2019年司法試験合格発表
今日は、午後から出張相談を行い、事務所に戻ってきてからアレコレと業務をこなしていました。
そんな中、ふと、ニュースを見て、今日が司法試験合格発表日であることに気づきました。
今年の合格者数は1502名、合格率は33.6%とのことです。法科大学院入学者数が毎年減少していて、受験生の数自体が減ったことがこの合格率につながったんでしょうね。
このくらいの合格率だと、司法試験はけっこうおススメできる試験といえるのではないでしょうか。現在は5回受験できるようですが、5回とも不合格となるリスクは小さいように思います。勉強の方向性を間違えない限り、一定の努力をしていれば合格できるはずですし、昨今の人手不足から、合格したら基本的に就職できますので(少なくとも、東京都内の法律事務所は売り手市場となっています。)、数年前みたいに「合格したけど就職できない」というリスクも低いといえます。
その他、気になるのは、法科大学院ごとの合格率ですが、今年もダントツの合格率は予備試験合格者でした。80%超えの合格率をたたき出していますので、予備試験に合格してから司法試験を受験するというのが一番手堅いコースといえますね。予備試験があるからといって、法科大学院の存在意義が全く失われるわけではありませんが(私にとっては法科大学院の授業はけっこう魅力的でした。まぁ、教授や科目にもよりますけど。)、法科大学院に行くとお金も時間もかかってしまいますので、まずは予備試験を目指すのが王道になると思います。
2019年9月10日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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