資格試験、公務員試験等の勉強法

[`evernote` not found]
Delicious にシェア

昨日は久々に台風が関東地方を直撃しましたね。毎週水曜日は定時に帰宅することを習慣にしていたのに、今日は東京の電車がほぼ全線ストップでしたので、諦めて事務所で起案してました。でも、運行状況が気になって仕事に集中できず、非効率でした。

弁護士業務もメリハリつけてやらないとダメですね。これってあらゆる仕事の基本であるのみならず、司法試験を始めとする資格試験勉強にもあてはまると思います。なかなか試験に受からない人は、勉強方法が非効率であることが不合格の大きな要因になってます。勉強する気はあっても、どう勉強したらいいいのかわからない人は意外に多いです。

かくいう私も受験生時代は、随分非効率な勉強をしていました。とりあえず基本書(専門書)を読んで知識をインプット⇒たくさん知識がある方が受かりやすいと錯覚⇒いろんな基本書(専門書)に手を出し、さらにインプットを繰り返すという悪循環に陥ってました(~_~;)でも、資格試験、公務員試験等の就職試験はゴールからやるべきことを逆算して考えないとダメです。そうするとあらゆる試験は、論文試験なら答案用紙にどれだけ正確な論述をできるか、拓一試験(マークシート方式のもの)なら正確かつ確実な知識でいかにスピーディーに正解にたどり着けるかが重要だと気付くはずです。要はアウトプット重視なんですよね。いくら知識をたくさん身につけても、曖昧な知識では択一試験でスピーディーに正解に辿り着けませんし、論文試験で答案上に示すこともままなりません。

あらゆる試験に必要なことは、過去問を分析して出題傾向、出題範囲を分析した上で、出題率の高い範囲から順にメリハリつけて潰していくことでしょう。少なくとも、過去問で問われたことは数年おきに形式を変えて繰り返し問われることが多いですから、過去問は繰り返して択一試験なら正答率90%以上にすること、論文試験なら過去問を読んだら答案の構成が頭に思い浮かぶくらいのレベルにもっていくべきです。ほとんどの試験はこのやり方で対応できます。毎年出題傾向が変わる試験なら別でしょうけど(笑)必要なのは正確かつ確実な知識であり、その知識を効率的に身につけるには、インプットも同じテキストを何度も繰り返すことがベストです。1回目より2回目、2回目より3回目と繰り返すにつれて読むスピードが上がっていき、効率的だからです。

以上のことは自らの経験のみならず、周囲の同業の友人との会話、私が個人的に教えている某試験受験生を見ていて思ったことで、間違ってないと思います。

他の弁護士のブログも見たい方は、コチラからどうぞ→にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ / 人気ブログランキングへ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

トラックバック

コメント

  1. 税理士になれない私 より:

    先生のご意見を参考に一年間頑張りたいと思います。
    ブログもお気に入りに登録しました。更新楽しみにしております。
    お仕事お忙しそうですが、頑張って下さい。
    お体大切に。


コメントをどうぞ

このページの先頭へ