新型コロナで今後の裁判はどうなる?

 今年も4月に入りました。毎年4月1日はエイプリルフールということで、各企業が面白い広告を出すのですが、今年は新型コロナによる自粛ムードがありますので、そのような広告を出す企業は減っているようですね。

 前回、前々回と新型コロナについて言及しています。振り返ると、時間が経過するに連れて状況が悪化していますね。私自身も新型コロナについての認識が甘く、危機管理意識に欠けていたのですが、これほどまでに世界で感染者数が増えつつありますので、抜本的に認識を改めました。

 今さらですが、日本は、多少経済に影響が出ても、早い段階で入出国を制限する等の措置をとっておくべきだったと感じざるを得ません。その判断が容易でないからこそ、現状があるわけなので、やむを得ないんでしょうが。

 最近は、裁判所も新型コロナの感染を予防すべく、ウェブ会議や電話会議を積極的に活用したり、法廷の扉を開放したり、家事調停の待合室数を増やすしているようですが、裁判所自体は通常通り運営されているようです。ですが、裁判所こそ、不特定多数人が出入りする場所ですから、私はいっそのこと、しばらくの間は期日を中止・延期すべきではないかと考えています(そうなると裁判所をを訪れる弁護士や訴訟・調停の当事者数は格段に減ります)。
 まだまだ感染者数が少ない都市の裁判所であるならば運営を続けても問題ないようにも思えるのですが、感染が広がる速度が驚異的なくらいに早いので、全ての裁判所において統一的に措置を講じるべきだと思います。
 ただ、刑事裁判の取扱いは難しいでしょう。被告人の身柄拘束の問題や執行猶予の問題等がありますので、安易に期日を中止・延期するというわけにもいかないですから。悩ましいところですね。

 いずれにせよ、しばらくは様子見するしかないので、日々ニュースをチェックして、最悪の事態(都市封鎖、出勤(外出)禁止など)に備えたいと思います。


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2020年4月1日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

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