パワハラ相談について
普段、事務所に相談が多い労働事件として、解雇、残業代、セクハラに続いてパワハラが挙げられます。
いろいろ話を聞いてみると、確かに明らかな嫌がらせもありますが、ほとんどの場合、パワハラに該当するか否かが微妙です。ある程度、上司から叱責されることはどんな会社でもありますし、怒鳴られた▷パワハラという図式は直ちに成立しません。
また、パワハラ案件の難しいところは、証拠が乏しいっていう点ですね。これはセクハラ案件と同じでして、証拠がないと「言った」、「言わない」の争いになって、訴訟を提起しても認められないことになります。
そんなわけで、セクハラ、パワハラともに、事前に証拠となりうるメールを確保したり、こまめに起こった事実を起こった時間、場所とあわせて詳細にメモしておく、場合によっては録音するなどの措置をとっておかないといけません。
あと、悩ましい点として、パワハラの場合、不法行為にあたると認められたとしても、総じて慰謝料の金額が低いことがあります。この点から、弁護士に依頼しても、余計にお金がかかってしまうこともあり得ます。でも,ここは、採算度外視でも、争いたいかどうかによりますね。依頼者のお気持ち次第だと思います。
相談を受ける側としては、是非戦いましょうなんて気軽には絶対言えないです。
今日はこのへんで(^_^)
2011年10月14日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
民法のオススメ本
久々に司法試験、国家公務員試験受験生向けに民法のオススメ基本書を紹介します。あくまで私の独断ですが。
今のところ、最メジャーなのは、いわゆる内田民法シリーズでしょう。僕が受験生のときから大人気で、判例の事案ベースの事例を引用しながら書いてあって、まさに教科書という感じです。ですが、個人的には好きになれませんでした。論文書くときに、論証へ転化しにくい感があって…。
で、そんな私は受験生時に、新世社から出てる平野裕之先生の「基礎コース民法」をけっこう使ってましたね。某掲示板で、この本が一時的にもてはやされてました。でも、実はこの本は読みにくいです。内容よりも筆者の文章に慣れるまでに時間かかりますので、ちょっとオススメできません。分量は適度で、内容はいいんですけど。
そんな私の現時点でのイチオシは、単一著者シリーズなら川井健先生の民法概論シリーズです。我妻先生のお弟子さんで、オーソドックスな学説を展開されてます。文章も単調ですが、読みやすいです。公務員受験生にとっては、やや細かすぎるかもしれませんけど。
他にも近江先生の民法講義シリーズ(成文堂)とか大村先生の基本民法シリーズ(有斐閣)などたくさんありますが、通読してないので、評価できず。
まぁ、民法も他の科目と同様に知識を入れたら、ひたすら問題演習するのが重要ですね。そういうことで、基本書は自分にあったものであれば何でもいいと思います。こういうと、元も子もないですけど(笑)
なお、上記の紹介はあくまで単一著者によるシリーズ物(完結しているものに限る)に限定しています。優れた基本書はたくさんありますが、全て読んでませんし、紹介する余裕がないんで。またの機会に、分野ごとで紹介できればと思います(^_^)
2011年10月13日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:法律学
接見のタイミング
昨日も事務所で起案した後で接見してきました。
事務所を出たのが午後10時を過ぎていて接見開始は11時過ぎの予定でした。
刑事弁護をやってみないとわからないのですが、警察署の留置場では、だいたい午後8時半から9時過ぎまで就寝準備があり、接見はできなくなってます(もちろん絶対できないわけじゃなくて、警察署の留置場の職員さんにかなり嫌がられるし、けっこう待たされるという意味ですが)。
というわけで、多くの弁護士はこの時間を避けて接見していると思います。だけど、午後7時半から午後8時半までの時間帯と午後9時から10時までは弁護士接見が重なることが多く(複数人の先生が接見にやってくる)、古い警察署には接見室が1つか2つしかないので、運が悪いと相当待たされることになります。
ちなみに東京では湾岸警察署と原宿警察署、西が丘分室は新しくて接見室がいくつもあり、待たされるという経験はほとんどありません。酒井法子さんは湾岸警察署、SMAPの草なぎさんは原宿警察署に入ってましたね。
で、昨日は、滅多に混まない午後11時過ぎから接見開始予定にしていたので、待ち時間もなく、余裕で終電に間に合うと思ってました。しかし、なんと、昨日は先に2人の先生が接見に来ていて、2個ある接見室はどちらも使用中で順番待ちの状態(~_~;) さらに、どうやら私が警察署に着いた時間より5分くらい先に来たようで、接見は始まったばかり。結果的に1時間待たされました(´Д` )
そんなわけで接見開始は午前0時半。見事に終電逃してタクシー帰宅でした。
なんとか接見室数を増やしてもらえないかな…。あとは、接見待ちの弁護士がいたら、留置係の職員さんが接見中の弁護士に知らせる様な運用にしてくれたらいいのに。そしたら、接見中の弁護士は、待ち人がいることを意識して若干早く終わらせてくれる様な気がする。多分、自分もそういう場合には早めに終わらせようとすると思います。
接見って奥が深いですよ。
2011年10月12日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
カーシェアリング
今日も接見行ってきました。でも,場所が多摩(東京の西の方)だったし、ちょっと疲れてたので、レンタカー借りて行きました。
援助制度を利用して受任した事件なんで、もちろん交通費は自腹ですが、電車で行くよりも若干楽で、なんとなく気持ちにゆとりが出ました。
接見に行くときに、しばしば車があればいいのにって思ってました。警察署が近ければ電車でも全然オッケーなんですが、自宅や事務所から遠くて、最寄駅まで徒歩15分とかの場所にある警察署だとホントに大変です。
でも,車を買う余裕がない(購入資金も維持費も払えません。我が家の近くの駐車場の相場は月額5万円くらいだし。アパート借りれますよね、この値段だと(笑))。
しかし、ここでいいアイデアを教えてもらいました。カーシェアリングですよ、今日のブログのタイトルの!
調べてみたら、自宅近くにステーション(車借りるところ)があって便利だし、月額基本料金も1000円くらいで安い。15分当たり200円かかるけど、ガソリン代込みでなんで、長時間借りなければレンタカーよりも格段にオトクですよ。
これなら、終電を気にせず接見に行けます(そんな遅い時間帯に接見行くことはほとんどないんですが(笑))。
ただ、カーシェアリングは予約制なんで、借りたい時間帯に他の人が先に予約いれてたら使えないとこが唯一ネックですね。
でも,近々試しに申し込んで使ってみます。
2011年10月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
刑事弁護に休みなし( ̄^ ̄)ゞ
一昨日から三連休ですが、相変わらず完全休を取れずにいます。
書面起案もありますが、僕の場合は休日に接見に行くことが多いです。平日は、電話対応や訴訟の期日出席、書面起案でどうしても遅くなっちゃうんで。
自白事件(罪を認めている場合)なんかだと、接見してどうするんだって思われるかもしれません。でも,自白事件でも,捜査機関に罪を誇張した供述調書を作らせないように注意しないといけませんし、家族や職場との対応を検討、報告したりして、不安を少しでも取り除くようにしないといけません。初犯の方ですと、勾留という初めての経験で精神的に参ってしまう人もいますので。
今抱えている刑事事件、なんとか起訴されないようにしたいところですが、被害者に示談交渉を拒否され、どうしたものかと頭を悩ませてます。身元引受書や反省文はちゃんとあるので、あとは贖罪寄付して、検察官と交渉するしかないか…。
2011年10月10日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
弁護士にとって最適な携帯電話は?
最近、auからiPhoneの発売が発表されて、auユーザーが増えそうですね。
僕は、ソフトバンクユーザーですが、最近は仕事用にWILLCOMの携帯も併用してます。選んだ理由はシンプル。ソフトバンクなら、ソフトバンクユーザー同士は21時〜25時を除いて通話料無料。WILLCOMなら、どこにかけても10分以内は無料だからです。弁護士は依頼者と頻繁に連絡をとるんで、やっぱり通話料が安い方がいいんですね。事務所の電話があるから不要では?と思う方もいらっしゃるかもしれませんし、実際に携帯電話の番号を依頼者に教えない弁護士もたくさんいます(むしろ、こちらが多数派かもしれません)。
でも,僕の場合は、刑事事件をたくさん受任していて、時間勝負な側面が強いですし、接見等で事務所にいないことが多いんで、いつでも連絡が取れる状態にしておかないとって考えて依頼者に番号を教えるようにしています。
で、本題に戻りますが、通話料の安さ以外に重要なポイントとして電波の強さが挙げられます。実はこれが一番重要で、この点で、ソフトバンクは不満なんですね。auやdocomoに比べて明らかに電波が弱いです。友達と一緒にいるときに、ソフトバンクの僕だけ圏外だったこともよくあります。
そんなわけで、費用面も重要ですが、電波の強さから、次はauに買い替えを考えてます。欲しかったiPhoneもauから発売されますしね。
ただ、遠くない時期にiPhone5が出るっていう噂がありますので、それまでは買い替えを控える方向で考えてます。あとは、もう一つ外せないポイントとして、電池のもちがあります。iPhoneはじめ、スマートフォンはこの点で全般的に不満ですね。iPhone5になったら、この点も改良されてれば最高なんですけど♪( ´▽`)
2011年10月9日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
珍しく多忙?のため更新滞ってます。
ブログ始めた頃は、毎日更新しようと思ってました。
実際、毎日ではないけど、それに近い頻度で更新してきました。
でも,ここにきて、未完成の準備書面、労働審判申立書が多数&少年事件&刑事事件&弁護士会の法律相談で受任した案件ってな感じで、仕事が増えて、寝る暇もないくらいです。なんと2日連続で終電逃し&ネットカフェお泊りで、さすがに限界が近いです。
こんなときは、恵比寿にある快眠整体に行って回復したいです。なんと、このマッサージ店、60分で3150円という破格です。そのせいか、予約なしで行くと待たされることもあります。しばらく行ってないので、週末に行って復活しますよo(^▽^)o
あと、酸素カプセルも疲れた体に効果的みたいですね。僕はいったことないんですが、疲れが取れると聞いて、ちょっと興味惹かれてます。
さて、今日も一日頑張るしかないな(。-_-。)
2011年10月7日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
ハプニング続きの一日でした。
ただいま午前2時40分。つい先ほど帰宅。さすがに疲れました。
今日は接見要請があって、急いで書面を一つ仕上げた後、接見に向かいました。
ところが、横断歩道を走って渡ったせいか、有楽町駅手前にて、訴訟記録、刑事事件記録を入れたキャリーケースの車輪が壊れました(。-_-。)
おかげで某警察署までカバンとキャリーケースの2つを抱えていく羽目に…。
疲労困憊で接見後に早く帰宅したかったけど、今度は人身事故の影響で、電車内にしばらく閉じ込められる羽目に…。
山手線の内回りは、高田馬場までしか復旧せず、止むを得ず、先に復旧した外回り電車で田町まで行きました。
田町には、三田製麺所っていう美味しいつけ麺屋があることを思い出し、思わず寄っていこうという気になるものの、夜に食べようと思ってたお弁当があることを思い出し、我慢して帰宅。
で、いざお弁当を食べようとしたら、あれ? なんか匂いがおかしい…。
どうやら、腐りかけてるようで…。我が家の愛犬を見て、思わず「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。」と呟いてしまうも、残念ながら、天使のお迎えは来ませんでした。
今日はさっさと寝て明日からまた頑張ります。
2011年10月4日 | コメント/トラックバック(2) |
カテゴリー:日記
給与カットされたらどうする?
最近の不景気な世の中を反映してか、「会社から突然『給料減らします』って言われてどうしたらいいですか?」なんていう類の相談が増えてます。
多くの場合、「納得してないけど仕方ない、会社には逆らえない」なんて考えて我慢する人が多いんじゃないでしょうか? でもですね、例えば、月額1万円くらいの減額なら生活への影響は低いかもしれませんが、これが月額10万円減額っていうレベルになると、これは死活問題ですよね。
こういう場合、何も言えないわけじゃありません。給与は、労働契約で、使用者、労働者の合意で決めたものですから、一方的に減額できず、減額するには労働者の同意が原則として必要です。同意なき減額は原則無効です。
例外として、就業規則(会社のルールを定めたものです)の変更に伴う給与減額の場合、同変更が合理的であること、就業規則が労働者に周知されていること(周知とは、事業所の労働者が見ようと思えば見れる状態にあることをいい、実際に労働者が見て知っていたかどうかは問われません。)という2つの要件を満たせば、同意がなくても減額が有効になります。
以上のことは当然といえば当然ですよね。給料って労働者にとって一番重要っていっても過言じゃないからです。
でも,じゃあ会社から減額を伝えられた場合に、上記の理論を話して解決するかといえばそうじゃないですね。給与減額に反対したら、「だったら辞めろ」と言われることも多く、ひどいときには解雇されたりするんで。どう対応すべきかは、難しいところでして、一概には言えません。会社の経営状況、社長、上司の性格、労働者の置かれている状況などによって、取るべき対応は異なってきます。
こういうときは、どういう対応、法的手段をとるべきか、無料法律相談や無料電話相談なんかで尋ねるのがよいと思います。
今日は、このへんにして、これから準備書面作成します(; ̄O ̄)
2011年10月3日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
タクシー中毒?
最近、朝にちゃんと起きれず、参ってます。
自分が学生だったとき、タクシーになるなんて基本的にあり得なかった。だって,電車で行ける場所なら,電車の方が圧倒的に安いし、終電も間に合うように帰ればいいだけだし。
でも,最近の私、裁判所までタクシー出勤する癖がついちゃってます。たまに、事務所にもタクシー出勤しているのです。なかなか体がいうことをきいてくれず、このままだといよいよヤバイかなって思ったり(~_~;)
まぁ、最たる原因は睡眠不足なんだと思いますんで、簡単に改善できるんでしょうけど。弁護士の場合、日中は依頼者との打ち合わせ、電話対応、裁判所への移動で時間がなくなり、夕方以降は裁判に関する書面作成に追われるのが典型的パターンでして、私もこのパターン通りです。で、刑事事件を受けると警察署への接見が加わるのでますます忙しくなります。
そうすると、法律に関する文献を読んで新しい知識を入れたり、パソコンするのは必然的に帰宅後の時間しか充てられず、不規則な生活に陥るわけですな。もちろん、早朝に起きて事務所で法律書を読んだり、書面作成したりする先生もいるんで一概には言えませんが。
とはいえ,裁判所まで電車なら160円で行けるのに、タクシーだと1300円前後かかってしまうので、我ながら馬鹿らしく思います。週明けから、生活改善に取り組みます。
ちなみに弁護士の大先生方は新幹線でグリーン車に乗る方が多いようですが、私は生まれてから一度も新幹線のグリーン車に乗ったことはないです。同じ時間に着くんだから、お金もったいないって感じちゃうんです。一般席でも、本読むなりして十分仕事出来ますし。新幹線どころか、いまだに夜行バス使ったりしてます。
でも,いずれ私も変わっていくんでしょうかねぇ(; ̄O ̄)
2011年10月2日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記


