接見のタイミング
昨日も事務所で起案した後で接見してきました。
事務所を出たのが午後10時を過ぎていて接見開始は11時過ぎの予定でした。
刑事弁護をやってみないとわからないのですが、警察署の留置場では、だいたい午後8時半から9時過ぎまで就寝準備があり、接見はできなくなってます(もちろん絶対できないわけじゃなくて、警察署の留置場の職員さんにかなり嫌がられるし、けっこう待たされるという意味ですが)。
というわけで、多くの弁護士はこの時間を避けて接見していると思います。だけど、午後7時半から午後8時半までの時間帯と午後9時から10時までは弁護士接見が重なることが多く(複数人の先生が接見にやってくる)、古い警察署には接見室が1つか2つしかないので、運が悪いと相当待たされることになります。
ちなみに東京では湾岸警察署と原宿警察署、西が丘分室は新しくて接見室がいくつもあり、待たされるという経験はほとんどありません。酒井法子さんは湾岸警察署、SMAPの草なぎさんは原宿警察署に入ってましたね。
で、昨日は、滅多に混まない午後11時過ぎから接見開始予定にしていたので、待ち時間もなく、余裕で終電に間に合うと思ってました。しかし、なんと、昨日は先に2人の先生が接見に来ていて、2個ある接見室はどちらも使用中で順番待ちの状態(~_~;) さらに、どうやら私が警察署に着いた時間より5分くらい先に来たようで、接見は始まったばかり。結果的に1時間待たされました(´Д` )
そんなわけで接見開始は午前0時半。見事に終電逃してタクシー帰宅でした。
なんとか接見室数を増やしてもらえないかな…。あとは、接見待ちの弁護士がいたら、留置係の職員さんが接見中の弁護士に知らせる様な運用にしてくれたらいいのに。そしたら、接見中の弁護士は、待ち人がいることを意識して若干早く終わらせてくれる様な気がする。多分、自分もそういう場合には早めに終わらせようとすると思います。
接見って奥が深いですよ。
2011年10月12日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:仕事