六本木のクラブで殺人事件発生

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9月2日の深夜に六本木のクラブ(踊る方です。)「フラワー」で物騒な殺人事件が発生したようです(→六本木のクラブ、目出し帽集団に殴られ男性死亡 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞))。300人程度がいるところへ10人くらいが金属バットを持って殴り込みに入り、暴行後にあっという間に出て行ったとか‥。金属バットで狙い撃ちですから、殺意は間違いなくあったんでしょう。でも、明確な殺意を持った計画的犯行であるならば、どうして目立つクラブ内で実行に着手したのかがよくわからないですね。いずれにせよ、一刻も早く犯人を逮捕して欲しいと思います。

上記事件とは関係ありませんが、金属バットでの殴打による殺意に関連する話があります。上記事件が発生する1日前に、元関東連合という暴走族のリーダーだった石元太一さんの自叙伝『不良録 関東連合元リーダーの告白』(双葉社)を本屋で見かけて一気読みしてました。石元さんは関東連合に所属していたときには、「(金属バットで殴っても)人は簡単に死なない」と認識していたようです。一般的には理解し難い感覚ですが、実際に行動していた本人が自己の経験からそう言ってるわけですから、あり得ない感覚ではないんでしょう(なお、石元さんは、今は認識を改めているようです。)。

少年事件を担当していると、似たような感覚の少年に出会うことがたまにあります。少年には、打ち所が悪ければ人は簡単に死んでしまうということや行為の危険性、被害者家族の心情等を家庭や学校を通じてもっと認識させて、危険な行為に出ないように徹底することが必要ですね。


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