GWはどこに行こうかな?
世間は本日からゴールデンウィークに突入しましたね。5月2日は当事務所もお休みにして、みんなにゴールデンウィークを堪能してもらうことにしました。
ということで、私もゆっくり過ごそうかと思いましたが、仕事がたくさんたまっているという現実があり、結局、事務所に出勤しているという状態です。
実際には、これといった趣味がなく(読書は好きですけど)、家にいても手持ち無沙汰になるということもありますが。
でもですね、せっかくのゴールデンウィークなので、せめて1日くらいはどこかに行ってみようかという気持ちももっています。5月2日に仕事で大阪に出張する予定なんですが、翌3日は今のところ、予定が入っておらず、この機会に大阪近辺をふらっと旅してみたいという欲求があります。
関西で観光といえば、京都、奈良の寺社仏閣を思い浮かべる人が多いのではと思いますが(私の偏見ですけども)、京都出身の私は、友人の観光案内で京都の有名な寺社をほとんどまわっておりまして(しかも、複数回。例えば、清水寺には10回くらい行ったことがあります。)…。
ちなみに、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンには、未だに行ったことがなく、行ってみたい気持ちがあるんですけど、さすがに、35歳の男一人で入るのは勇気が必要で、今回は却下です(笑)。
ということで、目指すは奈良となりそうですが、洛南高校時代に勉強合宿をした高野山にも久々に行ってみたいと思ったり、また、世界遺産になった熊野古道にも興味があります。あとは、大阪の堺市にある日本最大の古墳(仁徳天皇陵)もいいですね。最有力候補は、行ったことがない熊野古道でしょうか。
でも、ゴールデンウィーク中なので、有名な観光スポットはどこも混んでるのかもしれませんね。
いずれにせよ、5月3日に仕事のことを気にせずにいられるよう、5月2日までは仕事に集中したいと思います。
2016年4月30日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
中村文則さんの文庫新作
昨年と異なり、今年度は少しでもブログを更新しようと思っての投稿です。
今週月曜日の夜から関西に入り、火曜日に大阪での業務を終えてその日の最終新幹線で東京に戻ってきました。
今回の出張でも、大阪のホテルが軒並み満室であったことに加え、滋賀県での所用がありましたので、南草津駅前にあるホテルに泊まりました。
お値段は、深夜にチェックインしたということもあってお値引きしてもらい、一泊6500円。室内がけっこう綺麗だったことを踏まえると、まぁまぁかなと。できれば、5000円以下であって欲しいのが願いですけど、駅前の好立地なので仕方ないですね。大阪までJR一本で移動できるので、利便性も良いですし。
ちなみに、ちょっと奮発して大津プリンスホテルへの宿泊も検討したんですが、こちらは確か、一泊2万円オーバーでしたので、諦めました(笑)。
さて、そんな出張の移動の合間、ホテルでの休息の合間に、中村文則さんが書いた「去年の冬、君と別れ」(幻冬舎文庫)を読みました。文庫化されたのが最近でして、少し前に購入したのですが、なかなか読む時間をとれず、しばらく置いたままにしてました。
内容については、他の作品同様に独特の表現があって面白く、さらに、結末も予想外で楽しませてもらいました。
もっとも、中村文則さんの作品は、なんというか、ちょっと癖があるので、好き嫌いがはっきり分かれるのではないかと思います。私は大好きなんですけどね。今回の作品は、個人的には、「教団X」(集英社)よりも面白いと感じました。
それから、最近、池上彰さんが書いた「世界を動かす巨人たち<政治家編>」(集英社新書)も読みました。こちらは、中村さんの文庫と違って、さらっと流し読みができるくらい、わかりやすく書かれています。
ロシアのプーチン大統領を筆頭に、中国の習近平、アメリカのヒラリー・クリントンら著名な政治家6人についての読み物で、世界情勢に関する教養を深めるにはもってこいの本ですね。
私はこれまでに池上彰さんの書いた本をけっこう読んでるんですけど、どれも本当にわかりやすく書かれています。ここまでわかりやすく、また、面白く書けるのはすごいことだと思います。
ということで、政治や世界情勢等に興味のある方には、入門編として、池上彰さんの著作をおすすめします。
今日はこのへんで。
2016年4月28日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
最近の弁護士の就職状況って?
珍しく、短い頻度で更新します。
法曹人口拡大という方針のもとに、新司法試験になってから合格者数が増えたのは周知の事実です。
参考までに、新司法試験開始以降の合格者数は以下の通りです(旧司法試験と併存していた時期(特に平成18年)は当然、新司法試験の合格者は少なめですね)。
平成18年 1009人
平成19年 1851人
平成20年 2065人
平成21年 2043人
平成22年 2074人
平成23年 2063人
平成24年 2102人
平成25年 2049人
平成26年 1810人
平成27年 1850人
上記の通り、平成26年、平成27年の直近2年間では、合格者数が2000人台から1800人台に減りました。とはいっても、旧司法試験では、最大時で合格者は1500人くらいでしたから、そのときと比べると、まだまだ合格者数は多いといえます。そうすると、相変わらず、新人弁護士の就職難は続いているのかなと思えるところです。
ですが、従前と比べると、最近の弁護士の就職状況はよくなっているとの噂を最近耳にしました。本当のところはどうかわかりませんが、本当だとすれば、やはり2年連続で合格者数を少なくしたからでしょうか。もしくは、弁護士業界全体の景気?がよく、求人が増えたからでしょうか。ほかに考えられる理由として、企業や官公庁の弁護士求人が増えたということもあるかもしれません。
いずれにせよ、弁護士の就職難が解消されつつあるということであれば、弁護士を志す人がもっと増えると思いますので、法曹業界にとって望ましいことですね。あとは、司法修習の貸与制を廃止すれば、さらに法曹志望者が増えると思うんですけども。なお、私は、「司法試験に合格さえすれば、全員就職できて然るべき」とは考えていません。そんな待遇が保証されている業界はどこにもありませんので。そうではなくて、従前の就職難が少し度を過ぎていたかなと思う次第です。
2016年4月23日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
今後は大阪出張が増えます。
しばらくの間、私の机の上がカオス状態になっていたので、本日、数時間かけて整理整頓しました。
FAXやら郵便やらが次から次へと届くので、少しの間でも置いておくと大変なことになることが身に染みました。
明後日には尋問がひかえているので、今日、明日でしっかり準備したいと思います。
さて、久々のパソコンネタになりますが、琥珀法律事務所を恵比寿で立ち上げてから本日まで、レノボのTHINK PAD(シンクパッド)X220 を利用していました。
ところが、最近になって、容量オーバーでドロップボックスの更新ができなくなり、以前に予備で購入していたパナソニックのレッツノートを使うようになっています。
上記の2機種はどちらも携帯性がよく、人気の商品なのは周知のことだと思います。
でも、両方使ってみた感想は、1 キータッチはシンクパッドがよい、2 値段もシンクパッドがお得、ということで、私としてはシンクパッドをイチオシしますね。今は、上記の通り、レッツノートを使っているので、新たに購入するのはもうしばらく先になると思いますが。
なお、私が見る限りでは、弁護士業界では、シンクパッド使用者よりもレッツノート使用者の方が圧倒的に多いように思います。なんででしょうかね…、パナソニックの方が信頼性があるのかな…。
で、ここで本題ですが、琥珀法律事務所は平成27年に法人化し、同年に大阪事務所(最寄駅はJR天満駅、地下鉄南森町駅になります。)を開設しています。本来なら、私が開設当初から大阪事務所に頻繁に足を運ぶべきだったのですが、東京地裁案件を複数抱えていたために、なかなかまとまった日数を大阪事務所で過ごすことができずにいました。
で、ようやく、ここ最近になって徐々に時間を作れるようになってきたので、遅ればせながら、来週から毎週1日以上は大阪事務所に行くことにしました。本当は、毎週月曜日、火曜日を大阪事務所に出勤しようと思っていましたが、既に期日が入っている関係で、これを実現できるのは7月以降になりそうです。それまでは、週1回でも大阪事務所に顔を出します。
ということで、関西圏の皆様、今後ともよろしくお願いします。
最後に余談ですが、最近、大阪市内のホテルの予約がとりにくいです。海外からのお客さんの影響なんでしょうかね。大阪事務所近くにある東横イン、アパホテル、ホテルイルグランデ(このホテルを知ってる人は大阪通でしょう。)はほぼいつも満員で、なかなか予約がとれません。また、一泊の値段も相対的に上がってきている気がします。一泊5万円以上の高級ホテルの空室はチラホラあるんですが、その金額を出して泊まろうという気にならないのが私です(まぁ、大多数の人がそうだろうと信じてます(笑))。そういうときは、ホテルを諦めて、事務所近くのネットカフェによく泊まっています。
でも、年をとったせいか、昔と違って、ネットカフェで泊まるのはやや辛いと感じるようになってきました。朝起きても疲れがとれないんですよね。ネットカフェはそろそろ卒業かなと感じている今日です。
ということで、今後は、大阪のホテルを予約できないときには、奈良や京都、神戸等の周辺都市のホテルを視野に入れていこうと思います。京都については、大阪以上に観光客がたくさんいて予約がとれない気もしますが。
2016年4月16日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:日記
BoogieBoard(ブギーボード)が意外に便利
今日は、仕事の合間に、更新です。
少し前に事務所を退職する事務員さんからブギーボードをいただきました。実は、事務所を現在の場所に移転する前の時点で、友人から開業祝いにブギーボードをもらい、利用していたのですが、どういうわけか、ある日突然、そのブギーボードがなくなり、困っていたところでした(せっかく開業祝いとしていただいたのに、Mさん、ごめんなさい。)。
ということで、久々にブギーボードの使用を再開したわけですが、今回いただいたものは、Bluetoth対応で、パソコンにメモのデータを転送できるという優れものです。
急な電話がかかってきて、メモを残さないといけないときに紙がない、こんなときにブギーボードは便利ですね。もっと、法曹界に浸透してもよいアイテムだと個人的には思っているのですけども…。
2016年3月30日 | コメント/トラックバック(0) |
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結婚詐欺とは?
約半年ぶりの更新になります。事務所の法人化、大阪事務所の開設等で昨年度は忙しなく動いていましたが、今年は昨年よりもゆっくり過ごせそうな感があります。
ということで、久々にブログを更新しようと思い、何について書こうかなと思っていたところで、最近、結婚詐欺で逮捕された女性のニュースをみかけましたので、その話題に触れたいと思います。なお、細かい点に言及すると話が長くなるので、以下ではざっくりとした記載にしておきます。
もともと、男女間では「将来的に結婚しようね。」、「○○と結婚することしか考えていない。」等という話が出るのはよくあることで(と独断で思っています。)、これを反故にしたからといって全てが詐欺になるわけではありません。
刑法246条は「人を欺いて財物を交付させた場合」、「人を欺いて財産上の利益を得、又は他人にこれを得させた場合」に詐欺罪が成立すると定めています。
ここでポイントなのは、詐欺罪が成立するには、1・人を欺いて、2・人に錯誤を生じさせ、3・その錯誤に基づいて財物・財産上の利益を交付させる、という要件を満たす必要があることです(なお、詐欺未遂罪の成否については話が長くなるので述べません。)。
すなわち、結婚する気がないのに結婚すると嘘を言っただけでは、3の要件を満たさないので詐欺罪は成立しません。また、「当初結婚する気があったけども、途中で気持ちに変化があり、結婚をお断りした」というのであれば、これは欺く行為がないので1の要件を満たさず、やはり詐欺罪は成立しません。
さらに、結婚する気がないのに結婚すると嘘を言い、結婚してくれるものと誤解した相手方にいろいろと奢ってもらったりしても詐欺罪が成立するわけではありません。1の欺く行為が相手方の財物・財産上の利益の交付行為に向けられていないからです(ここはちょっとわかりにくいかもしれませんね。)
結婚詐欺がいわゆる「詐欺罪」に該当するには、財物・財産上の利益を得るために結婚するという嘘をついて、相手方を誤信させ、相手方から財物・財産上の利益を交付させることが必要になります。そして、これらの事項を立証できる証拠がどれだけあるかが極めて重要になりますね。
今回ニュースになっている案件では、報道内容が正しいとすれば、結婚する気がないのに「結婚して二人で住むための家のリフォーム費用として必要」という嘘をついて(欺く行為が相手方にお金を交付させる行為に向けられています。)、相手方に錯誤を生じさせ(相手方は、結婚するのに必要と誤解していた。)、相手方から実際にお金を受け取っているので、詐欺罪に該当し得るわけです。
一般的には、1の欺く行為があったか否かの証明が難しいのですが、LINE(ライン)やメールの履歴は客観的な証拠として重要でしょう。
2016年3月6日 | コメント/トラックバック(0) |
平成27年度司法試験合格発表
9月に入って急に気温が下がった感がありますね。暑がりの私にとってはありがたいことですが、急な寒暖差に体調を崩された方も多いのではと思います。
さて、今日は司法試験の合格発表日ですね。合格者数を1500人程度に減らすべきとの提言があったので、今年の合格者数は1500人~1800人と予想していましたが、意外にも1850人でした。
しかしながら、合格率は23.07%(合格者数1850人÷受験者数8016人)に留まっており、それなりに厳しい試験ではないかと思います。合格率3%台の旧司法試験に比べれば、だいぶ優しくなったわけですが、それでも法科大学院入学者数が年々減少しているのは、法科大学院卒業後に受験回数の制限があること、司法試験合格後の就職率が芳しくない(又は新人弁護士の待遇が低下している)こと、法科大学院の学費(人によっては予備校費がプラス)がかさむ上に司法修習中が無給であること等が影響しているのではないでしょうか。
法科大学院への進学を躊躇する理由が仮に上記の通りであるなら、確実なのは、予備試験合格を目指しつつ、(私立に比べて)費用が安く、かつ、司法試験の合格率も高い、さらに合格後の就職率もよい国立大学法科大学院も併せて志願するのが無難と思いますね。今年の合格率は、予備試験経由、一橋大学、京都大学、東京大学、神戸大学、の順らしいので、予備試験とこれらの大学院を目指して一生懸命勉強するのが法曹になる近道でしょう。予備試験に合格できなかかったとしても、予備試験にむけた勉強は当然、司法試験対策にもなりますし。
ただし、上記の法科大学院の合格率が高いのは、入学した時点で入学者にそれなりの学力があることに加え、入学後も周囲を意識しながら必死に勉強したからにほかならないと思います。周囲が必死に勉強していると、焦って「自分も勉強しなくては」と思って必死にやるはずで、その効果は相当大きいのではないでしょうか。
余談ですが、私は一橋大学法科大学院の出身の先生に、合格率が高い理由を尋ねたことがあります。私は、教育内容がよいのかな(少人数のゼミ等が充実しているのかな)と思っていましたが、かえってきた答えは「みんな、めちゃくちゃ勉強していますよ。」とのことでした(笑)。
最後に、今年は、久々に試験問題漏えいの話題が出てきました。答案の出来が良すぎて、採点者の目にとまったとのことですが、一体どんな答案を書いたのか、そこが一番気になりますね。
ちなみに、私の場合、司法試験本番で、憲法の問題を検討して「これはけっこう書けるぞ」と意気込み、8頁いっぱい憲法の答案を書いたことで時間が足りなくなり、行政法で4頁ちょっとしか答案を書けなかったいう苦い思い出があります(当時は公法4時間という試験でした。)。普段は、時間的に憲法で5~6頁、行政法で5~6頁の合計10~12頁しか答案を書けなかったので、上記のような結果になることは簡単に予想できるはずなんですが、そこが試験本番の怖いところですね。公法の試験が終わった瞬間に「落ちた」と思い、しばらく立ち直れなかったことをよく覚えています(笑)。
2015年9月8日 | コメント/トラックバック(0) |
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離婚事件の相談について
ここ最近、離婚事件の相談が多く、労働事件の相談よりも件数が多いくらいです。離婚するかどうかは、結婚するかどうかと同じく、人生においての大きな岐路で、相談にはきたものの、そもそも、離婚してよいのかどうか決断できない方が多いのが特徴ですね。
悩まれている方から「どうしたらいいですか。」とよく質問されますが、私としては、最終的には本人が判断すべき事柄であるとの考えを前提に、「数十年後の未来を想像できるかどうか(残りの人生を一緒に過ごすことをイメージできるかどうか)」、「今後、これまでの関係を改善できるかどうか」と問われて、「(答えが)NO」であれば離婚を前向きに考えてもよいのではとアドバイスしています。もちろん、それだけで全てを決定できるわけではないですし、別居開始の時期や離婚の時期を別途検討することにはなりますが。
「離婚する場合、どんなことが問題になるのか」、「どんな風に今後進行するのか」という質問もよく受けますが、(1)離婚するかどうか(相手は離婚に同意しているのかどうか)という点以外に、(2)財産分与(夫婦の財産を原則として折半することになります。ここにおける「財産」とは端的にいうと、婚姻後に夫婦で貯めたものを意味し、相続で得た財産や婚姻前の貯金等の財産は含まれません。)、(3)離婚慰謝料(どちらに有責性があるかによります。)、(4)年金分割(厚生年金、共済年金)(納付実績によります。)、(5)婚姻費用(別居後離婚成立するまでの生活費の支払)は一般的に問題になると思います。
そして、夫婦間に未成年の子どもがいる場合には、上記に加えて、(6)どちらが親権者となるか、(7)養育費の支払額(夫婦双方の収入を参考に、養育費算定表によって決定することがほとんどです。)、支払期限(原則20歳までですが、大学卒業時の22歳までと定められる場合もよくあります。)、(8)面会交流の方法、頻度が問題になります。
その他、相手方に不貞行為(いわゆる「不倫」)がある場合には、(9)不倫の相手方に対する慰謝料請求も別途問題になります。
で、その大まかな流れですが、裁判外での交渉から始まり、そこで合意に至らない場合には調停を申立て、調停が成立しなければ訴訟というイメージをお持ちいただければと思います。上記(1)の離婚すること自体に合意がある場合には、訴訟に至ることはめったにないですね。
「解決までにどのくらい時間を要するか」という質問もよくありますが、これは事案によるとしかお答えできません。早ければ1,2か月で離婚に至る場合もありますが、長引くと2年程度かかることもあります。離婚することに相手方が反対している場合や、どちらが親権者となるかについて争いがある場合には、長引く傾向にありますね。特に、親権について争いがある場合には、第一審だけで終わらずに控訴審までいくことも珍しくありません。
以上、離婚するかどうか悩まれている方の参考になればと思います。
2015年6月7日 | コメント/トラックバック(0) |
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最近の事務所状況
そういえば、久しくブログを更新していないなぁと思い立ち、久々に更新します。前回の更新日から本日までの間にいろいろなことがありました。
最も大きな出来事は、独立以来3年間親しんだ事務所を新たに移転したことですね。弁護士を増員したことで前の事務所が手狭になったので、事務所拡大のために移転した次第です。移転先の事務所(恵比寿幸和ビル8階)では、相談室の数も増えましたので、従前に比べて相談予約を入れやすくなりました。
また、弁護士数が増えたことで私個人の仕事量は減り、事務所にお泊りする回数も従前に比べて減りました。おかげさまで、最近は健康的になってきた気がします(笑)。相変わらず出張は多いのですが、移動時間中に睡眠時間を確保できますので、まだまだやれそうな感じです。
弁護士増員に比例して案件数も増えるかどうかは現時点では不明ですが、今後は事務所の各弁護士がそれぞれの得意分野を磨き、様々な案件に対応できるようにしたいと考えています。
その他、事務所とは関係ないことですが、最近、中村文則さん(Amazon著者ページ)という芥川賞作家の小説にはまっています。私はなかなか寝つきが悪いので、寝る前にほぼ必ず本を読むのですが(そうすると自然に睡魔に襲われて快適に眠れるんです。)、中村文則さんの小説は、独特な文体というんでしょうか、その文体に魅力を感じるとともに、ストーリーも面白く、読んでいて厭きません。村上春樹さんの小説を初めて読んだときも感動したのですが、それと同程度の感動がありました。ちなみに、「掏摸(スリ)」(河出文庫)は、大江健三郎賞受賞作で少し前に本屋さんでよく宣伝されていたので、ご存知の方も多いと思います。
あと、イチオシの作家は朝井リョウさん(Amazon著者ページ)ですね。「桐島、部活辞めるってよ」(集英社文庫)が一番有名な著作だと思いますが、「少女は卒業しない」 (集英社文庫)、「もういちど生まれる」 (幻冬舎文庫)なんかもかなり面白いと思います。
とブログを書いていたら、こんな時間になっていました。今日はそろそろ帰宅して、明日の朝からまた仕事します。
2015年5月19日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:仕事
移動の合間に読書
今年に入ってから、中国地方、関西地方への出張が多くあり、その分、移動時間がけっこうあります。移動時間に仕事をしたいのですが、依頼者さんの個人情報を人目にさらすわけにはいかず、移動時間中はもっぱら法律関係書籍の読書で時間を費やすということになります。
そんな中、少し前に発売された弁護士の北周土先生編著の「弁護士 転ばぬ先の経営失敗談」(第一法規)をようやく読み終えました。
複数名の弁護士の体験談で構成されており、事務員とのトラブル、依頼者とのトラブル等について具体的な事例が紹介されています。読んでいて、「あるある~」なんて思うこともあって、(特に、独立したばかりの弁護士にとって)有益なんですが、欲を言えば、もう少し多くの実例を盛り込んで欲しかったなというのが読んだ感想ですね。
他の事務所の弁護士の失敗談を垣間見れるという点で、他に類書はなく、一読する価値はあると思いますね。
さて、今日は、事務所での相談を終えたので、これから愛知県に出張しに行ってきます。
2015年3月14日 | コメント/トラックバック(0) |
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