移動の合間に読書
今年に入ってから、中国地方、関西地方への出張が多くあり、その分、移動時間がけっこうあります。移動時間に仕事をしたいのですが、依頼者さんの個人情報を人目にさらすわけにはいかず、移動時間中はもっぱら法律関係書籍の読書で時間を費やすということになります。
そんな中、少し前に発売された弁護士の北周土先生編著の「弁護士 転ばぬ先の経営失敗談」(第一法規)をようやく読み終えました。
複数名の弁護士の体験談で構成されており、事務員とのトラブル、依頼者とのトラブル等について具体的な事例が紹介されています。読んでいて、「あるある~」なんて思うこともあって、(特に、独立したばかりの弁護士にとって)有益なんですが、欲を言えば、もう少し多くの実例を盛り込んで欲しかったなというのが読んだ感想ですね。
他の事務所の弁護士の失敗談を垣間見れるという点で、他に類書はなく、一読する価値はあると思いますね。
さて、今日は、事務所での相談を終えたので、これから愛知県に出張しに行ってきます。
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2015年3月14日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
体調不良から復活しました。
先週の土曜日に広島、福山出張に行った帰りの新幹線車内で徐々に体調が悪くなり始め、久々に発熱しました。ここ数年、毎年1回は風邪ひいて熱出してるような気がするんですが、今回は珍しく食欲がなくなり、月曜日まで全くご飯を食べれませんでした(といっても、わずか1日半ですが。)。それまでは、風邪ひいても全く食欲がなくなることはあまりなかったんですけどね。
で、今日になって元気回復で、ご飯も食べることができるようになったんですが、ここで改めて実感したのは、食事をとれるだけで幸せだなぁということでした。食事をとることは日常的なことで、元気なときにはそのありがたさをついつい忘れてしまうので、こうやって気づく・再認識するきっかけになるという観点からすると、辛い風邪や病気休養を少しだけ前向きに捉えることができるかもしれません。そうすると、風邪等になってもメンタル的には頑張る気が起きてくるかなと。
さて、今日で東北大震災から4年が経過しました。今なお避難生活を余儀なくされている方々が数万人単位でいるというニュースを見て、その方々が故郷に戻れる日がくるのは一体いつになるんだろうとふと考えました。避難先、特に仮設住宅での生活は、想像以上に厳しいもので、その厳しさは仮設住宅等で法律相談を実施したときに度々耳にしてきました。希望すれば全員故郷に戻れるような日が一日も早く訪れることを祈りつつ、今後も仮設住宅等への出張相談に協力していきたいと思います。
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2015年3月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
久々の書評
ご無沙汰しております。相変わらず2015年度も地方出張を繰り返しつつ、忙しく過ごしています。最近、電車での移動時間が多くなったせいか、肩こり・腰痛に悩まされていますが、それでも元気にやっています。
年末に受任した刑事事件2件は、1件が準抗告認容→その後に示談成立、不起訴処分となり、もう1件も処分保留釈放となったのですが、後者はまだ民事の示談交渉が継続中であり、なかなか大変な状況です。
さて、そんな中、久々に読破した書籍をここで紹介したいと思います。法曹関係者ならばその名を知らない人はいないといってもいいくらい(と勝手に思っていますが)有名な加藤新太郎裁判官の「リーガル・エクササイズ 裁判官から見た『法と社会』『事件と人』」(一般社団法人金融財政事情研究会)という本。
主に、具体的な事件を題材にしてコラムの形式で書かれており、「なるほど、そうか」と思いながら読み進んでいけます。一つのテーマについて4~6頁くらいなので、移動時間や期日の合間に読むのに最適ですね。裁判官志望の方には是非一読して欲しいと思います。また、弁護士にとっても、裁判官の思考プロセスが(ほんのわずかでしょうが)垣間見れるので、有益だと思いますね。
個人的には、1つのテーマについてもっと掘り下げて深く書いてほしいと思いましたが、対象とするメインの読者は法曹関係者よりもビジネスパーソン、学生を想定しているとのことですので、この点は仕方ないかなと思います。
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2015年3月2日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記