中村文則さんの文庫新作

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 昨年と異なり、今年度は少しでもブログを更新しようと思っての投稿です。

 今週月曜日の夜から関西に入り、火曜日に大阪での業務を終えてその日の最終新幹線で東京に戻ってきました。
今回の出張でも、大阪のホテルが軒並み満室であったことに加え、滋賀県での所用がありましたので、南草津駅前にあるホテルに泊まりました。
 お値段は、深夜にチェックインしたということもあってお値引きしてもらい、一泊6500円。室内がけっこう綺麗だったことを踏まえると、まぁまぁかなと。できれば、5000円以下であって欲しいのが願いですけど、駅前の好立地なので仕方ないですね。大阪までJR一本で移動できるので、利便性も良いですし。
 ちなみに、ちょっと奮発して大津プリンスホテルへの宿泊も検討したんですが、こちらは確か、一泊2万円オーバーでしたので、諦めました(笑)。

 さて、そんな出張の移動の合間、ホテルでの休息の合間に、中村文則さんが書いた「去年の冬、君と別れ」(幻冬舎文庫)を読みました。文庫化されたのが最近でして、少し前に購入したのですが、なかなか読む時間をとれず、しばらく置いたままにしてました。
 内容については、他の作品同様に独特の表現があって面白く、さらに、結末も予想外で楽しませてもらいました。
もっとも、中村文則さんの作品は、なんというか、ちょっと癖があるので、好き嫌いがはっきり分かれるのではないかと思います。私は大好きなんですけどね。今回の作品は、個人的には、「教団X」(集英社)よりも面白いと感じました。

 それから、最近、池上彰さんが書いた「世界を動かす巨人たち<政治家編>」(集英社新書)も読みました。こちらは、中村さんの文庫と違って、さらっと流し読みができるくらい、わかりやすく書かれています。
 ロシアのプーチン大統領を筆頭に、中国の習近平、アメリカのヒラリー・クリントンら著名な政治家6人についての読み物で、世界情勢に関する教養を深めるにはもってこいの本ですね。
 私はこれまでに池上彰さんの書いた本をけっこう読んでるんですけど、どれも本当にわかりやすく書かれています。ここまでわかりやすく、また、面白く書けるのはすごいことだと思います。
 ということで、政治や世界情勢等に興味のある方には、入門編として、池上彰さんの著作をおすすめします。

 今日はこのへんで。

 

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