労働事件やるなら必読というくらいにおススメ

 早いもので、あと少しで今年も折り返し地点です。

 ワクチンの接種が全国的に始まったおかげで、コロナ感染者数は収まりつつあるように感じます。このまま順調にいけば、来年はもう大丈夫かなと思ったりしますが、最後の懸念事項は東京オリンピックですね。世界各国から参加者が日本に訪れますが、感染拡大しないことを祈るばかりです。

 さて、久々に法律関連のお話ですが、私が代表を務める琥珀法律事務所では、開業以来、労働事件を相当数取り扱ってきています。
 実際には、開業する前に所属していた事務所が労働事件を専門的に取り扱っていた事務所なので、そこでの担当件数も含めると私個人はそれなりの件数の労働事件を担当して解決してきたと思っています。数十年にわたって労働事件のみを担当してきたという弁護士の先生方に比べたらまだまだですけどね。
 最近は、コロナによる不景気を反映してか、整理解雇(リストラ)のご相談も増えてきました。

 それで、ここから本題ですが、これまで労働事件を取り扱ってきた中で得た経験上、労働事件やるならこれ!というおススメの専門書籍がいくつかあります。
 そのおススメ本のうちの一冊である「類型別労働関係訴訟の実務」(青林書院)が最近改訂されまして、「類型別労働関係訴訟の実務Ⅰ」、「類型別労働関係訴訟の実務Ⅱ」の2分冊となって発売されました。分量が大幅に増え、信頼性はさらに向上したと推測します。

 労働事件を主に取り扱っていきたいと思っている若手弁護士の先生方や労使紛争の相談を受ける社会保険労務士の先生方、企業の法務部の方は是非購入されるとよいと思います。1冊約5000円と少々お高いですが、値段分以上の価値は十分にあります。この本、Q&A方式になっていて読みやすい点もおススメポイントです。

 これだけ強く推すと、私が上記文献の著者や青林書院の関係者と疑われそうですが(笑)、そんなことは全くありません。純粋におススメしています。
 ちなみに、上記著書の編著者は全員裁判官でして、この点に鑑みても、上記書籍を信頼できると推測できますね。

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2021年6月16日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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