準強姦で内柴選手逮捕。

最近、柔道の金メダリストの内柴選手が準強姦の被疑事実で逮捕されましたね。

強姦罪は、犯行を著しく困難にする程度の暴行、脅迫を用いて女性をその意思に反して姦淫することですが、準強姦罪は、暴行、脅迫を用いなくても、女性の心神喪失・抗拒不能に乗じ、又は女性を心神喪失・抗拒不能にさせて姦淫した場合に成立します。例えば、お酒を飲ませて女性を泥酔させて、姦淫すれば準強姦罪は成立します。また、男性が積極的にお酒を飲ませていなくても、自ら飲みすぎて泥酔した女性を姦淫しても同じです。

お酒の勢いでことに及ぼうとする男性はけっこういそうな気がしますが(勝手な想像に過ぎませんけど)、お酒の勢いを借りる(その勢いで告白する)のとお酒を姦淫の手段として利用することは同じではなく、後者は決して許されない重大犯罪であることを肝に命じておかないといけません。それから、「お酒を飲みすぎて覚えていない」なんていう言い訳はほぼ通じませんし、女性の同意があった、合意の上だった等と言っても泥酔状態(心神喪失状態、抗絶不能状態)においてなされた同意、合意をもって、女性が真に同意、合意していたものとは言い難いでしょう。あくまでお酒はコミュニケーションを円滑にするものにすぎないこと、それゆえ節操をもって適度な分量を飲むこと、を忘れちゃダメですね。


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2011年12月7日 | コメント/トラックバック(0) |

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今年の修習生の就職状況は?

新64期の二回試験も終わって、いよいよあとは結果発表だけですね。僕が所属している事務所には新人が2人入所予定ですが、2人とも受かってて欲しいと切に思います。その分、仕事を分担できるんで(笑)

今週は一息つけると思ってたんですが、相変わらずバタバタした一週間になりそうです。ところで、今年の修習生は最終的に何割就職できたのか、気になりますね。身近な知り合いの話だと、10月くらいになってけっこう就職が決まった人がいるようで、最終的な就職率は前年より少し悪いくらいかもしれません。

僕が修習生のときには、就職先として企業や官庁という選択肢はまだ少数派でしたが(「人気が出始めたとき」という方が正確かもしれません)、最近は安定しているということで、修習生にかなり人気があるようです。普通に事務所にイソ弁として就職しても、ボス弁次第では完全な買い手市場の下でキツい条件で働かされることもあることを考えると、妙に納得できます。
でも、日本全体が不景気な状況ですから、企業に入っても安心とは言いきれないとも思います。
結局のところ、事務所であっても、企業であっても、確固たる未来が保障されてるわけではないので、何がやりたいかで進路を選ぶのが一番いいんじゃないでしょうか。でも、その前提として、修習生に十分な選択肢が確保されてなきゃいけないわけで、事務所、企業にかかわらず、就職先が圧倒的に不足していることが大問題ですね。

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2011年12月6日 | コメント/トラックバック(0) |

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電子書籍化がブーム?

最近、下記記事に見られるような電子書籍化の話題をよく目にします。本を読むのに、いろんなアクセスがあることはもちろんよいことだと思いますが、個人的には紙媒体が好きで、電子書籍を購入する予定はないですね。

うまく表現できないんですが、紙のもつ温もりとでもいうんでしょうか(笑)、新品本を買ったときの手触りや匂いも全部ひっくるめて本を買うんだと思うんです。はたして、電子書籍は流行るんでしょうか。

新潮社、「新潮新書」全作品電子書籍化へ – 電子書籍情報が満載! eBook USER

 「現代を知りたい大人のために 700円で充実の2時間」をキャッチコピーに新潮社が発行する「新潮新書」が全作品電子書籍化されることが明らかになった。

 『バカの壁』(累計430万部)、『国家の品格』(累計260万部)、『人は見た目が9割』(累計110万部)などのベストセラーを生んできた新潮新書。同社ではこうした話題作など約60点をすでに電子書籍化しているが、新潮新書発刊当時からの全作品を順次、電子化していくこととなった。

 今後、新潮文書発刊当時からの全作品を、月30点ほど電子書籍化していく予定。BookLive!、Reader Store、LISMO Book Store、ソフトバンクブックストアの4電子書籍ストアで半年間先行配信される。ソフトバンクブックストアをのぞけばブックリスタ陣営といえるBookLive!、Reader Store、LISMO Book Store。出版社が大量の電子書籍化の作業を取次に依頼した交換条件として、こうした一定期間の先行配信になっているとみられる。


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2011年12月4日 | コメント/トラックバック(0) |

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大阪はどうなる?

昨日、橋下徹さんが大阪市長に当選し、大阪維新の会の松井さんが大阪府知事に当選しましたね。

大阪府民の改革に向けた期待の現れでしょうけど、果たしてうまくことが進むかどうかはまだまだ分かりません。でも、少なくとも、地方自治のあり方はこれまでとは変わってくるんじゃないでしょうか。大阪都構想の実現には私も少し期待しています。大阪の人は、すごいパワーがありますので、意外に早く改革が実現するなんてこともあり得ますね。私は京都出身で、関西人というカテゴリーでは大阪の人と同じカテゴリーに分類されますが、関西の中でも大阪人のノリ、勢いは別格ですごいです。商人の街と言われてますが、商人らしくさっぱりした性格の人が多いです。裏がない人が多くて、付き合いやすいですし、しかも、基本的にボケて笑いをとってナンボの世界です(笑)。ボケてスベっても気にせずまたボケるというメンタルの強さは仕事でも強みを発揮するはずです。あぁ、こうやってブログ書いてると久々に大阪に行きたくなってきますね。年末に実家に帰れれば、大阪にも立ち寄ってみようと思います。

大阪で思い出しましたが、万城目学さんの「プリンセストヨトミ」(文春文庫)は映画にもなった小説で、大阪を舞台にしたものですが、かなり面白かったです。興味のある方は是非御一読を(⌒▽⌒)個人的には、京都を舞台にした「鴨川ホルモー」(角川文庫)よりも楽しめました。

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2011年11月28日 | コメント/トラックバック(0) |

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二回試験後は何する?

あと、2日くらいで新64期の二回試験も終わりますね。全体的に今年の問題はどうだったんでしょうか?民事裁判の傾向変化の噂を聞いているんで、その他の科目も気になるところです。

さて、修習生の皆さんは二回試験後に卒業旅行や実家に帰って友達と飲んだりといろいろ計画してるんじゃないでしょうか。働き出したら、まとまった休みはなかなか取れませんし、最初は仕事と社会人としてのマナーを覚えるのとで忙しい日々が続きますので、今のうちに好きなことをして過ごすのがベストな選択だと思います。でも、そうは言っても、働き出すと基本書をゆっくり読んでる時間はあまりないはずですので、最低限の知識補充をしておくことが大事です。特に民訴法、民事執行法、家族法(町弁になる人は特に)、会社法あたりは、まとまった時間に再確認しといた方がいいです。

それから、初出勤に備えて、スーツやカバンなんかを買い揃えておくことも忘れちゃいけませんし、引越しする人は物件選びも必要ですね。物件選びにあたっては、事務所にあまりに近い場所の物件を選ぶとプライベートとの区別がなくなりそうですし(休日でも気づいたら事務所にいるなんてことになりかねません。)、かといって遠いと通勤が大変です。適度な距離の物件を選ぶのをオススメします。あと、賃料も重要なポイントですね。弁護士は弁護士会費や奨学金の返済、個人年金等でけっこうお金が出ていきますので、無理は禁物です。

ちなみに私の場合は民裁で大失敗して凹んでいたので、修習地の山口に挨拶に行ったこと以外は、専ら家にひきこもっていて、気分転換にたまにドライブしてました。あまりに凹みすぎて、同期の何人かで企画していた卒業旅行をキャンセルするくらいでしたから、そのときの精神状態はかなりヤバかったですね。今となっては、いい思い出の様な気もしますけど(; ̄ェ ̄)もちろん、合格発表があってから引越し先の物件を選び始め、苦労しました。結局、短期間で選ばざるを得なくなり、不満の残る引越しとなりました。1年ちょっとでまた引越しちゃいましたね。う〜ん、我ながら見事な無駄遣いでした(笑)。

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2011年11月24日 | コメント/トラックバック(0) |

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イー・モバイル(ポケットWi-Fi)の利便性

今、仕事からの帰り道で、PocketWi-Fiを利用して電車内でブログ書いてます。
けっこう前からイー・モバイルのPocketWi-Fiを利用してましたが、パソコンのUSBポートと接続する充電器が壊れてしまい、また、ACアダプタの充電器も見当たらず、しばらく利用不能でした(; ̄ェ ̄)
で、本日(もう昨日ですね)、ACアダプタの充電器を見つけ、復活を遂げたというわけです。

利用して気になることは、私が今使ってる機種は1年以上前のもので、今流行りの高速Wi-Fiではないため、接続に時間がかかるということです。
また、ルーターの電池のもちもあまりよくなく、毎月の接続料金からすると満足感は低いですね。(電池のもちは新型でどこまで改良されたのか分かりませんが)
ですが、何だかんだ言ってもこれがあるおかげで屋外でもインターネットに気軽にアクセスできてるんで、贅沢言っちゃダメかもしれません。

ただし、スマートフォンを利用していて常時パソコンサイトにアクセスできる環境にある人にとっては必要性は高くないでしょう。私の場合、未だにスマートフォンには乗り換えておらず、携帯でパソコンサイトを思う存分に開くことができない環境にいるため、上記の通り、けっこう重宝しています。

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2011年11月21日 | コメント/トラックバック(2) |

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二回試験の傾向変化?

一昨日、新64期修習生の二回試験が始まったようです。初日の科目は民事裁判だったらしいのですが、どうやらこれまでとは傾向が違ったようです。
基本的には、民事裁判は要件事実起案と事実認定起案に分かれますが、今年は要件事実の問題が正面から要件事実をメインできいてくる内容ではなかったようです。(あくまで私が間接的に聞いた話で、実際に問題を見てませんので真偽はわかりませんが…。)
多くの修習生は面食らったんじゃないでしょうか?もしかしたら、あまり書けなくて落ちたと思っている人もいるかもしれません。でも、心配しすぎるのはよくありません。二回試験は基本的に「落ちない」試験です。1科目中で、よほど大きなミスを複数犯さない限り大丈夫ですから、気にせず、次の科目にむけて頑張って欲しいですね。

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2011年11月20日 | コメント/トラックバック(0) |

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写真アップデート方法覚えました。

灯台 私、実はパソコンのスペック等には関心があってけっこう詳しいんですが、ブログを書く、ツイッターを使いこなすといったことになると全然ダメで、最近必死に勉強しています。
本日、画像アップ方法をようやく把握できました(笑)。弁護士業だと、ワード、エクセルくらいしか普段使わないので、仕事を通じて覚えることがないんですね、少なくとも私の場合は…。これから半年間くらい、ちょっとずつ勉強して、パソコンに強い弁護士を標榜できるようにがんばります。

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2011年11月18日 | コメント/トラックバック(0) |

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「僕は君たちに武器を配りたい」を読みました。

今、京都大学の准教授、瀧本哲史先生の講義が学生に大人気らしいです。
瀧本先生は東大出身で、外資系コンサルを経て客員准教授になられたようで、実務家的な視点からの講義を一度聴講したいですね。

そんな瀧本先生の著書「僕は君たちに武器を配りたい」(講談社)が相当売れているみたいです。それもそのはず、読み始めると面白くてとまらず、一気読みしてしまいました(^-^)/ この本はこれから社会に出る学生だけでなく、社会人、経営者らが読んでもとても刺激的で楽しめると思います。経営、社会人の心構え、ルールに関する本はこれまで何冊も読んできましたが、これが断トツで面白かったです。 ー

このブログを読んでくださっている読者のみなさんにも是非オススメします。

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2011年11月18日 | コメント/トラックバック(0) |

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二回試験を再受験?

二回試験。その響きを聴くだけで嫌な記憶が思い起こされます。
二回試験とは、司法研修所の卒業試験であり、司法試験に受かってても、二回試験に落ちると法曹になれないという恐ろしい試験です。合格率90パーセント以上ですが、だからこそ逆に怖いんですね。絶対に落ちられないというプレッシャーは凄まじく重いです。
科目数は全部で5科目(民事裁判、刑事裁判、検察、民事弁護、刑事弁護)で、一日1科目、午前10時くらいから午後5時半くらいまでぶっ続けでひたすら答案作成(起案)するというハードな試験です。
この試験で、僕は1科目目の民事裁判で大失敗してしまい、残りの4科目を受験するのは苦痛でした。不合格を確信していましたが、無事に受かってると知ったとき、嬉しい気持ちより何とも言えない安堵感に包まれました。僕の経験からすると、よほどの失敗をしない限り落ちることはないので、修習生は過度に不安にならないようにして欲しいです。

で、Facebookから、以下のサイトを教えてもらいました。
http://shindanmaker.com/38331

ドキドキしながら試してみた結果、無事に合格でした\(^o^)/
久々の緊張感、しっかり味わえました(笑)

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2011年11月16日 | コメント/トラックバック(0) |

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