東京に住むならどこがよい?


毎年、人気の街ランキングが出されてますね。吉祥寺がここ数年間、不動の一位のようです。私が大学生のころは国立市及び小平市に住んでいたんですが、吉祥寺に対するあこがれは相当ありました。なにしろ、渋谷、新宿に一本で行けますし、距離も近いですから、遊びたい盛りの大学生には最高の街だと思います。井の頭公園があって緑豊かですし、商店街も活気がありますからね。とはいえ、中央線沿線は、国立から新宿に近づくにつれて次第に家賃が高くなる傾向にありましたので、奨学金を受給してやりくりしていた当時の私の経済状況では住むことは到底不可能でした。

 社会人になってから(弁護士になってから)麻布十番にずっと住んでいますが、麻布十番も新宿まで大江戸線で1本、渋谷までバスで1本で行けますので、この点は吉祥寺と似ていると思います。麻布十番のいいところといえば、商店街に活気があって隠れた名店が多い、南北線、大江戸線の2路線が走っていてけっこう便利、六本木まで歩いて行ける、住んでる住人の人柄がよい(女性の夜の一人歩きもそれなりに安心)、済生会中央病院や国際医療福祉大学病院、都立広尾病院等、医療機関が充実している、タクシーを拾いやすい…というところでしょうか。逆にいまいちなところは、深夜に一人でご飯を食べられるところ(定食屋)が少ない、飲食店の価格が相対的に他より高め、家賃が高め、南北線の終電がけっこう早い…というところでしょうか。
 それでも、相対的には住みやすくていい街だと思います。

 実は私、麻布十番で2度引っ越しをしているんですが、引っ越す際には他の街に住むことを検討しました。JR中央線の高円寺や中野、吉祥寺なんかは学生も多く物価が意外に安いので住みたいと思ったんですが(街の雰囲気は自分に一番合っている気がしました。)、都内の事務所勤務時に終電を逃した場合にタクシー料金が多くかかってしまう、JR中央線の朝の通勤ラッシュがすごいということで躊躇してしまいました。この点から引っ越すなら山手線内で探しました。四谷、品川は便利で、事務所開業の候補地にもしていたんですが、ビジネス街で土、日が寂しい感じがして却下。上野や新宿、渋谷、池袋は便利だけど人が多すぎるのが嫌。六本木は便利だけど、街が騒がしすぎるので魅力を感じず。
 住みたい街ランキング上位の自由が丘は当時勤めていた事務所から遠いし、スイーツに興味がないのでやはり魅力を感じず。都内じゃないけど、横浜はおしゃれな感じがして憧れましたが、おしゃれでない自分の雰囲気と合わないという現実を見つめて却下。同様の理由に加えて家賃が高すぎるということで表参道、原宿近辺も却下。京都出身の私にとって、古都の雰囲気を漂わせる鎌倉もあこがれましたが、都内から遠すぎてやはり通勤が厳しい。

 というような感じでいって、麻布十番でいいかと思い、今に至ります。麻布十番の家賃は高いですが、築30年以上の古くて狭い物件を選べば、他の場所の物件と比べてそんなに高くはないと思います(私が前に住んでいた物件は築40年近いものでエレベーターもなかったですが、内装がリフォームされていてけっこう綺麗で快適でした。他方で、最初に住んだ物件は新築でしたが20㎡弱の狭い物件でシャワーしかなく、部屋の形もとがっていたせいでマンション自体に空き部屋が多く家賃は安めでした。)。引っ越し先として最後まで悩んだのは、交通の便がよい飯田橋か、学生街で楽しそうな下北沢(ここも新宿、渋谷へのアクセスが抜群)でしたが、飯田橋は駅近のいい物件が当時見当たらず(あっても家賃が高すぎでした。)、下北沢は若者過ぎる感じがあって躊躇しました。

 結局のところ、よく言われる一般論ですが、何を重視するかによって各人にとって魅力的な街は異なるんですよね。私の場合、何よりもアクセスを重視しましたので、物件の狭さや古さは気になりませんでした。郊外で広くて新しい物件に住むのか、23区内で狭くて古い物件に住むのか、そこが大きな選択の分かれ目だと思います。私の場合は後者でした。あとは、下町っぽいところがいいのか、おしゃれなところがいいのか、住宅街がいいのか、という町の雰囲気で選ぶことになると思います。

 深夜にだらだらと書いてきましたが、結局、どこに住むのがよいかは人によりけりという一般論で締めくくることになり、実のある話をできなくてすみません。


他の弁護士のブログも見たい方は、コチラからどうぞ→にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ / 人気ブログランキングへ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ