刑事弁護には七夕も関係ありません。

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 昨日は七夕でしたね。でも、七夕には意識が向いておらず、接見に行った帰り道で浴衣姿のカップルやある警察署の近くのショッピングモールに出店していた屋台を見てようやく気づきました。そういえば、ここ最近は土、日をフルで休んだことがない…(ー_ー)
 でも、刑事事件では、緊急に対応しなければいけない依頼が多く、対応いかんによって依頼者の一生を左右するわけですから、休日が云々なんて言ってられません。今はひたすら努力して依頼者の期待に応え、精進するのみです。

 昨日も急な依頼が入り、もともと予定していた接見を終えた後に引き続き別の警察署へ接見に行きました。依頼を受ける側として思うことは、逮捕後の依頼が早ければ早いほどやはり対応しやすいということですね。勾留決定が出た後に依頼されると勾留決定が出る前に依頼された場合よりも身柄を解放することが難しくなる(取りうる手段が限られる)、被害者のある自白事件において示談によって不起訴とすることが(時間的に)難しくなる、否認事件においては依頼が遅いと捜査機関の誘導にのった調書が作成されてしまう等が典型例です(もちろん事案によりけりですが)。
 刑事弁護を弁護士に依頼する場合にはできるだけ早く連絡をとって依頼することが何よりも重要だと思います。

 さて、最近は、「弁護士が教える法律スレスレ恋愛術 なぜ酔った女性を口説くのは『非常に危険』なのか?」(長谷川裕雅先生著・プレジデント社)を本屋で見かけて買いました。別にタイトルに興味をもったわけではなく(私は女性を口説く度胸がありません。)、弁護士が書いているということで買っただけですのであしからず…。
 この本は、男女の関係において、どんなときに違法になるのか(犯罪となるのか)についてたくさんのケースを挙げて論じています。でも、そこで挙がっている例は、一般的なものも含まれているものの、性にかなり積極的な方でないと遭遇しないもの(場面)が多いように感じました。未成年との交際とか風俗でのお話しとか…(笑)。いつもの通り、移動時間や就寝前の時間を利用して読み終えましたが、この本を読むと、女性と接するのが怖くなってしまう可能性がありますので(笑)、読むにはちょっとした覚悟が必要かもしれません。ちなみに、タイトルは上記のとおり「酔った女性を口説くのは…」とありますが、中身は男性編、女性編と区別して論じられていますので、女性が読んでも面白いと思います。

 

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