は本当に大きい。でも、不思議とやめたいとは思わないですね。やはり、自分の弁護活動によって不起訴や無罪になれば本当に嬉しいですし(無罪判決をとったことはまだないですけど)、自白事件の弁護であっても、その被疑者の方が真に更生してくれたら、やってて良かったって心底感じます。逆に、一番ショックなのは、自分が弁護した人がまた犯罪に走ってしまうことですけど。というわけで、明日も休日返上で、頑張って仕事します(^O^)/

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2011年9月25日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

大学院に入りたい?

昨日は、仕事を早めに切り上げて、韓国からきた友達と飲んでました。この友達、母国語の韓国語に加えて、日本語、中国語、英語を流暢に操る才女で、ゆくゆくは日本の大学院に入って学者になりたいとのこと。

大学時代は、学者って何が面白いんだろうって疑問に思ってましたが、最近になって僕も研究に魅力を感じてます。自分が提唱した学説が学界を席巻する、夢があるじゃないですか\(//∇//)\僕の場合は、専攻がもちろん法律学のどれかになるわけですが、とりわけ租税法、労働法に興味がありますね。今更ながら、大学院に入りたいなんて思ったりするんですが、時間も費用もなくて、しばらくは実現しなさそうです。大学時代に、「試験勉強とは関係ないから」なんて態度を取らずに、もっと貪欲に勉強すれば良かった( ̄▽ ̄)

そういえば、日本は大学院進学率が他国に比べて低いなんて話を聞いたことがあります。確かに文系に限っていえば、法科大学院は別として、大学院に進学する人は稀ですね。文系大学院出身の新卒者を採用しないと決めてる企業が結構あるようで、かといって、大学院にいった人が全て学者になれるとは限らない(いわゆるオーバードクター問題。)。そうなると大学院進学にためらってしまうのはある程度止むを得ない面があります。で、このような現状をふまえると、社会人になってから、働きながら通うのがよいかなと。仕事との両立がホントに可能かどうかが気がかりですが‥。大学院進学によって、いろんな人との交流のきっかけになる点も社会人にとっては魅力ですね。私が通うのは一体いつになることやら‥。

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2011年9月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

資格試験、公務員試験等の勉強法

昨日は久々に台風が関東地方を直撃しましたね。毎週水曜日は定時に帰宅することを習慣にしていたのに、今日は東京の電車がほぼ全線ストップでしたので、諦めて事務所で起案してました。でも、運行状況が気になって仕事に集中できず、非効率でした。

弁護士業務もメリハリつけてやらないとダメですね。これってあらゆる仕事の基本であるのみならず、司法試験を始めとする資格試験勉強にもあてはまると思います。なかなか試験に受からない人は、勉強方法が非効率であることが不合格の大きな要因になってます。勉強する気はあっても、どう勉強したらいいいのかわからない人は意外に多いです。

かくいう私も受験生時代は、随分非効率な勉強をしていました。とりあえず基本書(専門書)を読んで知識をインプット⇒たくさん知識がある方が受かりやすいと錯覚⇒いろんな基本書(専門書)に手を出し、さらにインプットを繰り返すという悪循環に陥ってました(~_~;)でも、資格試験、公務員試験等の就職試験はゴールからやるべきことを逆算して考えないとダメです。そうするとあらゆる試験は、論文試験なら答案用紙にどれだけ正確な論述をできるか、拓一試験(マークシート方式のもの)なら正確かつ確実な知識でいかにスピーディーに正解にたどり着けるかが重要だと気付くはずです。要はアウトプット重視なんですよね。いくら知識をたくさん身につけても、曖昧な知識では択一試験でスピーディーに正解に辿り着けませんし、論文試験で答案上に示すこともままなりません。

あらゆる試験に必要なことは、過去問を分析して出題傾向、出題範囲を分析した上で、出題率の高い範囲から順にメリハリつけて潰していくことでしょう。少なくとも、過去問で問われたことは数年おきに形式を変えて繰り返し問われることが多いですから、過去問は繰り返して択一試験なら正答率90%以上にすること、論文試験なら過去問を読んだら答案の構成が頭に思い浮かぶくらいのレベルにもっていくべきです。ほとんどの試験はこのやり方で対応できます。毎年出題傾向が変わる試験なら別でしょうけど(笑)必要なのは正確かつ確実な知識であり、その知識を効率的に身につけるには、インプットも同じテキストを何度も繰り返すことがベストです。1回目より2回目、2回目より3回目と繰り返すにつれて読むスピードが上がっていき、効率的だからです。

以上のことは自らの経験のみならず、周囲の同業の友人との会話、私が個人的に教えている某試験受験生を見ていて思ったことで、間違ってないと思います。

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2011年9月22日 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:日記

ダイソン新型掃除機の感想

弁護士業とは全然関係ありませんが、先日買ったダイソンの感想を語らずにはいられないです。
率直に言って、コレいいです。吸引力がそれまで使ってた国産メーカーのものと比べて、明らかに違います。その分音はうるさいんだけど、許容範囲です。たくさんゴミが取れるので、掃除が楽しく思えます☜ただし、これは一過性のものかもしんないですが(笑)

ちなみに新型ダイソンはローラーが新しくなって動かしやすくなったことが一つのウリのようですが、この点は旧型ダイソンを知らないのでなんともいえないですね。でも、スムーズに動かせるのは間違いないです。
不満な点は、重いこととローラーがついたことで大きくなって収納に場所をとることですがコレも許せます。

なお、私はダイソンの関係者ではないので、上記の感想は素直に感じたことをそのまま書いてます( ´ ▽ ` )ノ

他には、お掃除ロボット「ルンバ」の新型も近々発売予定だそうで、こっちも魅力的ですね。私は、ヤマダ電機で、ダイソンとルンバで悩んでいることを店員さんに伝えたところ、吸引力はダイソンがダントツですっていうお決まり?のフレーズにやられました♪( ´▽`)



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2011年9月21日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

弁護士と依頼者との関係

インターネットでブログなんかをチェックしていると、弁護士に依頼したけど、その対応に不満を持たれている方がけっこういるようです。私も、友達から「親が頼んでいる弁護士が全然仕事してくれない」、「弁護士から請求された報酬が高すぎる」って相談を受けたことが覚えている分だけでも3件あります。

でもですね、その弁護士さんの対応、仕事がいいか悪いかは簡単には判断できないんですよね。訳あって、様子見している(進捗状況を見守る)ことだってありますし、裁判がどういう風に進んでいるのかにもよりますし。
ただ、一つだけ言えることは、その弁護士さんがちゃんと依頼者に説明、報告してないってことです。誰であれ、何の連絡もなければ、不安になるし、放置されているんじゃないかって不信感を抱くのは当然だと思います。弁護士と依頼者とは信頼関係に基づいて委任契約を締結するわけですから、僕たち弁護士は信頼関係にヒビが入らないようにこまめに報告、連絡、説明することをしなきゃいけないはずです。逆にいうと、それをしっかりやっておけば、依頼者との関係でトラブルはずっと起きにくくなるのは間違いないです。

こんなこと当たり前だって思われるかもしれませんが、弁護士は一人で数十件の事件を担当していることが多いためか、その当たり前のことをしなかったり、忘れたりする人がいるんです。だからこそ、上記のような相談が僕にくるんですよね。僕自身もそういうことがないように気を引き締めたいと思います。

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2011年9月19日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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