平成30年度司法試験結果(短答式)
久々に司法試験ネタについて書きたいと思います。
平成30年の司法試験の短答式の結果が発表されましたね。受験者総数4805人、短答式合格者3238人で合格率は67.3%だったようです。
そして、驚くべきことに、予備試験組の合格率は99.5%(433人受験して、431人合格)だったようですね。法科大学院トップ合格率は、京都大学の88.9%。
予備試験組、恐るべしですね。法科大学院トップの京都大学よりも合格率がはるかに高いわけですから。
今後の法曹になるためのオーソドックスなコースは、①大学在学中から法科大学院合格に向けた勉強とともに予備試験の勉強を行い、大学在学中に予備試験・司法試験合格を目指す(法科大学院は保険的な意味合い)、②大学在学中に予備試験に合格できなかった場合には法科大学院に進学し、法科大学院進学後も予備試験を受験して合格を目指す、ということになりそうですね。というよりも既にそうなっているのかもしれません。
法科大学院の授業料やその間の生活費のことを考えると、予備試験→司法試験というコースがお財布にも優しいですし、予備試験通過組というキャリアは就職においても有利に働きそうな感じがありますから(そういう噂をよく耳にしますが、実際はどうなんでしょうか。個人的には、経歴よりも人柄や伸びしろが一番重要だと思うんですけどね。)、予備試験を受験する人は今後も増えそうですね。他方で、法科大学院受験者数は減少の一途をたどっているようで、寂しく思います。
一昔前の法曹への人気を回復するにはどうしたらいいんでしょうかね。以前は「司法試験に合格しても就職難」と言われていましたが、今はそうではないと思います。昨年から今年にかけては売り手市場と言われているくらいですから、(こだわりをもって選ぶのでなければ)就職先に困ることはありません。
また、売り手市場になっていますから、待遇も数年前に比べて全体的によくなっていると思います。他に気になることといえば、AIの発達による将来的な弁護士業務そのものの減少でしょうが、個人的にはそうなるのはまだまだ先だと思いますね。これは実際に事件を担当したことがないとわからない感覚だと思いますが、当事者が勝ち負けだけにこだわっていることは少なく(大企業はどうかわかりませんが。)、AIによる判断だけでは代替できないことが多分にあると感じています。
法曹(特に弁護士)は、ときには他人の人生に深く関わることもあって責任は重大ですし、日々新たな知識を補充すべく自己研鑽が必要ですから楽な仕事ではありませんが、その分やりがいも大きいといえます。ですので、興味のある方には積極的に目指してほしいと思います。まぁ、数年前だったら、就職状況も待遇も厳しいものがあったので、こんな風に積極的にはオススメできなかったんですけどね(笑)。
2018年6月8日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
GW真っ只中に半年間を振り返る
半年ぶりの更新になります。半年間も放置していたのは初めてかもしれず、マニアックなこのブログの読者もいなくなってしまったのではと不安に思いつつあります。
さて、世間ではこの半年間でいろいろなことがありましたが、私の生活は相変わらずです。仙台、福岡、大阪の3支店に行くとき以外は、ほぼ恵比寿にある事務所で
仕事しており、恵比寿駅直結のアトレに入っている有隣堂書店に立ち寄ることが日課となっています。あえて言うならば、最近、労働事件と交通事故事件、家事事件の3つの分野の依頼が増えた一方で刑事事件の依頼が減ったように感じます。まぁ、刑事事件は留置先の警察署への移動に時間がかかりますので、業務の負担という意味では楽になってよかったのかもしれません。
あと、ようやく念願だったバイクを購入したことが昨年度の個人的なビッグニュースと言えるかもしれません。あまり乗る暇がなく、初回オイル交換すら完了していないのですが、もっぱら、警察署や少年鑑別所にバイクで行くようになりました。司法修習中の就活資金(山口から関西、関東への移動交通費)が枯渇したことがきっかけで、それまで大事に乗っていたバイク(カワサキのゼファー1100)を手放したので、約10年ぶりの復活ということになります。
天候に左右されますから、もちろんバイクよりも車の方が快適度は断然上なんですが、開放感や運転する楽しさという点では車よりもバイクが勝っていると思っています。ということで、このブログを読んでくださっている皆様、一度はバイクに乗ってみてはいかがでしょうか。よく「バイクは危ない」、「転倒したら命を落とす」なんて言われますが、無理なすり抜けをしたり、スピード違反をしたりしなければ、意外と安全ですよ。
ということで、今日はこのへんで。GWで天気もよくて、まさにバイク日和なんですが、今日はおとなしく事務所で起案しています。
2018年5月4日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
法律事務所の業務停止による影響
あっという間に秋になりましたね。1,2か月に1回のペースでしか更新できていなくて、我ながら情けないところですが、来年こそは業務が落ち着いてもっと頻繁に更新できるのでは?と思っています(1,2年前も同じようなことを言っていたかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで)。
さて、ここ最近の法曹界におけるビッグニュースは、やはり、アディーレ法律事務所の懲戒処分だと思います。
景品表示法違反のニュースがあったときに、「誰かに懲戒請求もされるんだろうな」とは予想していましたが、その結果が業務停止になるとは予想していませんでした。
私の認識が甘いのかもしれませんが、アディーレ法律事務所は全国的に数十の支店を要する大きな事務所ですので依頼者さんも当然相当数いらっしゃることが容易に予想されるところ、これら多くの依頼者さんにとって重大な影響を及ぼす業務停止処分を弁護士会が下すとは思わなかったというのが私の本音です。業務停止になれば、委任契約は解約となり、依頼者さんが困惑する状況になりますからね。実際、東京弁護士会の相談窓口には相談の電話が数千件殺到していて、なかなかつながらない状況らしいです。
他方で、行政処分を受けたということは、「おそらく、アディーレ法律事務所が消費者庁からの広告に対する警告をそれなりの期間、無視していたのでは」と予想され(あくまで私の個人的な予想です。)、この点を踏まえると業務停止もありえるのかもしれません。過去に1回懲戒処分を受けていることも踏まえるとなおさらそう言えるのでしょうね。
いずれにせよ、今、やるべきことは、各地の弁護士会・弁護士が、アディーレ法律事務所との委任契約が解除されて戸惑っている多数の依頼者さんの相談に応じる、新たに委任契約を締結するなどして弁護士全体でサポートすることだと思います。アディーレ法律事務所から書面が順次、依頼者さん宛に送られてきているようですが、電話がつながらず相談できない、どこの法律事務所に新たに依頼したらいいのかわからない、といった悩みを多くの方が抱えて不安に思われているのではないでしょうか。
東京では、上記の通り、東京弁護士会が相談窓口を設置していますが、つながりにくいようですので、当事務所(琥珀法律事務所)としてもご相談いただけるのであれば、微力ながらできるだけお力にはなりたいと思います。お困りの方は、お気軽に電話で(場合によっては事務所にお越しいただいて)ご相談ください。
2017年10月19日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
近況報告
いつの間にか9月中旬になってしまいました。年齢を重ねたせいか、時間の経過を以前よりも早く感じるようになりました。
さて、今月から琥珀法律事務所の仙台支店及び福岡支店を開設しまして、九州、東北においても充実したリーガルサービスを提供できるように頑張っていこうと思っています。
ということで、しばらくの間は仙台と福岡に頻繁に出張する予定ですが、なかなか起案する時間を確保できなくてちょっと追いつめられています。
業務の効率化を図るほかないのですが、いざ効率的にやろうと思っても意外に難しいものです。そもそも、弁護士の仕事は一言で表すと「(依頼者ごとの)オーダーメイド」で、本来、効率化に向かないものですからね(事実関係は依頼者ごとに全て異なるわけで、一つとして同じ事件はありません。)。
弁護士になる前は、「弁護士費用ってどうしてあんなに高いんだろう。」なんて思っていたのですが、弁護士として仕事をするようになるとその疑問は解消しました。上記の通り、基本的に依頼者ごとのオーダーメイドだからです(一般的に、オーダーメイドの商品は量産品に比べて手間がかかり、その分値段も高くなっていますよね。)。弁護士が「職人」と言われる所以ですね(最近はあまりそう言わなくなった気もしますが)。その他、弁護士は報酬から事務所の賃料や電話代、事務員の給料等を支払わないといけないことも関係あります(けっこう毎月の支出が多いということです)。
さて、話がそれてしまいましたが、今日はこのへんにして業務に戻ろうと思います。
2017年9月21日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
東京都内の不動産市場
いつものことながらしばらく更新するのを忘れていました。
前回更新したときから今日までの間にいろいろなことが世間で起きてますね。直近だと、共謀罪法案が強引に可決されたことやイギリスで起きたタワーマンション(高層マンション)火災が大きなニュースになっています。
共謀罪法案の危険性については、たくさんの弁護士や学者、有識者が発言されていますので、ここでは触れません。私があえて言うとすれば、国民はもう少し国家権力に対して懐疑的であるべきということですね。
で、タワーマンションについても、私はそんなに詳しくないので特に述べることはなく、日本でこのような火災が起きないよう、また、起きたとしても延焼しないように徹底してもらいたいと願うのみです(ちょっと耳にした話では、日本は建築基準法や消防法が厳格に定めているので、タワーマンションで火災が起きても延焼しないということなんですが、本当なんでしょうかね。)。
さて、ここ数年に限っては、2020年の東京オリンピックブームもあってか、東京都内の不動産価格が上昇しつつあるようです。もっとも、既に値下がりを始めているなんて言われたりもしています。
いずれにせよ、もうしばらくは不動産市場の好況は続くと思いますが、長い目で見たら、東京に限らず、日本全国の不動産は全て値下がりするのではないかと個人的には思っています。
というのも、よく言われていることですが、毎年新築マンションが建設されて住戸数は増えていっていること、他方で人口は大幅に減少しつつあること、建物については年々老朽化していくこと、という単純な理由があるからです。東京の一部エリア(中央区や港区など)についていえば、「人口は増えつつある」と言われていますが、これはこれから数年の話であって、20年後、30年後には当てはまらないでしょう。資産価値が維持できる不動産は、本当に限られたエリアの限られた物件だけだと思いますね。
どうして突然こんな話をしたかと言うと、実は、私の住んでいるマンションは旧耐震基準のマンションである上に、既に築35年を経過しており、「売るなら(引越するなら)値上がりしている今かな。」なんて思って、いろいろ不動産市場について調べ始めたからなんです。
住み替えを検討するにあたって、それなりに大きな駅に近い、品川駅と羽田空港にアクセスがよい、街に活気がある等の希望をふまえて、都内の新築マンションの資料を取り寄せて分析したり、気になるマンション近くの街を歩いて散策したりしていました。
そして、辿り着いた結論ですが、「今は値段が高くなりすぎているので、買い控える。ただし、どうしても住みたいと思えるような素敵な不動産が出てきたら検討する。」という消極的なものです。上述したとおり、将来的な値上がりを期待して不動産を購入するべきではないと考えており(このことは、長期住宅ローンを組む場合に特にあてはまります。)、「値下がってもかまわない。どうしてもここに住みたい。」と思えるかどうかが選択の基準だなと。このように思える物件が見つかったら、その価格も踏まえて購入を検討しようと思います。
最後に、どうでもいい話ですが、上記のように、東京都内の不動産に興味を抱いたことがきっかけで、東京都内の街について分析している本を何冊も読みました。
今は、池田利道さん著「23区格差」(中央公論新社)、泉麻人さん著「大東京23区散歩」(講談社文庫)を同時並行的に読んでいますが、後者は23区内の街の様子について細かく書かれています。実際に街に散歩に行くときに手元にあって参考にすると面白そうと思いますね。
2017年6月15日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
とうとう民法が大改正されますね。
私が司法修習生だった約9年前から、「民法が大きく改正される」という話題が出ていました。しかし、その後、なかなか
内容がまとまらないのか、改正されないままに今日まで来ましたが、今日ようやく改正民法法案が参議院でも可決され、成立することになりましたね。施行がいつになるのか気になりますが、公布から3年以内らしいです。
このような大改正があったとき、私達法曹関係者は、当然ですが、改正民法の内容を把握しなければならず、仕事の合間に勉強することになります(2,3年後の司法試験受験生も同様ですね)。
もっとも、私は、けっこう法律の基本書を読むのが好きなので、この作業自体は全く苦ではありません。一番ネックなのは、これから発売される民法の基本書、コンメンタール等を買い足さなければいけないということですね。けっこうなお金がかかるわけで…。
これから、しばらくは民法の解説本をたくさん読んで知識を補充していきたいと思います。ちなみに、直近で発売された書籍には、旧民法と改正民法が併記されているものもありますね。利用者のふところに優しくて嬉しい限りです。
2017年5月26日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:法律学
2017年のGW
長かったゴールデンウィークがあけて、今日から出勤です。今年のゴールデンウィークを振り返ると、結局、今年もどこかに旅行にいくことはありませんでした。
ずっと自宅近辺にいるのもどうかなと思い、最近興味があった金沢へ行くことを考えましたが、ホテルを調べると満室。
ゴールデンウィーク恐るべしですね。
今年は、法律書、小説、新書問わずいろいろな本を読んで過ごしましたが、振り返ってみると、それはそれで有益だったような気がします。たまっていた本を一気に読めてすっきりしましたしね。ちなみに、乾くるみさん著「セカンド・ラブ」(文春文庫)は、同氏著の「イニシエーション・ラブ」(文春文庫)と並んで、最後に驚きの展開があって面白かったです。単なる恋愛小説ではないところがよいですね。
今日から徐々に仕事モードに切り替えていきたいと思います。
2017年5月8日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
ゴールデンウィークはどうしましょうかね。
久々の更新です。3月、4月は、送別会や歓迎会の飲み会が多数あってバタバタしておりました。ようやく落ち着いてきたと思いきや、世間はゴールデンウィークの真っ只中ですね。
2017年の今年は弁護士になってから10年目ですが、弁護士になって以来ゴールデンウィークを楽しんだ記憶がありません。でも、それは仕事が忙しいという理由ではなくて、そもそも、混雑している場所に行くのが苦手という私自身の性格、大荷物を持って移動するのが嫌い(旅行が苦手)という私自身の性格が原因です。ゴールデンウィーク中はどこも混雑しますしね。
今年は、暦通りに勤務しても、今週水曜日から日曜日まで5連休となりますが、今日、明日あたりでどうやって過ごそうか決めたいと思います。
読みたい本が沢山あるので、「読書して過ごす」というのも一つの方法ですが、これだと味気ないですね。自宅か近所のカフェくらいに行動範囲が限られますし。仕事が休みなので「夜中まで好きなだけ飲む」というのもありですが、普段からよく飲んでるのでゴールデンウィークにあえてやることではないですね。
その他、思いつくものとして、欲しいバイクを見に行く、欲しい車を見に行くというのがありますが、バイクは駐車場がそもそも空いてないので購入できない(見に行っても虚しい)、車は駐車場が空いてるものの現時点ですごく欲しい車がない(見に行っても購入しないことが確定)、とうことでどちらも却下です。
どうやって過ごすかを決めるのも簡単ではないですね。せっかくなんで有意義に過ごしたいと思います。
それでは、このブログを読んでくださっているある意味ツウな皆様、よいゴールデンウィークをお過ごしください。
2017年5月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
恵比寿、中目黒の桜の開花状況
いつの間にか4月になってはや5日が経過しました。私の場合、4月になったからといって、従前と業務が異なるわけでもなく、また、部署異動があるわけでもないので、粛々と業務対応しています。
さて、4月といえば、桜の季節ですが、今年は日本全国どこでも開花が遅いようですね。私は、いつも自宅から恵比寿までバスで通勤していますが、通勤中に明治通りの桜をバスの窓から眺めるのが日課となっています。「渋谷橋」のバス停から「広尾一丁目」のバス停に至るまでの間、桜が道路の両脇に立っているので綺麗です。
今年は、3月末の時点でもあまり開花していなくて、いつ満開になるんだろうと思ってましたが、今日、出勤するときに見てみるとほぼ満開に近い状態でした。
知人のフェイスブックを見ると、中目黒の目黒川沿いの桜も今日、明日あたりが満開だそうです。ということで、お花見希望の方は今日、明日あたりがちょうどよいと思います。中目黒は相当混んでいるらしいですが。
そういえば、久しくお花見(飲み会)をしていないことに気づきました。私の出身大学がある国立市は大学通りの両脇に桜が植えられていて、新歓コンパはお花見というのが鉄板だったことを思い出しますね。「夜桜を見つつ、酒を飲む」というシャレオツな飲み会を来年あたりに開催したいという思いをいただきつつ、この1年も頑張りたいと思います。
2017年4月5日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
季節の変わり目に…
またまたしばらく更新していませんでした。先々週末から出張続きだったもんで。
その上、急に寒くなったりするせいで、体調が芳しくなく、風邪ひきそうになったりしてました。
東京について言えば、昨日、今日と2日続けていきなり寒くなってまして、過ごしにくい日々が続いていると思います。
東京以外の都市はどうなんでしょうかね? 明後日から1泊2日で大阪出張でして、どんな服装で行けばいいのか悩ましいところです。
さて、次の出張に向けて、大阪のホテルを予約しようとしましたが、相変わらず、ホテルの空きが少ないですね。海外からの観光客は減っていないんでしょうか。いつも宿泊する東横イン梅田東は既に満室となっていて、いろいろ探していたら、なんとか淀屋橋にあるアパホテルを見つけ、予約できました。
ちなみに、ブッキングドットコムというサイトで宿を検索してみたら、大阪だけでなく、京都や東京もけっこうホテルが埋まっているようです。桜の季節に合わせて観光客も増えているのかもしれないですね。
こういう旅行ネタに絡んで、最近、格安海外旅行会社「てるみくらぶ」の破産申し立てが話題になっていますね。これ、ニュースの内容を見る限り、相当な負債を抱えていて、どうしてここまで負債が膨れ上がったんだろうと疑問に思っています。
そもそものビジネスモデルに無理があったんでしょうか。
いずれにせよ、てるみくらぶに申し込んで海外旅行に既に行っている方々の帰国の飛行機が用意されない可能性も出ているとのことで、けっこう衝撃的なニュースだと思います。
このような大型の法人破産の場合、裁判所が相当な実績のある弁護士を管財人に選任し(本件では、既に有名な先生が管財人に選任されていますね。)、その管財人が債権者数、債権総額等の調査を行うという流れになりますが、数万人単位の債権者がいるようで相当大変な作業だと思います。
私は、中小企業の法人破産の申し立てをしたことがありますが、それでも個人破産に比べて大変だったという思いがあり、
上記のような大型法人破産事件は想像がつかないですね。
では、今日はこのへんで。
2017年3月28日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記