愛犬コテツとリョウマ

琥珀法律事務所に4名の弁護士が入所しました。

 早くも4月下旬になりました。
新型コロナの影響により、今年の二回試験の合格発表と新人弁護士の入所時期は例年の12月から4月に変更となりまして、今月、4人の弁護士が琥珀法律事務所のメンバーに加わりました。

 弁護士になってからしばらくの間は、覚えることがたくさんあって大変だと思いますが、ぐっと我慢して仕事に取り組んでもらいたいと思います。
 新人弁護士全体にあてはまることだと思いますが、最初にサボることをおぼえると後で苦労することは間違いないので、気を引き締めることが必要です。土台(基礎)がしっかりしていないと高い建物を建てることはできないわけでして、最初が肝心だと思います。

 さて、最近、知人の弁護士の訃報が手紙で届きました。まだまだ若いのにどうして…という思いはありますが、考えてみると、私も中年となり、いつ病気にかかってもおかしくないですし(実際、若かったときに比べて、体調不良等によって病院に通うことが大きく増えました。)、未だに不規則な生活をしていますので脳卒中等になる可能性もあると思います。これまで当たり前に享受していた健康は、当たり前のものではないなと改めて感じさせられました。

 私自身もいつ亡くなってもおかしくないという意識をもって、貴重な今の時間を大切に過ごしていきたいと思います。同じように、新人弁護士となられた皆さんについても、時間は有限であることを意識しながら、日々を大切に過ごしていってもらいたいと思います。

2022年4月26日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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桜が満開なのに…

 今年は桜をゆっくり見た記憶がありません。東京は既に満開どころか、散り始めているようなので、ちょっと残念です。
 コロナ禍になってから、「お花見」という言葉もあまり耳にしなくなったように思います。東京では未だに感染者が数千人単位で日々発生していますので、まだまだ厳粛ムードは続きそうですね。

 明日から4月が始まります。4月といえば、やはり、出発のイメージがありますね。新しい物事を始めるのにピッタリな感じがします。
 琥珀法律事務所には、今年も新人弁護士が4名加入する予定でして、少しずつではありますが、弁護士数は増えていっています(毎年、退職者もいますので、微増している感じです)。事務所として、それなりの規模になってきましたので、新人育成に力を入れつつも、現在、所属して働いてくれている人たちがより一層働きやすくなるために、業務体制等を適宜見直していきたいと思っています。
 事務所として目指すところは、提供できるリーガルサービスの拡充・向上にほかならないわけですが、そのためにも、働いてくれている弁護士・事務員の就労環境の改善と意識向上を図っていく所存です。
 一人の弁護士があらゆる分野に精通することは現実的に難しいので、●●の分野ならAさん、▲▲の分野ならBさんというように、所属する弁護士個々人の得意分野を見つけて、そこをさらに強化していければいいなと思っています。

 ということで、明日からもよろしくお願いいたします。



2022年3月31日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

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刑法、民事訴訟法、家事事件手続法の法改正

 本日、侮辱罪の厳罰化を盛り込んだ刑法改正案が閣議決定されたというニュースを目にしました。
 ニュースによれば、主にインターネット上の誹謗中傷抑止を目的として、現行法の「拘留または科料」から「1年以下の懲役もしくは禁錮、30万円以下の罰金、または拘留もしくは科料」に法定刑を引き上げるとのことのようです。

 上記改正については、私がこのブログで去年の12月17日に言及していますので、改めて述べませんが、安易に侮辱罪を適用して逮捕できるとなると表現行為全般に委縮効果を及ぼす可能性が高いと思いますので、逮捕や勾留は悪質な事案に限る等の運用面での限定が必要と思います。

 個人的には、IT化を目的とした民事訴訟法改正案と家事事件手続法改正案の方が気になります。改正が成立すると、書類のやりとりや裁判への参加等がオンラインで可能になるようです。また、離婚調停もウェブ会議で成立させることが可能になるようです。これはとても大きな変革だと思います。これまでは、「原告は実質的なやりとりがほぼ行われない第1回口頭弁論期日に出廷しなければいけない」、「裁判書類は郵送か持参かFAXでやりとりしないといけない」、「離婚調停を成立させるには、意思確認のために、当事者双方が調停に出席しないといけない」といったルールがあり、なかなか大変でした。
 それが上記の改正によって大きく効率化するのでしたら、とてもいいことだと思います。同時に、弁護士の営業・執務スタイルも大きく変化すると思われ、出廷の負担を気にすることなく事件を担当できるようになれば、距離を気にせずに事件を受任しやすくなるでしょうし、依頼者との相談・打ち合わせについてもウェブを用いて行われることが一般化するかもしれません
 
 唯一しんどいなと思うのは、上記改正によって、たくさんの文献が改訂され、それを買い直さないといけなくなることですかね。私は、書面を書くにあたっていろいろな文献を読んで調査するのが好きな性格でして、事務所にはたくさんの書籍を揃えています。そのため、改訂されて買い替える必要のある書籍数も必然的に多くなりますので、けっこうな出費が予想されるところです。いくらになるのか想像がつきませんが、頑張って買い直そうと思います(笑)

2022年3月8日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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10周年過ぎてしまいました…

 前回のブログで2月21日の10周年記念日にブログを更新する予告をしていましたが、恥ずかしながら、完全に失念してしまいました( ;∀;)
 加齢による記憶の衰えを改めて自覚した次第です。

 本来、2月21日に、これまでの振り返りとこれからのことを考えてたくさん書こうと思っていたのですが、もはや、やる気もなくなってしまいました。これは、小学生が「8時から勉強するぞ」とやる気になるのと似ているかもしれません。8時を過ぎてしまったら、もういいかと思ってしまい、次は「9時から勉強するぞ」というように、キリのよい時間から頑張ろうという心境ですね。そうなると、10周年の次にキリのよい年は15周年とか20周年になってしまいますので、随分先の話になってしまいそうです。

 ということで、少しだけ振り返ろうと思います。

 10年前の平成24年2月21日から正式に恵比寿駅前の住居兼事務所の賃貸物件(ドエリング恵比寿というマンション)において琥珀法律事務所をスタートさせました。そのときは、確か15坪くらいしかスペースがなく、相談室1つと執務スペースを確保するだけでいっぱいいっぱいでした。当時、広尾にあるおしゃれなオフィス型ビルを賃貸したいという思いもあったのですが、そこの家賃は1,5倍の価格だった上に、保証金も6か月分おさめなければならなかったため、経済的な事情から恵比寿にある上記物件を選びました。恵比寿の同物件は住居兼事務所タイプだったため、保証金は不要だったので、初期投資額が安くすんだのです。また、駅から徒歩1分という恵まれた立地だったことも選んだ理由の一つでした。

 開業当初、相談者が来てくれるのか、問い合わせはあるのか、果たして食べていけるのか、といろいろ不安でしたが、当時はまだ今ほど法律事務所間の競争は激しくなかったので、インターネット広告によって、それなりに問い合わせはありました。主に労働事件と刑事事件を中心に広告していたのですが、これまでに経験したことのない事項に関する相談も一定数あり、その都度、調べて対応するように努力しました。この過程で自身の実力が延びていっているはずだと思えば、時間がかかっても調べることは苦ではありませんでした。

 当時、とにかく、事務所経営を安定させたいという思いから、基本的に依頼されれば断らずに受けるというスタンス(ただし、要求が正当でないもの、証拠が皆無のものはさすがに受任しませんでしたし、予想される経済的利益が少なく、弁護士に依頼すると経済的にマイナスになってしまうものもお断りしていました。)で対応した結果、業務過多でしばしば徹夜を余儀なくされ、一番働いた時期だったように思います。恵比寿駅前にあるモンベルという登山用品店で寝袋とマットレスを購入したのはいい思い出です(笑)。
 30代前半だったから無理できたのかもしれませんが、41歳になった今、同じくらい働けと言われてもほぼ不可能だと思いますし、あの頃のように働きたくもありません。ただ、あの頃に精一杯働いたおかげで、それなりに経験を積んで知識も得られ、今につながっていると思われ、その意味では、多少無理しても働いてよかった、働いた意味はあったと考えています。年を重ねてからでは、体力も気力もどうしても衰えてしまっていますので(実際、年々、健康診断でひっかかる項目が多くなっています。)、苦労するなら若いときの方がよいでしょうしね。また、一定期間精一杯働いたことは自分にとって自信となっており、多少の苦労も少しは余裕を持って対応できるようになったと思います。
 もちろん、今でも知識や経験は十分ではありませんので、今後も努力を重ねていくつもりです。幸いなことに、私は基本書を読んだり判例を調べて読むことがけっこう好きなので、全く苦に感じません。この点はロースクール生だったときから飛躍的に私が進歩した点だと思います(笑)。

 振り返ると、独立した当初は、今ほどの規模にまで琥珀法律事務所を拡大できるとは夢にも思っていませんでした。せいぜい、弁護士数人、事務員数人の共同経営形態しか念頭にありませんでした。広いオフィスに引っ越せるとは思っていませんでしたし、全国各地に支店を展開できるとも思っていませんでした。拡大できたのは縁があって多くの人から仕事をいただけるようになったからであり、依頼してくださった方々や顧問先となってくださった方々、私の相談に乗って支えてくださった方々に深く感謝しています。また、縁あって琥珀法律事務所に入所して働いてくれている方々にも同様に感謝しています。

 今後も相談者・依頼者の方々のお役に立てるように、より良いリーガルサービスの提供を目指して頑張っていきたいと思いますし、内部的には、気持ちよく働ける環境を整えるように努力したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 


 

2022年2月24日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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10周年??

 今日は、2022年2月12日。私の記憶だと、事務所を開設した日は2012年2月12日だったと思うので、琥珀法律事務所は今日でとうとう10周年を迎えたんだと思って感慨にふけっていました。

 そして、10周年の記念日なので、この10年間を振り返ってブログを更新しようと思い、珍しく早朝から事務所に出勤し、満を持して、パソコンを立ち上げた次第です。昨日から、どんなことを書こうかといろいろ考えていました。

 で、ふと、「事務所を開設した日にはブログを書いているはずだ」と思い、過去に書いたブログをさかのぼって探してみました。ところが、2012年2月12日に更新された記録がない。それどころか、2012年2月15日のブログには「開業まであと1週間を切りました」と書いてある…。………??

 もしかするとと思って、続けてブログを見てみると、なんと、開業日は2012年2月21日でしたΣ(・□・;)

 人の記憶はあてにならず、思い込みって怖いものですね。なぜか「絶対に2月12日だ」と思い込んでいたので、自分でも驚いています。記憶は案外あてにならないことを自覚させられました。日々の裁判に生かせそうな経験です。

 周囲の何人かには「12日で10周年なんです~」と言っていたことが恥ずかしい。今さら、わざわざ電話して「実は間違ってまして、正確には2月21日です」なんて訂正しても、先方にとっては(おそらく)どうでもいい話なので、このブログを見てくれることを期待するにとどめます。

 ということで、次の21日こそ、過去を振り返ってちゃんと書こうと思います。

 

2022年2月12日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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ファイナンシャルプランナー

 今年に入ってから高頻度に更新しています。年始のロケットスタートであり、来月からまた更新頻度は下がっていくと思いますが、今年もせめて月に1回以上は更新していきたいと思います。

 さて、本日の午前中から午後にかけて、ファイナンシャルプランナー(FP)3級試験が行われまして、実は私も受けてまいりました。
 「ファイナンシャルプランナーってなんとなく役に立ちそう」と軽く考えて受験を決意し、テキストを買ってはみたものの、ずっと開くことなく直前までそのまま置いていたので、なかなかしんどかったです。
 ただ、午前中の学科試験の択一の半分は〇✖問題で2択なので、けっこうなんとかなりました。また、午後の実技試験(計算問題)については、苦手意識があったのですが、回答時間が十分にあったので、こちらもゆっくり考えて回答できたと思います。あと、宅建の勉強をしたことがあったのですが、その知識がけっこう役に立ちました。

 FP2級または3級を取得のためにする勉強は、とても有益だとと思います。保険や税務、株式の基本的な知識を身につけるのに役立ちますので、法律事務所の事務・弁護士に取得を勧めたいと思います。自身のライフサイクルを見直すきっかけにもなりますし。
 とはいえ、新人の方については、事務所に入所してからしばらくの間は、仕事を覚えるのに大変で勉強する時間的な余裕があまりないと思いますので、余裕のある修習中に思い切って勉強するのがいいんじゃないかという気がします。

 そういえば、私が修習生だったときは、修習同期で簿記3級を受けようという話になったのですが、全く勉強せずにいて、試験そのものを受けなかったことを思い出しました(何人かはちゃんと勉強していて、そのまま受けて合格していました。)。今思えば、敵前逃亡みたいなもので我ながらカッコ悪かったなと後悔しています。ということで、興味のある修習生は是非、FP試験にチャレンジしてみてください。

2022年1月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

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労働法関連書籍の改訂が目白押しです

 再び、コロナ感染者数が急激に増大しつつありますね。一体いつになれば落ち着くのかと思いますが、ここが踏ん張りどころなんでしょう。

 さて、これまでにこのブログで、令和3年版労働基準法の上巻と下巻、リーガル・プログレッシブシリーズの労働関係訴訟ⅠとⅡが改訂され、いずれも労働問題を取り扱う弁護士にとって有用とお伝えしました。

 そんな中、日本労働問題弁護団編著の「新・労働相談実践マニュアル」が発売されました。この書籍はかなり前に発売されて改訂を繰り返しているものでして、とても信頼性のある書籍です。そういえば、私が弁護士になって間がないときに、改訂前のものを購入し、労働事件を解決するにあたって何度も目を通した思い出があります。この本と日本労働問題弁護団編著の「労働審判実践マニュアル」、菅野和夫先生の「労働法」(弘文堂)でなんとかやれていたといっても過言ではありません。

 日本労働問題弁護団編著の上記書籍は、東京では裁判所の地下の書店や弁護士会館の地下の書店で売られていますが、それ以外の都道府県ではなかなか見つからないかもしれません。欲しい人は、日本労働問題弁護団のホームページから購入を申し込むとよいと思います。この本も、労働問題を取り扱う弁護士にとって有用です。

 それにしても、労働法関係の重要書籍の改訂が相次いでいますね。事務所で購入する場合はさておき、弁護士個人で購入するとなるとけっこうな値段となるので、ちょっと大変かもしれません。同じ事務所の弁護士で買い分けするなどしてもいいかもしれませんね。

2022年1月21日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:法律学

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労働事件をやるなら買いだと思う。

 今年は、昨年に続いて労働事件を扱う実務家にとって重要な本の改訂が目白押しな感があります。
 というのも、以前にブログで紹介したリーガル・プログレッシブシリーズの「労働関係訴訟」が久々に改訂されたのに引き続き、同様に実務家が労働事件を取り扱うにあたって指標となる労務行政発行の「労働法コンメンタール」も改訂・発売されたからです。

 上記の本の正式名称は「令和3年版 労働基準法 上巻」と「令和3年版 労働基準法 下巻」であり、厚生労働省労働基準局が編集している点で信頼性がとても高いと思います。労働基準法のコンメンタールはほかにも発売されていますが、国(行政)がどういう見解に立っているのかを確認する意味でも有用な書物です。お値段はどちらも税込み約7500円となかなかお高いのですが、滅多に改訂されないので、買っておいて損はないと思います。なお、改訂前のものは「平成22年版 労働基準法」の上下巻でした。実に11年ぶりの改訂なわけです。

 労働事件に興味のある修習生や労働事件を取り扱う事務所に入所予定・入所した修習生・新人弁護士の皆さんには強くお勧めしたいと思います。

2022年1月11日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:法律学

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新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。とうとう2022年が始まりました。
一昨年から続く新型コロナ騒動が未だに落ち着かず、予断を許さない状況にあると思います。昨日のニュースでは、東京をはじめとして、全国的にコロナ感染者数が急増したようですし。もうしばらくの間は、マスクの着用、手指の消毒をはじめとして、気をつけなければいけないですね。

 さて、今年も昨年同様、最低1か月に1回はブログを更新するという目標を掲げ、のんびり気ままに好きなことを書いていきたいと思います。

 昨年は、いろいろと健康面で悩まされておりまして、病院に行くことが多かった1年でした。やはり、人間、40歳代になると、なにかしらの不調が出てくるものなのかもしれません。ここらで、身体をリセットして休ませるべく、日々の食事や運動に気をつけたいと思います。

 そういえば、今年こそ、会食がある日と出張の日、悪天候の日を除いて毎日ジョギングしようと決意し、一昨日から走り始めました。また、軽い筋トレも行うこととし、腕立てとスクワットも一定回数行うようにしました。
 すると、本日時点で、なかなかの筋肉痛に悩まされる結果となりました。数年ぶりに運動すると、こうなるのが自然でしょうね。せめて、倒れたバイクを起こせるくらいの筋力を維持したいと思います。

 いつまで運動を続けられるのかわかりませんが、身体を動かせるうちに、適度に続けたいと思っています。

 それでは、今年もよろしくお願いします。

2022年1月4日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

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ようやく発売された改訂版

 前回の更新に続けて、早いペースでの更新です。

 さて、今回、私が以前にこのブログで何度かおすすめしたことがあるリーガル・プログレッシブシリーズの1冊である「労働関係訴訟」(青林書院)の改訂版が発売されたので、ちょっと嬉しくなって更新しようと思った次第です。

 改訂前のものは、2010年3月に発売されていたので、実に10年半年ぶりの改訂となります。著者の渡辺弘さんは東京地裁労働部の元部長(元裁判官)ですので、上記書籍の信頼性は高いと思います。実際、旧版を読んでいてとても勉強になりましたし、役にも立ちました。

 そんな上記書籍が、この度の改訂で、ボリュームをアップして、2分冊となって登場しましたので、労働事件に携わる弁護士(特に新人の弁護士)には以前と同様に強くおすすめしたいと思います。

 なお、2,3年おきに改訂されるとなると買い替えに若干躊躇してしまうのですが(ほぼほぼ内容に大差がない改訂もありますので)、今回のように10年ぶりでの大改訂となると気持ちよく買い替えることができますね(笑)。


 



 

2021年12月20日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:法律学

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