愛犬コテツとリョウマ

仕事が盛りだくさん!

最近、仕事がたまってて、いっこうに終わりが見えません。抱えている訴訟数が多くて、いつも書面提出に追われている感じです。

裁判所にも年末年始休暇があるわけですが、その直前、直後に期日が集中していてさらに忙しくなりそうです。ゆっくりできるのは、1月後半からでしょうか。
まだ、労働審判申立準備段階にある事件もいくつかあり、依頼者の方に申し訳なく思います。

事務所の事件として、労働事件と並んで過払い訴訟も多くあるんですが、これがけっこう大変です。過払い事件(いわゆるクレサラ)は単純で簡単だと思われてるフシがありますが、実はなかなか奥が深い。
争点のない事件であれば訴訟に至る前の時点で和解で終わることがほとんどですが(業者側からの和解案が不当であれば、もちろん訴訟になりますけど)、取引の分断、消滅時効等の争点がある場合に裁判外で和解がまとまらずに訴訟となります。相手が大手業者の場合、弁護士が代理人についていろんな反論をしてくるわけで、これに対し、こちらも反論するとなれば、相当な時間がかかります。今日も、準備書面作成で半日かかりました(−_−;)

今年のお正月も実家(京都)には戻れなそうです。

2011年11月22日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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イー・モバイル(ポケットWi-Fi)の利便性

今、仕事からの帰り道で、PocketWi-Fiを利用して電車内でブログ書いてます。
けっこう前からイー・モバイルのPocketWi-Fiを利用してましたが、パソコンのUSBポートと接続する充電器が壊れてしまい、また、ACアダプタの充電器も見当たらず、しばらく利用不能でした(; ̄ェ ̄)
で、本日(もう昨日ですね)、ACアダプタの充電器を見つけ、復活を遂げたというわけです。

利用して気になることは、私が今使ってる機種は1年以上前のもので、今流行りの高速Wi-Fiではないため、接続に時間がかかるということです。
また、ルーターの電池のもちもあまりよくなく、毎月の接続料金からすると満足感は低いですね。(電池のもちは新型でどこまで改良されたのか分かりませんが)
ですが、何だかんだ言ってもこれがあるおかげで屋外でもインターネットに気軽にアクセスできてるんで、贅沢言っちゃダメかもしれません。

ただし、スマートフォンを利用していて常時パソコンサイトにアクセスできる環境にある人にとっては必要性は高くないでしょう。私の場合、未だにスマートフォンには乗り換えておらず、携帯でパソコンサイトを思う存分に開くことができない環境にいるため、上記の通り、けっこう重宝しています。

2011年11月21日 | コメント/トラックバック(2) |

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二回試験の傾向変化?

一昨日、新64期修習生の二回試験が始まったようです。初日の科目は民事裁判だったらしいのですが、どうやらこれまでとは傾向が違ったようです。
基本的には、民事裁判は要件事実起案と事実認定起案に分かれますが、今年は要件事実の問題が正面から要件事実をメインできいてくる内容ではなかったようです。(あくまで私が間接的に聞いた話で、実際に問題を見てませんので真偽はわかりませんが…。)
多くの修習生は面食らったんじゃないでしょうか?もしかしたら、あまり書けなくて落ちたと思っている人もいるかもしれません。でも、心配しすぎるのはよくありません。二回試験は基本的に「落ちない」試験です。1科目中で、よほど大きなミスを複数犯さない限り大丈夫ですから、気にせず、次の科目にむけて頑張って欲しいですね。

2011年11月20日 | コメント/トラックバック(0) |

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写真アップデート方法覚えました。

灯台 私、実はパソコンのスペック等には関心があってけっこう詳しいんですが、ブログを書く、ツイッターを使いこなすといったことになると全然ダメで、最近必死に勉強しています。
本日、画像アップ方法をようやく把握できました(笑)。弁護士業だと、ワード、エクセルくらいしか普段使わないので、仕事を通じて覚えることがないんですね、少なくとも私の場合は…。これから半年間くらい、ちょっとずつ勉強して、パソコンに強い弁護士を標榜できるようにがんばります。

2011年11月18日 | コメント/トラックバック(0) |

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「僕は君たちに武器を配りたい」を読みました。

今、京都大学の准教授、瀧本哲史先生の講義が学生に大人気らしいです。
瀧本先生は東大出身で、外資系コンサルを経て客員准教授になられたようで、実務家的な視点からの講義を一度聴講したいですね。

そんな瀧本先生の著書「僕は君たちに武器を配りたい」(講談社)が相当売れているみたいです。それもそのはず、読み始めると面白くてとまらず、一気読みしてしまいました(^-^)/ この本はこれから社会に出る学生だけでなく、社会人、経営者らが読んでもとても刺激的で楽しめると思います。経営、社会人の心構え、ルールに関する本はこれまで何冊も読んできましたが、これが断トツで面白かったです。 ー

このブログを読んでくださっている読者のみなさんにも是非オススメします。

2011年11月18日 | コメント/トラックバック(0) |

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二回試験を再受験?

二回試験。その響きを聴くだけで嫌な記憶が思い起こされます。
二回試験とは、司法研修所の卒業試験であり、司法試験に受かってても、二回試験に落ちると法曹になれないという恐ろしい試験です。合格率90パーセント以上ですが、だからこそ逆に怖いんですね。絶対に落ちられないというプレッシャーは凄まじく重いです。
科目数は全部で5科目(民事裁判、刑事裁判、検察、民事弁護、刑事弁護)で、一日1科目、午前10時くらいから午後5時半くらいまでぶっ続けでひたすら答案作成(起案)するというハードな試験です。
この試験で、僕は1科目目の民事裁判で大失敗してしまい、残りの4科目を受験するのは苦痛でした。不合格を確信していましたが、無事に受かってると知ったとき、嬉しい気持ちより何とも言えない安堵感に包まれました。僕の経験からすると、よほどの失敗をしない限り落ちることはないので、修習生は過度に不安にならないようにして欲しいです。

で、Facebookから、以下のサイトを教えてもらいました。
http://shindanmaker.com/38331

ドキドキしながら試してみた結果、無事に合格でした\(^o^)/
久々の緊張感、しっかり味わえました(笑)

2011年11月16日 | コメント/トラックバック(0) |

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渉外弁護士のイメージ、町弁のイメージ

大手有名事務所、外資系事務所に勤務する渉外弁護士はどことなく華やかで多忙なイメージがあります。
実際、私の知り合いで某外資系事務所に勤務していた弁護士はほぼ毎日午前3時帰宅、朝10時出勤でしたし、国内大手事務所勤務の知り合いは土、日もしっかり働いていて普段も遅くまで事務所にいるようです。

じゃあ、いわゆる町弁(一般民事事件を主に扱う弁護士)は忙しくないのかっていうと、そういうわけじゃありません。渉外弁護士ほどではないにせよ、イソ弁は遅くまで仕事している人が多いです。かくいう私は町弁ですが、今日午前2時半に帰宅して、こうしてブログ書いてます(笑)。仕事の量に波があって、仕事量が少ないときはわりと早めに帰れるんですけどね。渉外弁護士のような華やかなイメージはありませんが、やりがいは十分です。人と接するのが好きな人には、町弁はピッタリですよ。



2011年11月15日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仕事

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覚せい剤事犯の弁護

刑事弁護をやっていると覚せい剤取締法違反の案件に度々めぐりあいます。
覚せい剤ってけっこう身近にあって、昔に比べて簡単に手に入りやすくなっていると思います。私が弁護してきた案件では、渋谷とか池袋とかの繁華街で、外国人から買いましたなんていうパターンが多いですね。

で、覚せい剤事犯の特徴として、何度も繰り返していて刑務所に出たり入ったりという人が多いです。被疑者の方から話を聞くと、捕まったときには、もうやめようって一度は思うらしいんですね。でも、出所すると誘惑に負けてまたやってしまうようでして、薬物依存の怖さを身に染みて感じます。「興味本位で手を出しました」っていう人がいますけど、覚せい剤の場合、依存症が強いので、一回限りでやめることは難しいっていうこと、覚せい剤所持、使用は違法で(嫌疑不十分を除くと)起訴猶予はほぼあり得ないということを念頭において、興味本位だろうが何だろうが決して手を出さないことが必要不可欠です。

なお、何度も繰り返している被疑者の方を弁護するのは、なかなか難しいです。裁判所で「二度とやりません」と誓っても、裁判官は簡単に信じないでしょう。二度と手を出さないようにするには、どうすればいいのか、その手段、意識を継続できるのか等の点について、できるだけ具体的、説得的に法廷で語ってもらうようにしっかり準備することになります。



2011年11月13日 | コメント/トラックバック(0) |

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少年院後の再犯率は高い?

少年院を出た後の少年の再犯率が、約40パーセントっていう記事が発表されてました。一般的な感覚からすると、予想以上に高いと驚かれた方が多いんじゃないでしょうか?
でも、少年事件も何度も担当してきた経験からいうと、私はあんまり驚きませんでした。少年が非行に走る原因は、少年自身の問題もありますが、家庭の問題や交友関係も大きく関係していることが多いです。ですので、いくら少年院で矯正教育を施しても、出た後に戻る家庭環境等が同じであれば根本的な問題解決に必ずしもつながるとは限らないと思います。少年自身の性格矯正に加えて家庭環境の改善、交友関係の改善(いわゆる悪友との関係を絶つこと等)、新たな就業先や通学先の確保もやらないといけないと思いますが、現実的には難しいところなんでしょう。特に、家庭の問題にどこまで介入できるのかは微妙な問題を孕んでいると思います。

付添人(成人では弁護人といいますが、少年の場合は付添人といいます)として活動する以上、両親への説明&環境改善も試みますが、家庭ごとにいろいろな事情があって、そう簡単にはいかないところに少年事件の難しさがあります。
でも、私としては、それでも根気よく、できるだけ少年の利益になるように今後も頑張りたいと思います。

2011年11月13日 | コメント/トラックバック(0) |

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予備試験結果発表

昨日、予備試験の合格発表がありました。旧司法試験と同様、口述試験で落ちた人は少数にとどまったようです。

それにしても、合格率だけみるとわずか2パーセント弱。記念受験組、完全な勉強不足の人も受験しているとはいえ、異常に低い合格率です。これだと、予備試験突破組の新司法試験合格率はけっこう高い数字になるんじゃないでしょうか。
ひょっとしたら、予備試験の方が司法試験よりも難しいかもしれませんね。

個人的には、もっと予備試験合格者を増やしてもいいんじゃないかと思っています。法科大学院側は強く反対するんでしょうけど、どうしても法科大学院に通えない人のためにこのコースの幅を拡げて多くの人に法曹になるチャンスを与えるのがいいんじゃないでしょうか。程度問題になりますが、せめて予備試験の合格率は10パーセントくらいにはして欲しいですね。そしたら、多くの人が予備試験に積極的にチャレンジしてくるでしょうし、法曹界に多様な人材が流れてくると思います。三振者救済にもなりますし(現状では、予備試験を除いて、三振者は法曹への道を諦めるか、もう一度法科大学院に入り直すしかないわけで、私の友人の知り合いには、三振後に法科大学院に入り直した人がいます。)。

法科大学院を卒業したからといって、人格が磨かれてるわけでもなく、必ずしも法的思考力が十分に養われるわけでもない。法曹養成のプロセス重視という考え方は、予備試験の合格者数を少数にする説得的な理由にはならないように思います。夜間法科大学院がほとんど開講されてない現状では、会社員の方でも法曹を目指せるように、予備試験ルートの拡大がやっぱり必要だと思います。

2011年11月12日 | コメント/トラックバック(0) |

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