究めるのは難しい。
今日は、労働法を人に教える機会があって、基本書を見直しました。
弁護士として、労働事件に携わるようになって早2年が過ぎようとしていて、労働法についてはある程度自信がついてきたところだったけど、ここにきて労働法の理解が甘いことに気づかされた。
普段からこまめに知識補充することが大事だなと。仕事中はもっぱら書面作成ばかりで時間が取れず、空いた時間を上手く利用して、今後もこまめに勉強せねば(~_~;)法律を究めるのに王道はなく、先は長いです。
ちなみに、労働法の基本書といえば、実務家として菅野和夫先生の本は外せない。でも、個人的には、水町先生の労働法が読んでいて面白く感じる。司法試験の受験生なら、水町勇一郎先生の本と判例集、演習書で司法試験に十分対応できると思う。国家公務員総合職試験の受験生なら、択一問題しか出ないから、有斐閣から発刊されているアルマ労働法が比較的コンパクトにまとまっていて丁度よいかと。もしくは、信山社のプラクティス労働法もよいですね。
企業の法務部勤務の方は、菅野先生の労働法は必須で、あとはお好み次第ですかね。
今後もいい本、新刊本などがあれば紹介していきます。
有斐閣
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2011年9月1日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |