弁護士と依頼者との関係

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インターネットでブログなんかをチェックしていると、弁護士に依頼したけど、その対応に不満を持たれている方がけっこういるようです。私も、友達から「親が頼んでいる弁護士が全然仕事してくれない」、「弁護士から請求された報酬が高すぎる」って相談を受けたことが覚えている分だけでも3件あります。

でもですね、その弁護士さんの対応、仕事がいいか悪いかは簡単には判断できないんですよね。訳あって、様子見している(進捗状況を見守る)ことだってありますし、裁判がどういう風に進んでいるのかにもよりますし。
ただ、一つだけ言えることは、その弁護士さんがちゃんと依頼者に説明、報告してないってことです。誰であれ、何の連絡もなければ、不安になるし、放置されているんじゃないかって不信感を抱くのは当然だと思います。弁護士と依頼者とは信頼関係に基づいて委任契約を締結するわけですから、僕たち弁護士は信頼関係にヒビが入らないようにこまめに報告、連絡、説明することをしなきゃいけないはずです。逆にいうと、それをしっかりやっておけば、依頼者との関係でトラブルはずっと起きにくくなるのは間違いないです。

こんなこと当たり前だって思われるかもしれませんが、弁護士は一人で数十件の事件を担当していることが多いためか、その当たり前のことをしなかったり、忘れたりする人がいるんです。だからこそ、上記のような相談が僕にくるんですよね。僕自身もそういうことがないように気を引き締めたいと思います。

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