裁判員裁判が一段落して

 10月23日に始まった裁判員裁判は10月26日で弁論まで終わりました。後は30日の判決を待つのみです。
先週1週間は、裁判員裁判にかかりきりの状態でして、ほかに抱えている民事事件の書面起案は完全にストップしてしまいました。ただ、裁判員裁判中も他の刑事事件に関して接見要望が度々出ましたので、夜の時間を使って対応していました。特に、26日は弁論終結後に一息つけると思っていましたが、証拠保全の裁判官面接が裁判員裁判の直後にあり、さらに、新たに刑事事件の接見に行かなくてはならず、本当にハードな日々でした。
 ということで、27日の土曜日は先週1週間の睡眠不足を補える程にほぼ一日寝続けてしまいました(笑)。おかげで今日は元気です。

 明日からは、たまっていた民事事件の起案を中心に仕事をしたいと思います。

 さて、話は変わりますが、アップルからiPad MiniとiMac、MacBook Proの13インチのRetina Displayのモデルが発表となりましたね。iPad MiniとiMacはRetina Displayではないので買う気が起きません。iMacがRetina Displayだったら、多分買ったんじゃないかと思うんですけどね。
 現状では、MacBook Pro13インチのRetina Displayモデルに惹かれていますが、ネックはやはり値段ですよね。ちょっと高すぎるんじゃないかと思っています。すごく魅力のあるマシンなんですが、なかなか買う気にはなれないですね。思い起こせば、MacBook Pro15インチのRetina Displayモデルが発売されたときは、すぐに13インチも出るだろうと思って待っていたわけですが、今回もなかなか財布のひもが緩みません。現時点で、MacBook AirのRetina Displayモデルが発売されるのを期待しているのは自分だけではないはずです。

 というように、いつもの調子で悩んでいるわけですが、この悩んでいる時間こそが楽しいんですよね。もうしばらくこの感じに浸りたいと思います。




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2012年10月28日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

来週から裁判員裁判が始まります。

 昨日、裁判員裁判の公判前整理手続が終わりました。いよいよ来週から公判が始まります。来週は1週間フルで裁判員裁判に集中することになります。
というわけで、今日、急ぎ、民事事件等の起案をやっていますが、金曜日の夜に事務所に残るのはなんとなく寂しいですね。
 2月に開業して以来、私の事務所の弁護士は私一人ですが、一人採用しようかどうか悩みはじめています。

 軒弁(固定給なし)であれば採用しやすいのですが、イソ弁(固定給あり)を一人採用するとなると、それなりの経費が必要となり、やはり覚悟がいります。今はありがたいことに依頼をいただいてますが、今後いつ依頼が来なくなるか(減少するか)わからないわけですから(弁護士業に限らず、あらゆる自営業の悩みですね。)、慎重にならざるを得ません。

 明日は、再び震災関連の相談会にいってまいります。この相談会で被災者の方に接して話を聞くにつけ、東北大震災はまだまだ収束していないことを実感させられます。収束するのは早くても数年後でしょうが、一日も早い福島の完全復活を心から願っています。

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2012年10月20日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

続・暴力団

 最近、刑事事件の接見で1日中動き回っています。必然的に移動時間が長くなるのですが、駅構内の書店で見つけた溝口敦さん著「続・暴力団」(新潮社)が気になり、購入して一気読みしました。

 暴力団の構成員数は年々減少しているようですが、全国の都道府県で実施された暴力団排除条例は、暴力団と交際した企業の社名を公表する等の措置が定められており、企業等との関係を断たれるという点において暴力団にとって非常に厳しい内容となっています。社名公表された企業は、銀行等から新たな融資を受けられなくなり、取引先の企業から取引中止を言い渡されることもあるようですから、企業は暴力団との付き合いを控えるようになるわけです。これは、健全な社会の実現に資するという意味では非常に有意義とも思えるのですが、そうなると暴力団構成員(特に、末端の構成員)は生活できなくなりますから、その構成員(又は元構成員)の受け入れや就職支援等を検討することが必要ではないかと思います。この点を放置しておくと、マフィア化や暴力団ではない半グレ集団化が進行するだけでしょう。

 上記の書籍では、暴力団の取材を長年続けてきた著者ならではの鋭い分析がなされており、なかなか興味深いと思います。文体もわかりやすく、一気に読めます。

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2012年10月18日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

京都に行ってまいりました。

 先週の土曜日は、刑事事件の接見で三重県に行ってきました。接見後にそのまま東京に戻ってもよかったんですが、翌日の日曜日は予定が入っていませんでしたので、思い切って京都に行ってみました。京都には今年の4月か5月に某大学においてガイダンスを実施するために戻ったことがあるだけでしたので、半年ぶりということになります。

 京都に着いて、四条木屋町周辺で中学校時代の同級生と飲んだんですが、遅くまで飲んでいたので翌日に観光する気力が起きず、日曜日はお墓参りをして別の友人と会った後で東京に戻りました。京都出身の私が言うのもなんですが、周囲が関西弁ばかりの環境は新鮮でした。それから、総じて飲食店の値段は東京に比べて安めだと感じました(私が入った店が安かっただけなのかもしれませんが)。
 お墓参りの前に三条と四条間の鴨川沿いを散歩しましたが、鴨川は京都のシンボルですね。繁華街のすぐそばに川が流れており、その川の両側を歩けるようになっているので、デートするには最適な環境だと思います。実際に、鴨川等間隔の法則なるもの(鴨川沿いに男女のカップルが等間隔で座る法則)も存在するとかしないとか…。
 東京にも、多摩川、隅田川といった大きな川が流れていますが、鴨川とは違うんですよ、雰囲気が。

 次は年末に京都に戻ろうと思っていますが(昨年も一昨年も戻れていないのです。)、それまでは仕事に集中したいと思います。

 

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2012年10月16日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

久々に出かけます。

一昨日から今日まで三連休ですね。でも、連休初日は震災関連の法律相談、昨日は接見等の仕事があって残念ながらお休みできませんでした。


でも、最終日の今日は夜まで特定の予定は入っていませんので、久々にちょこっと出かけようと思います。今からネットで検索して行き先を決めようと思ってますが、東京近辺の観光スポットはだいたい行ったことがありますので、どこに行くのか悩みます。
行ったことがない場所で一番に思いつくのはスカイツリーか江ノ島です。どちらかに行くかもしれません。混んでなかったらいいな。

さて、久々に本を読みました。一冊は、増田明利さん著「今日、ホームレスになった」(彩図社)。もう一冊は誉田哲也さんの新刊「主よ、永遠の休息を」(実業之日本社)です。



前者は、普通の生活からホームレスになった数人の人生を簡潔にまとめて取り上げたノンフィクションでして、読んでいると少し暗い気持ちになりました。弁護士業界もこれから過当競争になりますから、もしかしたら自分も数年後にはホームレスになっているかも‥なんて思ったりします。そんなまさか‥と思われるかもしれませんが、ホームレスになった人の中には「自分はホームレスになるはずがない」と思っていた人が少なくありません。ふとした失敗やきっかけで生活は狂いますから、今がどんなに調子良くても他人事には思えないですね。
後者の誉田哲也さんの新刊は期待通りに面白いです。誉田さんの作品は毎回思わぬ結末が待っているので、面白くて一気に読んでしまいます。今回の作品は過去の少女殺人事件に絡めたものですが、主人公が刑事でゃなく記者であるという点が新鮮でした。





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2012年10月8日 | コメント/トラックバック(0) |

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65期修習生の内定事情

 そろそろ2回試験(司法研修所卒業試験)を意識する時期になってきました。今頃、修習生は同試験に向けて必死で勉強していることと思います。
2回試験の話になると、いつも自分のことを思い出します。2回試験では1科目でも落第点をとると不合格となり、1年後の2回試験を受けることになりますから、経済的な負担が大きく、修習生にとっては是が非でも合格しなければならない試験です。私の場合は、民事裁判の試験で大失敗しまして、合格発表まで生きた心地がしませんでした。今思い出してもゾッとします。
 私のときには数年前から二回試験に受験回数制限が導入されましたので、3回しか受けれなくなりました(この点は、司法試験と同じですね。)。また、2回試験の合格率は90%以上なんですが、だからこそ絶対に落ちるわけにはいかないんです。ですので、修習生にかかるプレッシャーは司法試験以上だと思います。

 で、本題ですが、昨年は12月の時点での弁護士未登録者数が約400人いたと話題になりました。就職状況は年々厳しくなって行っていることは明らかでして、今年はどうなるのか心配ですが、最近会った友人の弁護士から気になる話をききました。同弁護士は、65期の修習生と最近会って話をする機会があったようですが、そのときに、今年は12月の弁護士未登録者数は800人くらいになりそうと聞いたようです。事務所によっては翌年1月に登録するところもありますし、企業内弁護士であれば登録しなかったりします。また、上記800人の中に、裁判官・検察官の任官予定者が含まれているかどうかも確認できません。
 ですので、実際に何人が就職先未定になるのかは正確には不明ですが、仮に1月以降の登録者数が100人、任官予定者が150人と仮定しても550人が就職先未定となりますので、いずれにせよ修習生のおかれた就職状況は非常に厳しいものだと思います。
 就職先未定の修習生は、2回試験直前の今になっても就職活動を継続しなければならないわけで、本当にしんどい思いをしていると思いますが、このような状況を「仕方ない」という一言で片づけるには抵抗を感じます。上記の未登録予定者数を約500人とするならば、修習生の4人に1人(合格者数は約2000人ですので。)が就職先未定ということになるわけでして、ちょっと異常な事態だと思います。

 今年の合格者については、昨年より約100人多い2100人ですから、これまでで最も就職状況は厳しくなることが予想されます。合格者の方は、今からでも情報を収集して、人脈を広げて、就職活動した方がいいのは間違いないでしょう。

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2012年10月4日 | コメント/トラックバック(0) |

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ThinkPadのウルトラブック「X1 Carbon(カーボン)」が届きました。

8月末に注文したシンクパッドのウルトラブック「X1 Carbon」が昨日届きました。
シンクパッドらしく堅固性は高そうですし、ちょっと触ってみた感じではキータッチも良好だと思います。ウルトラブックにしては、キータッチはしっかりしています。

個人的には、X1のゴリラガラスが綺麗でお気に入りなんですが、ゴリラガラスは重いのでX1 Carbonでは廃止されています。
X1よりも実際に数百グラム軽くなったわけでして軽さ重視のウルトラブックなら仕方がないですね。

今後、携帯性が重視され、ウルトラブックはますます流行っていくと思いますが、堅固性と良好なキータッチ、急速充電機能をもったX1 Carbonはかなりおススメです。ウルトラブックといえば、アップルのMacbook Air(マックブックエアー)が大人気ですが、Windowsパソコンがいいという人にはX1 Carbonがイチオシですよ。画面も14インチで見やすいですし。欲をいえば、もう少し軽くなるといいんですけどね。

もっとも、今回買ったPCは事務員さん用でして、私は従来通り、ThinkPadのX220をもうしばらく使っていく予定です。私は、Macbook AirがRetinaディスプレイになったら買おうと思っています。




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2012年10月3日 | コメント/トラックバック(0) |

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