71期二回試験


 昨日は、司法修習生が弁護士・裁判官・検察官になるための登竜門、通称「二回試験」(司法研修所の卒業試験。司法試験から数えて2つ目の試験なので「二回試験」と呼ばれています。)の合格発表でした。
今年は、不合格者が16名だったとのことですので、よほど大きなミスをしない限り合格できたのではないかと思います。受験者数が約1500人ですから不合格率は1パーセント程度だと思います。
 こうなると、周囲からは「99パーセントも合格できるのだから余裕だろう」と思われるかもしれませんが、だからこそ、プレッシャーはものすごいものがあります。「1パーセントの中に入ったらどうしよう」、「不合格だった場合、周囲からどう思われるんだろう」っていう恐怖感はなかなか大きいものです(少なくとも、私が受験したとき、私はそう思っていて怖かったです。)。72期の司法修習生のみなさんにはプレッシャーに負けることなく頑張ってほしいと思います。

 二回試験の合格発表の季節になると、私自身の体験を思い出してしまいます。私の場合、初日の試験科目である民事裁判において、大失敗をしてしまったため、不合格間違いなしと思っていました。初日の失敗によって意気消沈し、その後の4科目(刑事裁判、刑事弁護、民事弁護、検察)については「どうとでもなれ」という投げやりな気持ちで全く緊張することなく受験したことをよく覚えています。リラックス?して受験できたので、よかったのかもしれません。
 結果として、合格していたのですが、我ながら「よく合格できたな。」というのが率直な感想でした。私が受験したときは、不合格者数は101名、不合格率は5パーセント強でした。検察科目による不合格者が多かったと記憶しています。

 私の場合、受験が終わってから合格発表までの間に、翌年の二回試験までどうやって過ごそうかといろいろ悩みました。憂鬱だったため、同期の修習生らとの卒業旅行にも行けませんでした。
 今年不合格となった修習生についても、来年度の二回試験までの過ごし方について同じようにいろいろと悩まれるかもしれません。もしかしたら、内定先から内定取り消しを受けるかもしれませんし、そのまま内定先で事務員として雇ってもらえるかもしれません。しかし、いずれにせよ、今年の試験のミスを分析した上で、不合格となった修習生同士で密に連絡を取り合い、来年度の試験までモチベーションを維持することが何より重要だと思います。
 二回試験に落ちても来年度合格すればよく、合格した修習生に比べて弁護士になるのが1年遅れたとしても、その後の努力次第で容易に追い抜けます。ということで、今年不合格だった修習生のみなさんには、早く気持ちを切り替えて、頑張ってほしいと思います。
 

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