週末の六本木

 昨日は、司法修習@山口県での同期3人と一緒に恵比寿で飲んでいました。弁護士業界は大幅増員による過当競争で厳しいと言われていますが、みんな元気にやっていて何よりでした。昨日のメンバーのうち、独立して事務所を構えている弁護士は私を含めて2人でしたが、独立している同期から、独立や経営に関する話を聞いてすごく勉強になりました。私は独立するにあたって、あまり周囲に相談しなかったのですが、これから独立しようと考えている人は、できるだけ多くの(独立している)弁護士の話を聞くのが極めて有用だと思います。
 また、昨日のメンバーには企業内弁護士(いわゆる「インハウスローヤー」)も一人いて、この夏から海外に留学する予定らしいです。もちろん、費用は企業負担。う~ん、羨ましい。こういう留学制度があるのは、大手の渉外事務所、外資系法律事務所、企業だけでしょうね。留学希望の修習生は、企業内弁護士を目指すのも一つかもしれません。もちろん、留学して培った経験をどう企業にいかせるかが重要なんでしょうけど。

 で、今日は、裁判所に労働審判申立書を提出して、六本木のマクドナルドで一息ついています。土曜日の夜ということもあって、すごく賑わっていますね。私がある日乗ったタクシーの運転手さん曰く、「六本木と歌舞伎町は眠らない街」とのことですが、私はどちらの街もあまり好きではありません。理由は、人が多すぎて億劫だから(笑)。日比谷線六本木駅直結のビルに入っている「あおい書店」とドンキホーテ六本木店は好きなんですけどね。というわけで、もちろん、渋谷、池袋、新宿といった繁華街も苦手です。かといって、人通りがほとんどない街も苦手でして、私にとっては、事務所がある恵比寿くらいがちょうどいい感じなんですね。今振り返っても、恵比寿に事務所をかまえてよかったと思っています。
 

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2013年5月18日 | コメント/トラックバック(0) |

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「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」(村上春樹著)を読みました。

 最近起案がたまっていて、連日取り組んでいます。今さっき、労働審判申立書の起案が1通完了したので、久々にブログを更新しようと思ったわけですが、なんか最近あったっけ?、何書こうかな?とネタ切れの状況です。

 そんな中、思い出したのが、村上春樹さんの新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文藝春秋)を読んだことですね。久々の新作とあって、世間の関心を相当ひいていたようで、私が六本木にあるあおい書店に買いに行ったときは、最後の1冊しかありませんでした(運よく購入できて、嬉しかったですけど、翌日に別の本屋には普通に山積みになって置いてありました…。)。

 ネタバレするとよくないので、詳細には書きませんが、やはり他の作家にはない独特のタッチで描写されているところに個人的には強く惹かれますね。
どこがどういいのかってうまく説明できないわけですが、こればっかりは感覚としか言えません。村上春樹さんは人によって好き嫌いが分かれる作家だと思います。
 久々に読んだら、昔の作品も読み返したくなってきたんですけど、今はその時間がないので、GWまで我慢です。

 それから、ベストセラーになった百田尚樹さん著「永遠の0」(講談社文庫)も少し前に買って読みました。こちらの作品は、内容も分かりやすく、誰が読んでも感動するものだと思います。私は、どちらかというと感動よりも、太平洋戦争時の戦艦や戦闘機がたくさん出てくるので、そちらの方に惹かれてのめり込みましたが、こういう発想は少数派だと思います(笑)。この本は、中高生に読んで欲しいと思う内容でした。

 さてさて、これから再び起案作業に戻ります。




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2013年4月25日 | コメント/トラックバック(1) |

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「AQUOS PHONE(アクオスフォン)Xx 203SH」を購入しました。

AQUOS PHONE Xx 203SHイメージ画像

 少し前からソフトバンク携帯(ガラケー)の調子が悪かったのですが、最近、とうとう電源が入らなくなりました。
iPhone5Sが新発売になるまで我慢しようと思っていましたが、さすがに機種変更せざるを得ず、最近、AQUOS PHONE Xx 203SHに変更しました。

 ソフトバンクショップに行ったら、iPhone5をイチオシされましたが(店員さん曰く「iPhoneに機種変更した人はその後もずっとiPhoneにしか変更しない。」、「ダントツで一番人気」とのことでした。)、iPhone5が出てから数か月経過していたこともあり、新しい物好きの私は3月8日に発売されたばかりのアクオスフォンにしたわけです。
 店頭でデモ機を試してみたときには、画面のタッチの精度がやや悪いと感じ、かなり悩みましたが、意外に使いやすく快適です。何より、iPhoneよりも画面が大きくて見やすい(4.9インチ)のがよいです。画面が大きい携帯は片手で操作がしにくいということで敬遠する人も多いらしいですけど、私は掌が大きいので、この点はマイナス要因にはなりません。ただ、ちょっとフリックが初期設定のままだと反応しづらいように感じますね。

 国産のスマートフォンは、操作性が悪いとか言われていますが、私が買ったアクオスフォンといい、最近ドコモから発売されたソニーのエクスペリアZなんかは昔のスマートフォンと比べて相当使いやすくなっていると思います。

 ということで、今後、どのスマートフォンを買うか悩んでいる方がいれば、iPhone以外も検討してみてはいかがかと思います。


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2013年3月29日 | コメント/トラックバック(0) |

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桜の季節になりました。

 東京は、今週末に桜が満開になって見頃みたいです。事務所の裏にも1本だけ桜がはえていて見事な花をつけています。
東京都内でお花見といえば、上野の公園、新宿御苑、千鳥ヶ淵、中目黒あたりでしょうか。実は、東京で働き始めてからまだ一度もお花見をしたことがありません。大学時代には国立に住んでいましたが、国立の大学通りは桜の木が道路の両側にあってよかったですね。ちょうど新入生の入学の時期と重なるので、新歓コンパが桜の木の下でよく開かれていました。

 今年はゆっくり見たいところですが、労働事件と家事事件の書面の起案がたまっていますので、事務所に来て大人しく仕事するしかなさそうです。ただ、広尾から恵比寿に至る道路(明治通り?)にはたくさん桜の木がありますので、気分転換に散歩してちょっとだけ見ようかと考えています。もしくは早めに仕事が終われば、夜桜見物もいいかもと思ったり。

 桜と言えば、故郷である京都の桜を思い出しますね。京都の桜の名所はたくさんありますが、中でも、醍醐寺は豊臣秀吉がお花見を開催したほどに桜がたくさんあっておススメできます。市内の中心部からはずれた場所にあるせいか、その他の寺社と比べて観光客の数は少なめですし。
 ただ、個人的には、八坂神社の近くにある円山公園の枝垂桜が一番好きですね。1本だけ大きな枝垂桜があり、毎年桜の季節には多くの花見客で混雑してしまうのですが、屋台もたくさん出ていてけっこう楽しめると思います。市内の中心部からほど近く、そのまま木屋町あたりに繰り出して2次会、3次会と楽しめるのもポイントが高いです。

 こんな風にブログを書いていると久々に京都に戻りたくなってきました…。きっと京都は大混雑しているんでしょうね。東京発京都行の新幹線は満席だと思ってあきらめることにします。

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2013年3月23日 | コメント/トラックバック(0) |

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麻布十番にラーメン「阿夫利(あふり)」がオープンするようです。

 今週末は、久々に三重に出張してきました。移動だけで疲れを感じてしまうのは、私も年をとったということなんでしょう…。ここ最近疲れが溜まっていて、先週の金曜日にはマッサージに行きたいと思い、以前にグル―ポンでチケットを購入した澁谷にあるマッサージ店に電話したんですが、予約が入っていて時間の都合がつかず、結局行けませんでした。グル―ポンは安くていいんですが、チケットに使用期限があるのに、行きたいときにスムーズに予約をとれないのはちょっと怖いですね。まぁ、使用期限は随分先ですから、それまでには予約もとれるはずで、大丈夫なんでしょうが…。

 そういえば、さきほど、hidden loungeの店長さんのフェイスブックコメントで知ったのですが、恵比寿の人気ラーメン店「阿夫利」の麻布十番店が今日(2月4日)オープンするみたいです。阿夫利といえば、事務所から徒歩3分くらいの距離にあり、行こうと思えばいつでも行けるわけなんですが、それでも美味しいラーメン店が麻布十番にオープンするのは素直に嬉しいです。麻布十番といえば麻布ラーメンが有名ですが、阿夫利ができれば深夜に行くお店の選択肢が増えますしね。

 



 

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2013年2月4日 | コメント/トラックバック(2) |

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恵比寿にある「俺のフレンチEBISU」に行ってきました。


 今日は労働審判で東京地裁に行っていましたが、そこで顔見知りの弁護士の先生と偶然お会いしました。「ストーカーっぱりにブログ見ています。」とおっしゃっていただき、「ストーカー」という表現の問題はさておいて(笑)、素直に嬉しく思いました。

 別の友人の弁護士からは「記事が面白くない。」と言われたり、一時的に私が掃除機のダイソンをベタホメしていたことから「ダイソンの隠れ営業社員」と言われたりしていたことを思うと、ほんとにありがたいお言葉でした。

 さて、昨日は閉店ギリギリの時間に美味しくてリーズナブルと噂の「俺のフレンチ EBISU」に行ってきました。入店直後にラストオーダーと店員さんから言われたので、急いで頼まなくてはと思い、複数の料理を注文しましたが、一品あたりの量の多さに驚きました。1品1人前と思っていましたが、3人前くらいの分量がありますね。かつ、味も美味しくて、安いと思いました。(3人でお腹がはち切れるくらいに食べて飲んでも1人あたり4000円くらいという安さでした。)
 残念なのは、オマール海老の料理や牛フィレ肉の料理等、人気の料理はすべからく品切れだったことですかね。店員さんに話をきいてみると、オマール海老の料理は、1日あたり入荷するオマール海老の数が限られているそうで、予約客が注文するとすぐになくなるそうです。あと、店外の席では、この季節だと料理がすぐに冷めてしまうことも悲しかったですね。
 でも、全体的には満足できるお店ですので、興味のある方はお試しいただければと思います。
 

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2013年1月31日 | コメント/トラックバック(0) |

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ロースクール生に薦める民事執行・保全法の本

 またまた更新が滞ってしまいました。毎日更新するのは意外と大変なものですね。フェイスブックなら2日に1回くらいのペースで更新しているんですが…。

 最近は、刑事事件が一段落して、民事事件に集中している状況です。で、そんな中、表題の本を業務の合間に何種類か参照にしたり、読んだりしていたわけですが、昔と違ってこの分野の基本書はかなり充実していますね。

 司法試験では正面切って問われるものではないですが、実務家にとっては必須の民事執行、民事保全。実務家であれば、中野貞一郎先生の民事執行法(青林書院)、瀬木比呂志裁判官の民事保全法(判例タイムズ社)民事執行の実務(不動産執行編、債権執行編がともに上下二分冊・金融財政事情研究会)民事保全の実務(上下巻。金融財政事情研究会)あたりが定番なんですが、学生には荷が重すぎると思います。調べものには最適ですが、通読は痛読になります(笑)。


 学生が選択するなら、中野貞一郎先生著「民事執行・保全入門」(有斐閣)、藤田広美先生著「民事執行・保全」(羽鳥書店)、平野哲郎先生著「実践 民事執行法 民事保全法」(日本評論社)、上原敏夫先生ほか著「民事執行・保全法 第3版」(有斐閣アルマ)、和田吉弘先生著「基礎からわかる民事執行法・民事保全法 第2版」(弘文堂)あたりが定番でしょうか。
 どれを選んでもいいと思いますが、私が読んだ感じでは、平野哲郎先生の「実践民事執行法・保全法」が一番面白くてわかりやすく、おススメですね。藤田広美先生の本、和田吉弘先生の本もスラスラと読めますが、これらはもう少し分量があればいいのにと思いました。

 さて、またこれから起案にとりかかろうと思います。





















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2013年1月24日 | コメント/トラックバック(0) |

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成人の日に思うこと

 今日は朝から縁あって、歯医師向けのセミナーに朝から参加しています。三連休の最終日ですが、たくさんの歯科医師が参加していて勉強熱心な姿勢に頭が下がります。
 そういえば、今日は成人の日でもあるんですね。今年も毎年同様、どこかの成人式が荒れるのでしょうか。成人式で暴挙に出る人の考えがよくわからず、どうしてやるんだろうとニュースを見るたび思うんですが、仲間内で騒ぐのが面白いという心境と集団心理が働いているんじゃないかと今になって思います。不良少年と同じく、禁じられたことをやるスリル、目立ちたいという感情等も混ざっているのかもしれませんね。
 でもですね、社会の一員である以上、決められたルールには従わなければならないわけで、ルールを破って他人に迷惑をかけることは決して許されることではないということをしっかりと認識して欲しいと思います。最近、担当していたある少年事件で、その少年に対して同じように話して諭しましたが、ルール違反は様々な対人トラブルを生み出し、場合によっては(刑法・特別刑法違反の場合等)他人の人生のみならず自己の人生も大きく変えてしまうおそれがあるんですから。

 ここで、私自身の人生を振り返ってみると、私も大学時代に部活の飲み会等で調子にのって酔っぱらってしまい、周囲の友人らに大迷惑をかけてきましたので、偉そうなことを言う資格はないんですが、同じ轍を踏まないようにという思いからのアドバイスと思ってもらえれば幸いです。

 

 

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2013年1月14日 | コメント/トラックバック(0) |

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弁護士の夢のカタチ

 業務の合間をぬって、昨年11月に出版された「弁護士の夢のカタチ」(日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター編著・安曇出版)を読みました。
本書は2部構成となっていて、第一部は独立を志向するある弁護士の架空のストーリー仕立てとなっています。架空のストーリーですが、各弁護士会の人数の推移データや一人事務所の数のデータ、一人あたりの受任事件数データ、中小企業の弁護士ニーズのデータ等の客観的なグラフをまじえて作成されていて、これから独立することを考えている弁護士や修習生にとっては参考になるところが多いと思います。

 そして、第二部はテレビで有名な北村弁護士をはじめとして各方面で活躍する弁護士、税理士、社旗保険労務士等によるメッセージで構成されていて、これもいろいろと参考になります。

 さて、今日もこれから一日仕事に取り掛かりたいと思います。


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2013年1月8日 | コメント/トラックバック(0) |

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新年早々「ブラック企業」を読みました。

 今日は、所用があって朝から弁護士会館に行ったんですが、なんとお休みでした。裁判所は4日からスタートしているので、それに合わせて開いていると思ったんですが早とちりでしたね…。

 事務所に戻ってからは、年賀状を一気に書き上げた後、今まで起案しています。ちょっと疲れてきたので小休憩ということでブログを更新しようかと。
で、今日紹介するのは、最近、書店で並んでいて気になったので買ってみた本「ブラック企業~日本を食いつぶす妖怪~」(今野晴貴著・文春新書)。

 この本の著者はNPO法人の代表として若者の労働相談に応じてきた方でして、自らの経験をベースに悪質な会社の実態を詳細に描いています。といっても、私自身は日々、いろいろな会社(を相手とする労働問題)の相談を受けていますので、読んでも特段驚くところはありませんでした。この本は、会社側が労働者を退職に追いやる手口(精神的プレッシャーを与えてうつ病に罹患させ、自主退職させる等。)や残業代の支払を逃れる手口(方法)について具体的に言及してあり、なかなかためになると思います。所々で首をかしげたくなるような記載もありましたが(やや極論かと思う箇所がありました。ただし、あくまで私の感覚に照らしてです。)、総じて、なるほどと思わされる内容でした。

 著者の言うとおり、現在の新卒者の就職状況は圧倒的な買い手市場ですので、安易に採用して気に入らなければ辞めさせるという方法が横行しています。経済学的な観点からは、いったん大量採用してしばらく様子を見た後に、能力の高い従業員だけを残し、それ以外の従業員は解雇する又は自主退職させるのが合理的かもしれません。しかし、これが本当に望ましい社会のあり方なのか、疑問があります。目に余る程に素行不良な従業員であるならば仕方ないと思いますが、そうでないならば従業員を会社が育てる(新卒社員は仕事ができないのが普通。)、従業員が育つまでは多少の不器用さは我慢するという寛容さを会社にもって欲しいと思います。従業員(労働者)にも生活がありますし、経歴は一生付きまとうものですから、会社(又は個人事業主)は責任をもって採用活動に取り組んで欲しいですね。


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2013年1月4日 | コメント/トラックバック(0) |

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