税務についても勉強しなくては。

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 法律相談を受けていると、税金について質問されることが度々あります。例えば、和解で得た和解金について確定申告が必要か(もちろん必要です。)、申告する場合には何所得になるのか等。あと、相続税についての質問も多いですね。

 昨日は、税理士の先生とお話しする機会をいただきましたが、お話を伺った後、税務に関する相当程度の知識を身につけることの必要性を再認識しました。法律相談の際に税金を巡る諸問題について質問されたときに「その点は、税理士の先生に確認してください。」という回答をすると、依頼者は今度は税理士に相談しなければならなくなって二度手間ですから、依頼者の満足をより一層高めるためには、弁護士も相当程度の税務に関する知識を身につけないといけませんね。税法について勉強しなければと思いながらも、なかなか時間を確保できずにいましたが、今後はこまめに時間を有効活用して勉強したいと思います。まずは、三木義一先生著の「よくわかる税法入門ー税理士はるかのゼミナール」、「よくわかる法人税法入門」(いずれも有斐閣選書)あたりを読んで、税法の基礎を思い出したいと思います。どちらの本も、非常に読みやすく、税法をこれから勉強する学生さん(特に、司法試験で税法を選択予定のロースクール生)にはイチオシです。

 といっても、あまりに複雑な問題について質問された場合には明確に回答することは難しいので、外部の信頼できる税理士さんに相談することになるでしょう。知ったかぶりをして回答することは危険ですし、依頼者にとっても利益となりませんので。

 さて、これから自宅に戻ってひと眠りする予定ですが、刑事事件の共犯者の弁護人の先生方との打ち合わせが午前中にありますので、遅れないように気をつけたいと思います。

 

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