少年院後の再犯率は高い?


少年院を出た後の少年の再犯率が、約40パーセントっていう記事が発表されてました。一般的な感覚からすると、予想以上に高いと驚かれた方が多いんじゃないでしょうか?
でも、少年事件も何度も担当してきた経験からいうと、私はあんまり驚きませんでした。少年が非行に走る原因は、少年自身の問題もありますが、家庭の問題や交友関係も大きく関係していることが多いです。ですので、いくら少年院で矯正教育を施しても、出た後に戻る家庭環境等が同じであれば根本的な問題解決に必ずしもつながるとは限らないと思います。少年自身の性格矯正に加えて家庭環境の改善、交友関係の改善(いわゆる悪友との関係を絶つこと等)、新たな就業先や通学先の確保もやらないといけないと思いますが、現実的には難しいところなんでしょう。特に、家庭の問題にどこまで介入できるのかは微妙な問題を孕んでいると思います。

付添人(成人では弁護人といいますが、少年の場合は付添人といいます)として活動する以上、両親への説明&環境改善も試みますが、家庭ごとにいろいろな事情があって、そう簡単にはいかないところに少年事件の難しさがあります。
でも、私としては、それでも根気よく、できるだけ少年の利益になるように今後も頑張りたいと思います。

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