憲法
実務についてからはほとんど憲法、行政法をやる機会がない。
でも、僕は時折り、憲法の基本書を読み直してます。
司法試験に受かってから、それまで読んだことがない本にも何冊か目を通したけど、ダントツ分かりやすくてオススメなのは、芦部先生の「憲法」(岩波書店)ですね。これは、長年、多くの人の間で読み継がれているだけのことはあります。司法試験、国家公務員試験、地方公務員試験を問わず、マスターすべきです。
松井先生の「日本国憲法」(有斐閣)も分かりやすいんですが、プロセス的憲法観に立たれていて、少数説であることを念頭において読むのがいいです。
ちなみに、最近、成文堂から発売された佐藤幸治先生の「日本国憲法論」は、噂通り、表現の難しい記載がいくつかあり、初学者は避けた方が無難ですね。
あえて芦部憲法のサブテキストとして勧めるなら、有斐閣アルマの憲法ですかね。けっこう丁寧な内容で、もっと売れてもいい気がします。
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2011年9月11日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:法律学
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