国策捜査って?


今日は接見の行き帰り&自宅に戻ってからの時間を使って、佐藤優氏著「国家の罠」(新潮文庫)を読み終えました。
この本では、しきりに「国策捜査」という言葉が出てきて、国策捜査とは何ぞや?という問いに対する回答を教えてくれます。ネタバレするとよくないので、ここで内容には踏み込みませんが、検察官の定義する「国策捜査」がはっきりする上に(文庫の内容が真実であることを前提とすればですが)、外務省専門職員の仕事、外務省の内部、官僚と政治家との付き合い、組織というものの実態等が垣間見れる点で面白いですね。

実は、私はけっこう検察関連の書籍が好きでして、田中森一氏著「反転」(幻冬社)、同氏著「検察を支配する悪魔」(講談社)、三井環氏著「権力に操られる検察」(双葉新書)などなど、いろいろ読んでます。内容はどれも衝撃的なものでしたけど、実際のところはどうなんでしょうかねぇ。検察官ではないので、なんとも言えませんが、取り調べの際に検事が使うテクニック(調書の取り方とか)なんかはホントなんだろうなと思います。

留置場や拘置所内での世間と隔離された生活、その中で行われる国家権力を背景とした取調べは想像以上に怖いものです。恐怖心から、やってもいない犯罪を認めてしまうことは十分あり得る話だと思います。だからこそ、どんな被疑者、被告人にも我々弁護士がついて弁護することが必要不可欠なんですよね。
たまに「なんで犯罪者の方もつの?」なんて質問されることがありますが、その理由の一つは上記の通りですよ。

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