宅地建物取引士試験
ずいぶん肌寒くなってきました。しばらくの間、関東は天候が不安定で雨続きだったので、ツーリングにぴったりの季節なのにどこにも走りに行けず、天気が持ち直した日にバイクで裁判所等に行って仕事をするだけでした。
11月には、せめてどこかの紅葉を見に行けたらなと思っていますが、仕事が立て込んできていて、それも叶わないかもしれません。そう思うと切ないですね。
さて、今月実施された宅地建物取引主任士の試験を先日受験してきました。
実は、今回が初めての受験ではなく、恥ずかしながら●回目の受験となります(笑)。ロースクール生のときに宅建試験に合格している人もけっこういるようなので、そのことから、自分も簡単に受かると思って油断していたせいか、いつも合格最低点に2~4点足りずに落ちていました。合格点まであと数点っていう落ち方をすると、ダメなんですよね。ちょっと勉強すれば翌年には合格できるはずって甘い期待を抱いちゃうので。私がその典型で、いつも試験日直前になって必死に勉強しては落ちるという行為を繰り返してました。
そのため、今年の試験は、これが最後の受験と覚悟して、早めに準備したためか、予備校が出した合格最低点のいずれよりも点数が高かったので、マークミスがない限り、合格していると思います。やっと、事務所のホームページの紹介欄に「宅建試験合格」って書けますので安堵しています(笑)。
宅建試験を受けようと思ったのは、特に不動産業を開始しようとかいう話ではなく、単に不動産業界の知識にもう少し蓄えたいと思ったからです。少し前に賃貸不動産経営管理士試験も受験して合格していまして、あとはマンション管理士試験も受けて合格すれば、そこそこ詳しくなれるかな、そういう風に周囲から評価してもらえるかなという淡い期待を抱いています。本当は、不動産鑑定士試験に合格できたらいいのですが、これは相当難しいので、かなり準備しなければならず、今の状況では取得できないとみています。
そんなわけで、次はマンション管理士試験を突破できるように頑張ります。合格率は10%未満くらいなので、実はけっこう難関のようです。今年の試験まで1か月しかなく、仕事しながらでは厳しいかもしれませんが、やれるだけやってみて落ちたら来年に再チャレンジしようかなと思っています。
余談ですが、宅建試験に合格するには、民法と宅建業法の2つをおさえることが最も重要なんですが、その他の法令の知識(都市計画法、建築業法、国土開発法等)を満遍なくおさえることによって、行政法のイメージが具体的になりますので、司法試験受験生におすすめしたいと思います。宅建業法の勉強はそんなに範囲は広くないので、何度も落ちた私がいう資格はないのですが(笑)、きっと合格できるはずです。
2022年10月24日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
令和4年度司法試験合格発表
ここ数日間、東京の天気は安定しないですね。少しずつ涼しくなりつつあって、バイクに乗るのにちょうどいい時期なんですが、残念ながらお預けです。
さて、一昨日、司法試験の合格発表がありました。それによると、1403人が合格し、合格率は45、52%とのことでした。そして、驚くべきことに予備試験合格者の合格率がすさまじいですね。98%という高い合格率なので、予備試験合格者にとっては司法試験は試験としての意義に乏しいのではないかと思えてしまいます。
もちろん、予備試験を受験してから司法試験を受験するまでにさらに勉強を続けているはずなので、簡単に司法試験は不要と言い切ることには躊躇を覚えますが、この点を考慮しても、法科大学院卒業生に比べて合格率が突出していますので、このままではよくないのではないかなと思っています。現状、予備試験の合格率は5パーセント未満のようですが、例えば、その合格者数を10~15%くらいになるように増やすことを検討してはどうでしょうか。そのくらいの合格率になると、予備試験を受験して法曹を目指す人が増加するはずなので、法曹界にとってもよいと思うんですけどね…。
いずれにせよ、今回合格された方はおめでとうございます。
残念ながら、不合格となった方は、あきらめずに敗因を分析し、再度、過去問検討を中心とした勉強を頑張って続けていってください。司法試験は、合格率が3%台だった昔の旧司法試験とは異なり、努力すれば必ず合格できる試験になったと思います。努力の方向性さえ間違えなければ(例えば、出題可能性が低い最先端の論点にこだわる、マニアックな学説の対立にこだわる等)、合格できるはずなので、不安になりすぎることなく、毎日一定の時間を確保して勉強していきましょう。
2022年9月8日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
訃報
最近、どうやら夜型人間に戻りつつあり、午後に出勤して翌日午前(深夜)まで働くという勤務を繰り返しています。
朝の方が頭が冴えている、深夜の何倍もはかどる、という話をよく耳にするので、このような深夜型の勤務はよくないのかもしれません。ただ、実際には、深夜ゆえに静寂の中で集中できるというメリットもあるのではないかと思います。さすがに、深夜に事務所の電話が鳴ることはなく(ごくたまに電話があって、応答して法律相談に対応することもありますが)、電話で集中力が途切れることがないのはありがたいところです。
とはいえ、午前5時から午前8時の早朝勤務も同様に静かなので、集中したいなら、早朝に来て夕方に帰るべし、というツッコミを受けてしまいそうです(笑)。
さて、ここから本題ですが、最近、京都大学法学部の潮見佳男教授が急性心不全により逝去されたというニュースを見ました。潮見先生といえば、民法の大家でして、私が司法試験受験生だった頃は、潮見先生の基本書と内田先生の基本書が受験生に大人気だったことを思い出しました。どちらかといえば、要件事実を意識した書きぶりの潮見先生の基本書の方が人気が勝りつつあったくらいだと記憶しており、私は新世社の「基本講義 債権各論Ⅰ」と「基本講義 債権各論Ⅱ 不法行為方」を愛用していました(どちらも基礎から優しく解説してくれています)。そして、司法試験に合格してからも潮見先生の著作を参考にすることはよくあり、とてもありがたかったです。
信山社の「プラクティス債権総論」はとてもわかりやすくて、受験生から実務家まで幅広く利用できるものですし、債権法の分野でいろいろ調べてもよくわからないときは、同じく信山社から出ている法律学の森シリーズ(「新債権総論1」、「新債権総論2」、「新契約各論1」、「新契約各論2」など)を読んでみたりしています。余談ですが、私が受験生だったときに、「法律学の森シリーズは難しすぎて、森に迷い込むから読まないほうがいい」と某先生から言われたことがあります(笑)。
最近、「詳解 相続法」の第2版が発売されたばかりなので、お亡くなりになったというニュースを見ても実感が湧かないのが正直なところです。そもそも、潮見先生と面識はなく、あくまで文献を通して私が一方的に存在を知っているだけなので、実感が湧かなくて当然かもしれません。
いずれにせよ、とても残念です。潮見先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。
2022年8月25日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:法律学
8月になりました。
ここ数日、東京は天気のよい日が続いています。気持ちいいくらいに空が晴れ渡っている日が多いのですが、他方で暑さがすさまじく、酷暑という表現がしっくりきます。
そのため、日中はバイクに乗って走る気になれず、バッテリーをあげないためという目的で、夜に走ることが多くなりました。ただ、夜だと景色を楽しめないので、無味乾燥な感があります。やはり、バイク乗りにとっては、春、秋がちょうどいいですね。
さて、最近は、交通事故事件の受任件数が増えていまして、交通事故事件の文献や裁判例を調べることが増えたことで、以前よりはるかに交通事故事件に詳しくなってきたように思います。一つの分野を突き詰めるのは大変ですが、もともと、バイクや車に興味があったので、それなりに楽しく学んでいます。
今のまま、引き続き勉強を続けて、事務所全体のレベルを上げていければいいなと思いますね。
2022年8月12日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
ジョジョファンは買いです
本日、業務の合間に私が行きつけの有隣堂書店に立ち寄ったら、売上ランキング1位の欄に「地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険」が飾ってありまして、思わず衝動買いしてしまいました。
中身はパラパラとしか見れてませんが、ページのところどころに漫画に出てくるコマが散りばめられてまして、私のように、旅行に興味がない人であってもジョジョ好きなら満足できる内容です。
国内だと杜王町のモデルとなった仙台の店舗等が取り上げられてまして、今度、仙台事務所に出張するときにいろいろ立ち寄ってみようとワクワクしています。
その他、海外もいくつも取り上げられてますので、旅行好きかつジョジョ好きなら、買いですね。間違いなく。
今日の仕事を終えたら、就寝前にゆっくり読もうと思います。
2022年7月19日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
7月15日は…
7月も今日で半分経過です。そして、本日をもって私はまた一つ歳を重ねました。40代になると誕生日が嬉しいという感想ではなく、あと何年元気に動けるんだろう、フルに働けるんだろう、健康でいられるんだろうって考えるようになり、微妙な気持ちになります。
さて、ふと、自身が生まれた日が気になって、7月15日って何の日かなと思って調べてみました。すると、なんと、以下の2つの記念日のようです。
・ ホッピーの日(ホッピーが初めて製造された日)
・ ファミコンの日(ファミリーコンピューターが発売された日)
昭和世代の私としてはとても感動したのですが、30歳未満の方にはどちらの日も伝わらないかもしれません。
ホッピーは、昔、ビールよりも安価なお酒として流行っていたのですが、その後しばらくの間、なりをひそめ、最近、健康ブームの波に乗って話題になっているように感じます。ホッピーを提供してくれる居酒屋さんはそこそこありますし。プリン体がないのがホッピーの魅力ですね。甘いお酒が好きな人には、ホッピーは向いていないですね。
一方、ファミコンですが、今となっては知らない人の方が多いのかなというように感じています。ファミコンは私が小学生だった頃、小学生が夢中になってのめり込むゲーム機であり、大人気だったRPGゲームのドラクエも1から3まではファミコンソフトとして発売されました。当時、ドラクエ3欲しさに学校を休んでおもちゃ屋さんに並ぶ小学生、中学生がニュースで報道されていたのを覚えています。ちなみに、ドラクエ4はスーパーファミコンで発売されました。今、ドラクエシリーズがどこまで続いているのか、どのゲーム機で発売されているのか、全く知りません。
昔ゲームに夢中になって勉強をしなかったのですが、あるときからふとゲームをやらなくなりましたね。高校生の頃だったように思います。今からゲームを始めるとしても、昔のように夢中になれないと思います。大人になったことを実感しますね。
ちょっと話が脱線しましたが、ファミコンは小学生だった私にとっては夢のように楽しいゲーム機でして、そんなファミコン記念日と同じ日に生まれたことを誇らしく思います。
最後に、ファミコンに興味を持ったという方は、今でも中古のゲーム機とソフトが売られているようなので、トライしてみて欲しいなと思います。今のゲームと違って、映像等が粗くて物足りないと思われるかもしれませんが、やってみると面白いはずですよ。少し前に、事務所に誰かがもってきた携帯用のファミコン機(昔のゲームボーイくらいのサイズでソフトを差し込んでプレイするやつです)で忍者ハットリ君というゲームをやったのですが、けっこう面白くて20回くらいはプレイしてしまったことを思い出しました。
2022年7月15日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
ファイナンシャルプランナー2級に合格しました。
東京は明日からしばらくの間、雨模様の天気になるようです。雨が降らないと水不足の問題が新たに生じるわけなので、この雨は歓迎するしかないですね。今年の梅雨は短かったですし。バイクに乗れなくなりますが、しばらく我慢します。
さて、今さらなんですが、以前に受験したファイナンシャルプランナー2級試験(日本FP協会が実施する方の試験)の合格発表が6月末にあり、なんとか合格していました(なお、その前に受験した3級試験も合格していました)。
2級も3級も出題範囲自体はほぼ同じであり、単に難易度が違うだけのように感じました。
ただ、午前の択一式試験は、3級試験と異なり、選択肢が4つに増え、より正確な知識が必要といえます。午後の実技試験については、3級試験と異なり、選択肢を選ぶ問題だけでなく、実際に自身で計算して出した数字を回答用紙に書き込む問題も出題され、3級試験に比べて難易度が大きく上がっているように感じました。要するに、実技試験では、ヤマカンで選択肢を選んで偶然正解する、という問題が少なく、真の意味で実力が必要といえるわけですね。
午後の実技試験は100点満点中60点以上が合格となるのですが、恥ずかしながら、私は、今回、最低点である60点で合格しました。本当にギリギリでした。午前の試験と午後の試験の合間の昼休憩の際に、試験会場近くの神社に入ってお祈りしたことがよかったのかもしれません。信じる者は救われる、ですかね。もちろん、合格発表後に、再び同神社を訪れて、お礼を伝えてきました。
2級試験は、3級試験と違って、付け焼刃の勉強ではしんどいと思います。そもそも、合格することも大事ですが、そのための勉強の過程を通じて知識を正確に身に付ける方がもっと大事だと思いますので、これから受験する方は、余裕をもった勉強をするのがよいと思います(自戒の念を強く込めてます)。毎日少しずつでもいいので、テキストを開いて読むことを繰り返すことがまずは必要だと思います。
参考までに、今回、私は、2級、3級試験受験を通じて、マイナビ出版の「イメージで攻略 わかる!受かる!!FP3級(2級)AFP テキスト&問題集 2021-2022年版」を利用しました。2級用、3級用のいずれの本もイラストが豊富ですし、カラーなのでとっつきやすく、楽しく勉強できました。時間がないので、テキストを絞って勉強せざるを得なかったのですが、結果的にそれが功を奏したのだと思います。同じテキストを何度も読んだ方が記憶は定着しやすいはずなので。
この調子で、今年も他の資格を目指していきたいと思います。
2022年7月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
7月になりました。
今年は梅雨明けが早くて、雨が好きじゃない私としては嬉しく思ったのですが、
その反動なのか、猛暑日が続いてまいっていました。
これだけ暑いと、ライダースジャケットを着用してバイクに乗るのが億劫になるレベルでして、最近はバイクに乗るとしても夕方以降の時間帯に限るようにしています。私が持っているバイクの多くは、空冷エンジン・油冷エンジンなので、オーバーヒートが怖いです。最新の水冷エンジンならそういう心配はあまりいらないんでしょうけどね。どうしても、最新のバイクが欲しいとは思えなくて、古いバイクにばかり、目がいきます。
さて、最近、顧問先から労働相談を受けることが続いてまして、基本書やいわゆるマニュアル本と呼ばれる書籍やらに目を通していました。
それで、久々に、労務行政研究所が編集している「第3版 新版 新・労働法実務相談」(労務行政)に目を通しましたのですが、この本は、Q&A方式で、実務的に問題となる事項について弁護士がわかりやすく解説していて、とても役に立つと改めて実感しました。
以前にもこのブログでおススメしたことがあるかもしれませんが、企業の法務担当者はこの本をもっていて損はないと思いますし、労働相談を受ける機会が多い弁護士にとっても有用だと思います。2020年に発行された本なので、比較的新しいという点もプラスポイントだと思いますね。
ということで、久々におススメ書籍の紹介でした。
2022年7月6日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
本日6月10日は時の記念日です。
今年ももうすぐ半年が経過しますね。ここ数年間、1年が短いと強く感じます。
さて、本日6月10日は「時の記念日」であることをご存知でしょうか。私は、全く知らなかったのですが、本日発売の時計を買いに行った際に調べて知りました。ただ、残念ながら、目当ての時計は人気だったため、抽選販売となり、あえなく落選して買えませんでした。限定モデルだったし、仕方ないと思って諦めるしかないですね。
時の記念日にちなんで、時計のお話をしますが、最近、機械式時計をつけることがめっきり減りました、普段から気軽に着けられるGショックやプロトレックをヘビーユーズしています。少し前に書いたかもしれませんが、バイクに乗る機会が増えたので、万が一転倒して時計が壊れても悲しくならない時計を身に着けよう、そもそも壊れにくい時計にしよう、という思いから、上記のように時計の使用頻度・種類が変遷しました。
実際、ソーラー電波のGショックは、壊れない(頑丈)、狂わない(電波時計で正確)、止まらない(ソーラーで電池交換いらず)という3つの特徴を兼ね備えていて、使い勝手は抜群で愛用しています。これに慣れたら、快適過ぎてなかなか機械式時計に戻りにくいですね。雨の日でも気にせず使えますし。コスパの良さはダントツ1位ではないかと個人的には思っています。欠点を挙げるとすれば(欠点というほどのものではありませんが)、スーツに合わせにくいということでしょうか。
もちろん機械式時計には機械式時計の良さがありますので、一概にどっちがいいとはいえません。そうすると、機械式時計とソーラー電波時計を合わせ持って、上京に応じて使い分けるのがいいということになりますね。
川浪
2022年6月10日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
令和4年度司法試験
今年のゴールデンウィークもあっという間に過ぎ去りまして、今に至っています。今年は、有給を3日間組み合わせれば10連休になったようですが、実際のところ、世間の皆さんの取得状況はどうだったんでしょうかね。
私の場合、10連休にあこがれますが、そんなに休んだらメールやら仕事やらがたくさん溜まっていて連休明けの出勤時に追い込まれそうなので、どうしても躊躇してしまいますね。
さて、本日から5月15日まで、中休み1日を挟んで司法試験が行われるようです。ここ数年は、司法試験においてどんな問題が出題されたのか、出題方式はどうなったのかといったことについて気にならなくなりました。私も弁護士生活10年を超えまして、こういう話題に興味を喪失し、ついていけなくなりつつあるのかもしれません。いつか時間ができたら、直近の司法試験の問題にチャレンジしてみたいと思ったりしています。
いずれにせよ、受験生の皆さんは頑張ってください。新型コロナの影響によって、いろいろと不便を余儀なくされていることと思いますが、受験生の条件は皆同じなので、気にせずにやることが大事だと思います。
2022年5月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記